2016.02.24 Wednesday

どうすればメッセージが見つかるか?

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    エキサイトレビューに「プロを目指す文章講座で本当に読まれている必読書10冊」を書いた。
    宣伝会議『編集・ライター養成講座 上級コース』の課題本の紹介だ。

    その中の一冊は、野口悠紀雄『「超」文章法』(中公新書)。


    第1章のタイトルは“メッセージこそ重要だ”。
    メッセージというのは「読者にどうしても伝えたい内容」のこと。
    文章を書く作業の出発点は、メッセージの明確化である”。
    「どうすればメッセージが見つかるか?」についても本書はていねいに答える。
    ただしそれは、(当然なのだが)“考え抜くしかない”という身も蓋もないものだ。
    “考えぬける環境を整備することが重要”
    “対話の過程でメッセージが見つかることも多い”
    “自分の専門分野には、メッセージがあるはずだ”

    これ、でも、自分一人でやると、なかなかうまくいかない。
    そこで、講座では、講座としてその環境を整備し(みんなで取り組むことでやり方がわかってくる)、講師であるぼくが講座やチャットで対話していく。
    自分の専門分野をつくるために、1つの小さなきっかけとなるメッセージをみつける。
    メッセージを明確化することが、講座の前半の大きなキーとなる。
    自分の中の核を見つけたいと思ってる人は、ぜひチャレンジしてみてください。
    関連リンク
    Q&A「宣伝会議編集ライター講座 上級コース」シーズン7
    自分だけの小さなテーマをみつけること
    講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」
    宣伝会議公式サイト
    2016.02.19 Friday

    自分だけの小さなテーマをみつけること

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      宣伝会議『編集・ライター養成講座 上級コース』がスタートします。
      上級コースという名で敷居が高くなっていますが、上級というよりも、実際には「実践コース」です。
      自分が書いて、自分が編集して、実践として学んでいく講座です。
      同じことを同じように学ぶのではなく、自分自身のテーマを見つけて、それぞれがテーマについて学んでいく。
      講座の前半は、まず自分の書くべきテーマを探し、発見していきます。
      テーマといっても、大げさなものじゃない。
      逆に大きすぎるテーマではなく、小さなテーマにすべきです。
      それについて一ヶ月一生懸命調べたり考えたりしたら一番になれるようなテーマにしぼる。
      たとえば、ぼくは「こっくりさん研究家」です。
      日本に、こっくりさんを研究して何かを書いている人は3人ぐらいしかいない。
      しかも、そのうち2人は、どちらかというと「こっくりさん」で10円玉が動く理由を科学的に解明して、それを説明する方向の研究です。
      ぼくは、こっくりさんがどのように遊ばれ、どのように伝わっているかを軸にしています。
      「こっくりさんっていますか?」と聞かれて、「いませんよ」と答えない研究発表者は、おそらくぼくぐらいです。
      (ぼくは、「こっくりさんという現象はあります」と答えます)
      こうなると「夏の怖い話特集」でこっくりさんについての記事がほしい人や、番組をつくろうとしている人が、ぼくのことを見つけてくれます。
      夏になると仕事がきます。
      興味があって、大好きで、書きたいと思うテーマを見つけて、どんどん調べて、どんどん詳しくなって、どんどん書いてもらいます。
      テーマの見つけ方や、調べ方や、書き方は教えます。やる気があれば誰でも実践できるように具体的な方法を教えて、課題として出します。やる気のでる環境をセッティングします。テーマをみつけるべく対話していきます(そのため受講生はマックス30人です。それ以上になると個別に見れなくなっちゃうからです)。
      でも、どんなテーマにするか、どんなものを書くかは、実際にあなたがやっていきます。
      ぼくには書けない。ぼくに書けないものを書いてもらうのが、実践のすごさです。
      ぼくが師匠だとすれば、この講座はあっという間に師匠超えができます。
      なぜなら、あなたが選んだテーマで、あなたが一番になるからです。師匠超えどころか、全人類超えです。
      そうすることで、仕事をゲットします。プロとして活動します。
      誰にもできないことができるから、仕事になるのです。
      原稿を発表すると、意識が変わります。
      読者を意識することが、実感として判ってきます。
      そうすると、小さいテーマから出発しても、さまざまなことに関連していることに気づきます。
      小さなテーマをつきつめたからこそ、世界につながることができるのだ」ということが実感できます。
      ときどき「こんなマイナーなジャンルで作っても売れないですよね」と質問されます。違います。マイナーでも、小さくても、本当に好きで、戦略をもって、他の人が興味をもってくれる扉を作って、作品をつくりあげれば、ちゃんと伝わる。それどころか、みんなが作ろうとしている大メジャージャンルを選んで、そこでの争いに自分を見失ってしまうほうが危険でしょう。
      誰も興味がないと思って調べていたことが、おおぜいの人が興味を持つことにつながっていることに気づきます。
      受講生のオグマナオトくんは、「風車ってマイナーだからどうかなあ」と言いながら風車をテーマにしました。
      でも、それがエネルギーの問題につながっていることに気づきます(もちろんエネルギー問題と関連していることはテーマにする前から知っているのですが、調べて書くことで、深く、より明確にどのようにつながっているのか実感できるのです)。
      『天空の城ラピュタ』のオープニングとつながっていることに気づきます(そして、「エキサイトレビュー」で、オグマくんは、「風車で解く「天空の城ラピュタ」オープニングに隠された物語とは」という原稿を発表、爆伸びする)。
      もちろんテーマを1つ選んだら、それだけの専門家にならねばならないわけではありません。
      編集者やライターは、たくさんの専門家になることができます。
      講座では、とりあえず当面の目標は「1つの身体と、3つの切り口と、7つのテーマを持つ」ことだと言っています。
      7つのテーマのうち、まず1つをしっかりと築きあげる。
      テーマをつらぬいて書くことを実感する。
      そうすることで、次のテーマを見つけることができる。
      風車をテーマにしたオグマくんは、いまではスポーツを独自の切り口で書くライターとして活躍中です(最近は『爆笑!感動! スポーツ伝説超百科』という本を出しました)。
      2016.01.13 Wednesday

      講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」

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        「編集ライター講座上級コース」受講生は、講義終了後も、Facebookグループ「米光講座」で交流しています(講義は終わっても、講座は終わらないのです)。
        受講生に、いま何やってるのかブログで紹介するので書いてねーって呼びかけてみました。
        紹介していきます(順次、増やしていきます)。


        【青柳美帆子】
        シーズン3の卒業生の青柳美帆子です。
        【やっていること】
        ■WEB
        エキレビ 
        cakes、ねとらぼなどを中心に書いています。
        ■雑誌
        「週刊朝日」インタビュー、「TYPE-MOONエース」インタビューなど
        ■書籍
        「健全ロボダイミダラー」ファンブック、「Fate/UBW」ファンブック、「はじめての人のためのBLガイド」など
        ■ゲームシナリオ
        DMMのエロソシャゲ―のテキストを一部担当しました
        ■ブログ
        アオヤギさんたら読まずに食べた
        【受講のきっかけ】
        もともと米光さんのファンで「米光さんに教えてもらえるんだ!」というミーハー心と、「これを受講すればライターになれそう」というざっくりした気持ちで受講しました。
        【講座中の思い出】
        米光講座では核となるテーマを決めるのですが、私は「同人誌」でした。
        同人誌やコミケに関するネタで何本か書いて「ネタが地味」というダメ出しをもらってました。
        当時は「核となるものが地味なんだからネタが地味になるのはしょうがないじゃないか!」と思ってましたが、
        今思うと、「同人誌」というのは物事を見るフィルタのことであって、
        派手なネタを自分のフィルタを通して見ればよかったんだな、ということがぼんやりわかってきました。
        テーマが決まらない人は、「好きなメガネを見つけるんだ!」という気持ちでやってみるといいかもしれません。
        【米光講座のいいところ】
        ネタ出しを自分でやるので、企画力が鍛えられる
        ・たくさんの人と知り合える
        →講座で知り合った編集さんから仕事をいただくことも多いです
        →ライター仲間に「同期」みたいな意識があるのは講座ならではだと思います
        →精神的に落ちたときに(ライターは精神的に落ちやすい)ライター友達がいるとかなり救われます
        尊敬できる先輩ライターさんに出会えます(私の場合はオグマナオトさんにお話を聞けたのがすごく思い出に残っています)
        尊敬・信頼できる編集さんに出会えます
        →WEBはPVという指標よりも「この編集さんに原稿をおもしろいと認めてもらえるかどうか」という指標を大事にしたほうがおもしろいものが書けると思っています。そういう編集さんに出会えるチャンスがある場所です
        【自己PR】
        ツイッターをやっているのでぜひフォローしてください〜!!
         

        【オグマナオト】 
        米光講座シーズン2(2010?11年)のオグマナオトです。
        受講時は広告会社でディレクター兼プロデューサー兼コピーライターをしていました。
        講座卒業後、兼任ライターに。2012年5月からライターとして独立。講座では「風車ライター」として励みましたが、現在は主にスポーツネタを扱うライターとしてWeb、紙媒体それぞれで仕事をしております。
        (Web媒体)
        エキサイトレビュー(主にスポーツ書籍、イベントレポ、インタビューなど)※2015年は39本。
        ◎週刊野球太郎、日刊野球太郎(野球関連のコラム、連載企画など)※2015年は日刊コラム92本、週刊連載コラム29本、月別企画もの50本くらい。
        ◎その他、不定期でR25、サイゾー、クランクイン!などに寄稿。あとは、クローズドの媒体で料理人や職人にインタビューする企画が毎月5人ほど。
        (紙媒体)
        ◎2015年に携わったのは『高校野球100年を読む』(構成として)、『爆笑!感動! スポーツ伝説超百科』(編者として)の2冊です。
        ◎過去には『福島のおきて』(構成)、『漫画・うんちくプロ野球』(監修)、『木田優夫のプロ野球選手迷鑑』(構成)、『野球のスゴイ話』シリーズ(執筆協力)などにかかわっています。
        ◎その他、雑誌『野球太郎』、『早稲田ウィークリー(早稲田大学広報紙)』などに不定期で寄稿しています。
        (その他)
        ◎ラジオ番組に情報協力したり、電話出演したりしています。※2015年に出演したのは『垣花正 あなたとハッピー』(ニッポン放送)、『荒川強啓デイキャッチ』(TBSラジオ)、『ザ・トップ5』(TBSラジオ)、『おかやまニュースの時間』(RSKラジオ)など。
        ◎ライター仕事とは少しズレますが、ライターになってからの方が広告でのコピーライターとしての仕事が増えました。商品のネーミングなんかもしております。一番悩んだネーミングは双子の息子の名前ですが。


        【山川悠】 
        シーズン6の山川悠です。主にエキサイトレビューで『数えるネタ』を書いています。
        「編集・ライター養成講座総合コース」を修了後、すぐに「米光講座」を受講。
        課題は『漂流教室』のことばっかり書いていました。米光先生がどんなリアクションをしてくれるか、ワクワクしながらフィードバックを待っていたのをよく覚えています。

        書いてはいけない言葉を書かないっていうのがすごく難しかった(クリシェとかクリシェとかクリシェとか)。そのうえで読み手が楽しんでくれるにはどんな言葉を選んだらいいか考えながら、毎回課題に取り組んでいました。

        毎回課題を提出するといいことがたくさん。まず技術の向上。昔よりは書き方が分かってきたなぁという思いです。講座開始前と修了後では文章に違いが出てきます。
        講座後の飲み会もスムーズに参加できるようになりました。『漂流教室の記事書いてる人だよね?』と話しかけていただいてとてもうれしかったです。人見知りでも仲間がたくさんできます。仲間ができれば、それが仕事につながることもあるし、励みになります。

        先生は答えを教えてくれるわけではありません。うまくなるためのヒントを近くに置いてくれます。
        こうすればいいのかな? これはどうかな? と試行錯誤の繰り返しでした。失敗を恐れず先生にぶつかっていったから、ライターとしてデビューはできたのだと思います。


        【河野桃子】
        シーズン3期生で、編集/ライターをしています。卒業からはや4年、やっと講座で言われた米光さんの言葉「専門分野を持て」が骨身にしみてきています。

        <2015年やったこと4つ>
        1)製造業専門誌の編集長(季刊)
        https://www.nc-net.or.jp/knowledge/mag/
        BtoBの専門誌の編集をしています。ビジネス関係だからこそ特に気をつけているのは、まず、講座でも言われた「具体性」。
        例えば、数字(売上何%)・根拠(参考文献)・名称の明確化(鉄を削る機械が並んでおり→○○社の五軸マシニングセンタが7台)などです。
        そしてそれを「誰に届けるか」を意識することについても、講座の中で「誰に書いているか曖昧だと伝えたいことが届かないよ」と言われました。
        ターゲットがわかれば、どの情報を明確化すればよいかわかるんですね!(講座で言われたことが、実践のなかでストンと落ちていくことを実感し、嬉しくなってます)

        2)各種分野インタビュー
        http://momocom.org/2015/12/31/play/(一部)
        演劇/工芸を中心にインタビューをしました。
        ライティングの経験はあまりなかった分野ですが、大学での専攻科目だったので知識もありすんなり書けること、また大学の同期が同分野で活躍していることで仕事がスムーズに進みました。
        それこそ「自分の専門分野(特技)をどう武器にするか」という、講座でのテーマを実践で掘り下げていくことになりました。
        講座の時には先生が「このテーマならこういう角度にしてみたら面白くなるよ」などと一緒に考えてくれたのですが、時すでに遅し。もっと講座でちゃんと経験を増やしておけば良かったと、何度反省したことか……

        → さらに、1)製造業雑誌の編集を積み重ねたことで、他媒体での製造業界のインタビュー等をまかせていただくこともありました。何度も書くことでいつのまにか「自分の専門」として周りから認めていだけるのですね。

        3)ゴーストライター(リライト)
        オープンにはできないのですが、ある分野でのゴーストライターをしています。
        「趣味は○○です」と言い続けていたら、いつの間にか「じゃあ書いてみない?」とお仕事になりました。
        最初にライター講座に入った時に書くテーマが決まらず「なんでもいいから好きなものでいいから書いて」と先生に言われました。その時はうまくテーマを扱えず仕事にはならなかったのですが、「好き」ということを言い続けていれば、良い出会いによりお仕事になることもありますね!

        4)ゲームシナリオライター
        記事を書くライターとは違い、シナリオ(台本)を書きます。
        同じ「書く」という作業でも、全然違います。違う分野の言葉に触れることで、表現の奥深さを思い知ります。
        それは講座の授業のなかで「違うジャンルについて書いている仲間の文章を読む」時に感じた発見に似ています。「こんな伝え方もできるんだ!」という発見は、独学ではなく講座ならではの学びかなと思います。

        今後は、「書くライター/編集」ではなく「創るライター/編集」となるつもりです。“専門分野をつくる”といっても「この分野に強いから書いて」と依頼を受けるレベルになるだけのゴールは、案外近すぎる気がします。
        ここからは“自分の専門分野を武器にコンテンツを開拓していく”ライター/編集を目指そうとしています。「書くことで、文化を創る」ことは、ライターの醍醐味ではないかなと思います。講座を通してとりあえずひとつのテーマで書き続けてみる(もしくは、いろんなテーマでとにかく書いてみる)……それを先生や仲間に見てもらい精度をあげる……そうやって経験を積んでいくうちに、道が拓けてくるんだなあと実感しています。
        そしてどこかの現場でライター講座のメンバーと仕事ができることも、また楽しいです。


        【与儀明子】
        与儀明子@シーズン3受講生、36歳です。
        ライターは隙間産業。どんどん隙間を見つけてくといいよ」と編集者にアドバイスされたことがあります。
        でも、現場に立ってみないと、そもそもどんな隙間があるのか分からない。
        自分にとって居心地のいい隙間はどこかを見つけるのに、米光講座はとても役立ちました。

        「ライターとはレビューを書く人」と思い込んでいた私は、実践的な米光講座の課題を通して、文字起こしや、テキスト構成、電子書籍作りの楽しさを知りました。
        『思考ツールとしてのタロット』(米光一成)や
        『古谷田奈月を読む スポークンワードVol.4』(柴崎友香・長嶋有・豊由美・米光一成)など、
        トークイベントの電子書籍化をし続け、
        そこから、『小説すばる』でゲーム「想像と言葉」をプレイする様子をテキスト化したり、
        『恋読 本に恋した2年9ヶ月』(小橋めぐみ・角川書店)で小橋めぐみさん×豊由美さんの対談構成をするなど、お仕事が広がっていきました。
        『俳句を遊べ!』(小学館・佐藤文香編・3月15日発売予定)では、
        俳句講座や句会の様子のテキスト化を担当しています。
        東京藝大大学院・先端芸術表現科の、学生の課題を電子書籍にまとめるお仕事もいただきました。電子書籍の知識ゼロから入った米光講座電書部。楽しんでいた部活動がお仕事依頼につながるなんて!

        どうも裏方仕事が好きなようだ、裏方やりたいと言い続けていたら、
        雑誌『コミック百合姫』(一迅社)での、前回までのあらすじ執筆のお仕事もいただきました。
        好きなことをやり続ける先にふっと仕事が生まれる。ライター3年目の醍醐味を実感しています。
        【井上マサキ】
        シーズン6を受講した井上マサキです。フリーランスのライターで、エキレビ!R25子供とお出かけ情報「いこーよ」ハーバービジネスオンラインといったWebメディアや、書籍、インタビューなど活動しています(ポートフォリオ)。お笑い、子育て、スマホアプリが得意分野です。

        米光講座を受講する前は、1記事1500〜2000円くらいのWeb記事を細々と書いていました。講座を受講した動機は2つ。我流で文章を書いていたので「師匠」が欲しかったこと。1人で活動していたので「仲間」が欲しかったこと

        講座では小手先の文章術や処世術は教わりません。どうすれば伝わるのか、そもそも何を伝えるのか。そもそもの「書き手の態度」から教えてもらいました。課題がたくさん出ます。書いた原稿をみんなに見てもらうし、先輩にインタビューもします「やったことが無いので……」が一つずつ減っていきます。頭の中に小さな米光先生ができて、原稿を書いたり推敲するときにしゃべりだします。いい原稿ってなんだろう? という状態だった自分に、指針となるものができたのはとても大きかったです。

        同じシーズン6を受講した仲間とは今も交流があります。大人になってから新しい師匠や仲間ができるなんてそう無いこと。仕事の幅も倍以上になりました。なんかここまで褒めると逆にウソっぽくて、「新しい恋人ができて身長も2cm伸びました!」とか続きそうですけど。

        そうそう、米光講座では自分だけのテーマ「プチ専門」を決めます。「プチ専門についてオフ会を開く」という課題があり、僕は(誰も来なかったらどうしよう……)など弱音を吐きながら「路線図」についてオフ会を開きました。そしたらその様子がデイリーポータルZに取材されたんです。いやほんと、人生何が起こるかわからないし、その何かは動かないと起きないんだな……と思いました。

        【黒木貴啓】
        シーズン3(2011年‐2012年)を受講していた黒木貴啓です。1988年生まれ、受講時は23歳でした。

        【今やっていること】
        ・ニュースサイト「ねとらぼ」の編集・ライター(契約アルバイトとして週5日会社に通いながら。1日にニュース記事を3〜4本、または取材orレポート記事1本)
        ・フリーランス時代に知り合った編集・ライターさんからのお仕事を少々
        (2月発売のデザイングラフィック誌「月刊MdN」に漫画関連の記事を1本寄稿)

        【今までやってきたこと】
        米光講座を卒業してから2年半ほど、Web媒体を中心に(収入の9割くらいWeb)フリーランスでライターをしていました。

        ・Web媒体
        ねとらぼ(ニュース記事やレポート記事)/ハーバー・ビジネス・オンライン(ビジネスマン向け取材記事)/まんがStyle(漫画関連のトークイベント・展示レポート記事)/おたぽる(漫画関連のレビュー・イベントレポート)/マイナビウーマン(アンケート結果のまとめ・分析記事)/ぐるなび(ご飯に関する取材記事)

        ・紙媒体
        旅行ガイド「LOCAL NAVI バリ」「LOCAL NAVI グアム」の各スポット紹介文(一部)/「露天風呂ガイド 2013」の宿の紹介文(一部)

        【米光講座で得たこと】
        ・相応の手順を踏めば、自分の考えを、原稿料をもらうに値するほどの分かりやすい文章にできるという確信。

        大学時代に就活で、受けた70社にすべて落ちました。大きな敗因は、自分の魅力や志望動機を伝えるのが致命的に下手くそだったことです。
        もともと出版関係の仕事にあこがれ、雑誌や書籍で自分で発見した魅力を人に伝えることでご飯を食べてみたい思いがありました。
        ライターでもこの「伝えることで食べる」ってできるな、自分の考えていることを原稿料もらえるレベルまで文章化できるようになると、この説明下手も解消できるだろう、ということで米光講座に飛び込みました。

        講座では10回の講義と課題を通して、原稿料もらえるレベルの文章を書くためのあらゆる手順を学びました。
        特に効いたのは、ほかの講座生と自主的に書き続けた講座内容のレポート記事。複数人が同じ体験についてそれぞれの視点と文章力で書き、みんなで感想戦をしあい、米光さんから原稿1つ1つにアドバイスをもらうのが非常に効果的でした。自分の文章に何が足りないのか、どんな手順を踏めば人に伝わる文章が書けるのか、いろんな気づきを得れたと思います。

        講座中にライターデビューはできませんでしたが、文章づくりのノウハウは最低限頭に入っていたので、あとはそれを実践して自分のものにしていくだけでした。結果、半年後には月15〜20万円ほどの原稿料をもらえるくらいには成長できました。

        正直書き手としてはまだまだ未熟ですが、積極的に文章指導をしてくれる編集者がなかなかいないWebライター業界において、このノウハウを得ていることはかなりのアドバンテージになっていると思っています。書き悩んだとき、妥協しようと思ったとき、小さな米光さんが頭にひょっこり顔を出すのです。


        【平原学】
        ●コメント
        第5期生です。講座で「プチ専門」を持つという課題がでます。私は終盤ごろまで決まりませんでした。「ゲーム」「村上春樹」「ヒップホップ」、どれも範囲が大きすぎると一蹴。狭めなきゃ狭めなきゃと考えれば考えるほど「なんか違う」という思いに駆られ、ドツボにハマっていったような気がします。
        その気持ちを解きほぐしてくれたのは、講座同級生のミノシマタカコさんの言葉でした。
        「こうしなきゃダメ、じゃなくて、これをやりたい、というように気持ちを切り替えていけば?」
        勉強でも仕事でも、強迫観念に駆られてしまうとだんだん楽しくなくなっていき、能率も下がります。「プチ専門」の選び方もそう。好きなものこそ「もっと知りたい」「同じ分野の仲間を集めたい」と思えるハズで、それを選択していけばいいのです。
        結局ライターとしてのデビューを飾ったのは、「ゲーム」でも「村上春樹」でもなく、乾くるみのミステリー小説『イニシエーション・ラブ』の書評になりました。何からどう仕事に結びつくかはわかりません。

        ●プロフィール
        ショートショート『汽笛』で2000年おはなしエンジェル子ども創作コンクール優秀賞。2001年、長編小説『レインボーロードスーパーバトル』で第4回日本自費出版文化賞入選。2013年第3回ツイッター小説大賞佳作。2013年、長編小説『ゴオルデンフィッシュ』(文芸社)出版。2014年より恋愛コラムニスト・イベントレポートライターとしても活動中。
        ・ブログ:一日一話の創作部屋『スミズミまできく!バルさん。』 FacebookページTwitter

        ●その他執筆実績
        【小説】Woman.excite連載小説『彼氏の顔が覚えられません』
        【コラム】Excite LAURIER(ローリエ)(著者ページ)All About newsdig(著者ページ)
        オモタノ・カレの幼稚に見えるあの行為も実は…?!
        Excite・「硬い」「固い」「堅い」 使い分けには「堅焼きおつまめ」を食べれば良い!?
        Excite Bit・Suicaのペンギンクッキーが発売! どうやって食べたらいいんだコレ!?
        【取材記事】
        イベニア
        あの頃の甘酸っぱい記憶も蘇る? 全国の女子高制服が大集合「イラストと写真で綴る【制服図鑑】」
        ウルトラマンもステージに登場! 宇宙に一台のウルトラヴァイオリンも。「ウルトラマン シンフォニーコンサート2015」
        ここ地球だよね!? 現実とスター・ウォーズの世界が融合する写真展、日本初公開。ジョージ・ルーカスも絶賛する「DARK LENS」作者にインタビュー。
        Gazoo .com
        ドライブ中に聴きたい! オススメのラジオ番組10選
        ドライブ中に聴きたい! オススメのAM局ラジオ番組10選
        月1回の洗車はフツウ? みんなの洗車頻度と費用について聞いてみた
        東京モーターショーのコンパニオンさんに聞く、理想のドライブとは?
        東京モーターショー2015、みんなが印象に残ったクルマは?


        平野友紀子
        シーズン5受講生の平野友紀子です。
        1歳と2歳の子育てをしながらライターとして活動しています。
        現在は、雑誌「VERY」をはじめ、「日経DUAL」「いこーよ」といった子育てをしているママ、パパがターゲットのメディアが中心です。その他、「GAZOO.com」「SUUMOハウスサービス」を定期的に、「ことりっぷ」「CHINTAI」「R25」「エキレビ」「仕事サプリ」「ねとらぼ」などでも執筆したことがあります。

        ライターデビューは、講座の受講中。ある回に来た編集者がクルマのネタを募集していたのに応募したのがきっかけです。講座で決めたプチ専門の「ママの生き方」を切り口に企画を考え、託児所付き教習所のネタを提案したところ採用されました。
        このように講座には様々なメディアの編集者が遊びに来てくれ、執筆するチャンスがあります。実際に私が現在執筆しているメディアは、「VERY」を除き、すべて講座がきっかけです。

        ライターになって予想外だったのが、企画(ネタ)が通らないと執筆できない場合が多いということ。例えば、「VERY」では毎月編集者と一緒に読者調査をします。調査と言っても、ママ1人〜3人とスタバなどでお茶をしながら話を聞くというもの。そこで集めたリアルな声を元に企画を考え、編集会議で通ればようやく担当することができます。まさに講座で行った「自分のプチ専門をテーマにオフ会を開催する」という課題と同じ。講座では文章力と同じ位(もしくはそれ以上?)に企画力が重要視されており、講座で学んだ企画の立て方がいまに活きています。

        そのほか、すでに活躍している先輩の話を聞くことができたり、原稿を添削してもらえたり。講座料は決して安くはありませんが、十分元を取れると思います!
        宣伝会議編集ライター講座上級コースシーズン5第7回目:平野友紀子による講座リポート
         
        以前の紹介
        2016.01.07 Thursday

        Q&A「宣伝会議編集ライター講座 上級コース」シーズン7

        0
          宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」シーズン7(公式サイト)がスタートする。
          米光一成が専任講師、プロの編集者・ライターとして活躍する人のための講座だ。
          2016年02月27日(土)スタート。
          いままで受けた質問をもとにQ&Aをつくった。

           必要な資格は?
           ありません。プロになりたい人、プロとして活躍の場をひろげたい人なら誰でもOKです。

           編集・ライター養成講座の総合コース卒業生でなくてもだいじょうぶですか?
           だいじょうぶです。総合コースに行ってない人もたくさん来ています(半分以上そうだと思う)。

           講座を通して実際の仕事につながったりもするのでしょうか?
           はい。実際の仕事につなげるための講座ですから。たくさんあります。たとえば「講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」などを参考にしてみてください。受講生とイベントをやったりもしてます→米光一成×青柳美帆子「若手ライターはいかに生きるべきか

           受講料が高いです。安くならないですか?
           宣伝会議の講座は高いよねぇ。でも、その値段ぶん以上のことをやっています。FaceBookの米光講座グループやチャットを含めれば、講座期間中、講座生と対話しなかった日はなかった。というか講座が終わった今でもやりとりを続けています。
          FaceBookの米光講座や、さまざまな活動は、講座期間が終わっても継続できます。
          活躍の場をひろげた講座生は次シーズンのゲストに招いたり、受講生全体の飲み会もあったり、シーズンを超えての交流もあります。
          あと原稿料のある仕事をゲットしたら、差し引き考えれば安くなるし、受講料ぶん取り戻したという受講生もいます(仕事が発生した場合、ぼくがいくらサポートしても、中間搾取したりしません。原稿料は全額、受講生に手渡されます)。
           
           とはいえ受講料、いっきに払えないです。
           教育ローンがあるそうです。
          教育ローンは、けっこういけるらしいです。学生じゃなくても可だそうです。ぼく自身は詳しくないのですが、宣伝会議の担当者に相談してみてください。

           FaceBookの米光講座はどのようなものですか? 
           米光講座受講生のグループです。編集ライターの就職情報、有益な記事の紹介、仕事の募集、受講生が手がけた仕事の紹介など、さざざまなやりとりが行われています。呑み会や、句会をやったり、ざっくばらんな交流もここで行われています。 
          講座スタート以前に、米光講座グループに入ってもらって、やりとりを交わしていきます。

           インターネットを利用したくないのですが?
           ごめんなさい。インターネットを使わずに、ライターになったり、活躍の場をひろげるように指導する方法をぼくはまだ身につけていません。インターネットをまったく利用できない人には向かない講座だと思います。(メールのやりとりと、ネットを見ることぐらいができれば、それ以外は、まあ、やりながら身につけられれます)。

           課題が出ますか?
           出ます。課題は、必須ではないので、やってもやらなくてもかまいませんが、(当然のことながら)やる人が伸びます。多くの人がしっかりと課題に取り組んでいます。

           文章が上手くなりますか?
           「求められるか」「届くのか」「興味深いか」ということをポイントにします。
          誰でも書けるような文章や、読者投稿欄みたいな文章を書くための講座ではありません(そのようなタイプの講座はたくさんあるので、そういうことが目的の人は別の講座へどうぞ)。
          書きたいことが見つかれば、それを伝えたいというモチベーションが生まれます。そうすると「正しい文章」よりも、届く文章を書きたくなります。
          そのための講座です。

          「簡単に情報発信ができる時代に、あえて編集・ライターのプロの技能を身に付けることは、重要なのでしょうか」といった疑問があります。
           テキストや表現したものを、ネットや電子書籍などを使って、全世界に開かれた場所に置くことはできるようになりました。でも「自分が納得したものが表現できるか」「ちゃんと読んでもらえるモノになっているか」「自分は何を表現しつづければいいのか」という部分は、自分自身の技能として身につけるしかありません。
          さらに、それでお金がもらえるか。
          (もし、今、自分が納得のいく文章を書けていて、それでお金をじゅうぶんもらえているのなら、講座に来る必要はありません)。
          受講生のひとりが、こう言ってくれました。
          「米光さんの講座は、誰にでも通用するわかりやすいノウハウだけを教えるんじゃなくて、自分だけの武器を見つけるための講座。で、その武器を見つけて、使っていく過程で、どんどんノウハウがわかってくるから、自分自身のノウハウになる。そうなると書くのが楽しくなる」
          発信すべき情報や、その伝達方法を、もっと自分にとって納得がいくものにする。「表現することは、世界(の一部)をデザインすることだ」と考えて、講座をやっていきます。

           書く仕事をしてるけど、もう一回ちゃんと学びたい人にはどうですか?
           もちろん歓迎。今までのシーズンでも、すでにプロとして原稿を書いている人や、プロの編集者が何人も受講しています。
          編集ライターの仕事はローカルルールが多いので、さまざまな人が入り乱れる講座では、いろいろな発見や、活躍の場を拡げるチャンスがたくさんあります。編集者やライターさんが、ゲストだったり、遊びにきてくれたりするので、新しい場の人と出会う機会も大きいです。

           どんな課題が出ますか?
           いままでのシーズンで出た課題は以下のようなものです。
          ・140字以内で読者のリアクションのある文章を書く。
          ・テーマを決めて、雑誌掲載を想定した文章を書く(よい原稿は、実際に読んでもらって、ライターとして登用しました)。
          エキサイトレビューに掲載されることを目標にした原稿を書く(実際に編集長に読んでもらってゲストとして参加してもらい、よい原稿を書く人はライターとして登用しました)。
          ・チームで講座中にしたインタビュー(9人ゲストが来て、3人チームでインタビューをしました)を、原稿にしよう(これは、良い原稿は、宣伝会議の雑誌に掲載されます)。
          ・チームで書いた文章を交換して読み合う(批判/批難はナシで、指摘だけを交わす方法ですすめます)。
          ・書いた文章を集めて紙の本を作る(希望者を募ってプロジェクトとして動いて作りました)。
          ・電子書籍を作る(こちらも希望者を募ってプロジェクトとして動いて作りました)。
          などなど。

           部活があると聞きました。
           いままでのシーズンでは、写真部、宴会部、電書部、紙の本部、課題部などがありました。講座内で実践的に活動して、技能を身につけてもらっています。たとえば写真部は、講座中に写真を撮って、講座やワークショップの写真の撮り方を学んだり、電書部は実際に電子書籍を作ったり。もちろん部に入る入らないは各自が自由に決めることができます。

           課題が出るそうですが、日々どれぐらいの時間を必要としますか?
           もちろん必要な時間は、ひとそれぞれ異なるでしょう。最低でも、平均毎日30分の執筆時間(直接書いている時間)は必要だと思う。でも、書くということは、机に向かってる時間だけじゃないからね。表現者は24時間表現者なんだ(←ドヤ顔で)。
          他に質問がある人は、メール等(LV99HP99@gmail.com)で質問してください。
          2015.01.05 Monday

          受講生の活躍を紹介5:編集・ライター養成講座 上級コースシーズン6

          0
            編集・ライター養成講座 上級コース:シーズン6が、2015年01月10日(土)からスタートします。
            宣伝会議公式サイト
            編集・ライター養成講座 上級コース:シーズン6
            Q&A「宣伝会議編集ライター講座 上級コース」シーズン6

            この講座の特色は、「本気で編集者ライターになりたい人のための講座」だということ。
            いままでの受講生がどんな活躍をしているか紹介していきます。
             
            第五弾。
            【松永肇一】
            シーズン1受講生の松永肇一です。
            まあ昔話から聞いて欲しい。
            2004年。池袋西武コミュニティカレッジの米光講座で漫画家のうめさんと知り合った。講座の人たちに声をかけられて同人誌bnkrを作って文学フリマで売った。bnkrには大好きなスティーブ・ジョブズを主人公にした小説を書いた。2010年、アマゾンのKindleがアメリカで動き出して、うめさんの漫画を電子書籍化するのを手伝った。同じ年に始まったのが宣伝会議のシーズン1。
            電書部ですよ、電書部。
            シーズン1で起動した「電子書籍を対面で売るプロジェクト」が電書部で、電子書籍(『未来のテキスト』)を自分たちで作って、文学フリマで売った。書いて、編集して、校正して、宣伝して、販売する。電子書籍を作るシステムも売るシステムも無かったからそれも自分たちで作った。開発にはシーズン1の受講生だけじゃなくて、コミカレの受講生にも声をかけた。電書部の活動は独立した「電書フリマ」になった。
            うめさん+スティーブ・ジョブズ=電書。僕が原作を書き、うめさんが作画した「スティーブズ」を電子書籍で作り、電書フリマで販売した。2012年には「スティーブズ」続編をCAMPFIREで発表して、クラウドファンディング。当時の最速記録でサクセスした。やっと現代に戻ってきたけど2014年の6月27日にビッグコミックスペリオールで「スティーブズ」を連載開始、11月28日に単行本第一巻を発売した。スペリオール版「スティーブズ」には原作だけじゃなくて1000字ほどのコラムを米光講座の教えを反芻しながら書いている。銀河分の一! 三つの距離! 米光講座で人と出会って、スキルを身につけて、実践したら、いつのまにか漫画原作者になっていた。いまは『人生に必要なことは全て米光講座で教わった』という新書を書いている。最後のは嘘です。
            ・『スティーブズ1

            【北川佑佳】
            シーズン1受講生の北川佑佳です。雑誌『婦人公論』編集部で働いてます。米光さんの講座を受ける前に、総合コースも受講していました。
            振り返ってみて、マスコミ・編集業界はまったくの未経験だった私にとって、バリバリ活躍されている編集者やライターの方々にお会いできたことが一番の魅力だったと思います。
            そして、「文章を書く」「作品(記事や雑誌)を作る」という行為を、「まだ実績・経験のない者が仕事として継続させていくために必要なスキルと熱意」を学ばせて頂いたのだと感じています。
            私のケースだと、米光講座で電子書籍を制作・編集・販売した取り組みのおかげで、今の仕事と、その前職(編集プロダクションでの編集)に繋がっています。
            今は編集業務が主で、文章は本誌連載の短い記事を月平均数本書くくらいなのですが……。原則として、ライターさんとともに取材に同行しますので、アポ取り・インタビュー・構成案を練る・ライターさんからいただいた原稿整理・先方とのやりとりなど、一連の編集の流れを日々実践している、という状態です。
            私はビビリで人見知りなので、今思えば、米光講座でガンガン書いて添削して頂いたり、ゲストの方や同期の人たちと密接に繋がったりできるよう、もっと自分を売り込むべきだったとちょっと反省。米光講座にはそのチャンスがゴロゴロ転がっていますよー!(私もまた受けたいです)

            【石水典子】
            米光講座シーズン5卒業生の石水典子です。
            講座に入ったときは原稿を書くどころか読書もまったくしていませんでした。米光講座では実務経験のない講座生でもチャレンジできる場が用意されています。講座が修了して約半年。すこしずつライターとして活動ができるようになったのはこの講座のおかげです。
            まったくの素人だった私の現在の状況を紹介します。講座一日目、自分が興味のある分野、プチ専門を作るようにお話があり、私は「根付」という江戸時代から続く細密彫刻を選びました。このプチ専門をテーマにしたオフ会をするという課題で、私は根津にある「ギャラリー花影抄」で会を開催。今はそこのマネージャーさんにお世話になっています。根付界の重鎮、齋藤美洲先生や駒田柳之先生にインタビューできる機会にも恵まれました。現在は日本根付研究会の季刊誌の編集委員をお手伝いしています。
            その他、ママテナという媒体でお仕事を頂いています。これは米光講座で知ったAllAbout newsdigにブログを載せていただき、それを編集さんに見てもらってゲットした仕事です。またFacebookの米光講座グループには先輩方や編集者の方からのライター情報が随時載せられています。最近、このライター募集情報にあった「日刊セカイのアプリ」とコンタクトをとりました。こちらも企画出しが通ってこれから原稿にとりかかる段階に入っています。
            以上、これがわたしの今の状況です。このような場を提供してくださった米光先生には感謝をしてもしきれません。このチャンスのちりばめられた講座内で仕事に繋げる後輩がどんどん輩出されていくはず。負けていられないのでこれからもがんばります。
            2014.12.13 Saturday

            受講生の活躍を紹介3:編集・ライター養成講座 上級コースシーズン6

            0
              編集・ライター養成講座 上級コース:シーズン6が、2015年01月10日(土)からスタートします。
              宣伝会議公式サイト
              編集・ライター養成講座 上級コース:シーズン6
              Q&A「宣伝会議編集ライター講座 上級コース」シーズン6
              12月13日(土)には、無料体験講座もあるので、ぜひ。

              この講座の特色は、「本気で編集者ライターになりたい人のための講座」だということ。
              いままでの受講生がどんな活躍をしているか紹介していきます。
               
              第三弾。
              【青柳美帆子】
              米光講座シーズン3の青柳美帆子です。
              「私、書けるほうっしょ!」と根拠のない自信を持ってやってきて、その自信がボロボロになってからが本番でした。うまく書けないしネタも見つからない、紋切型を使ってる、これまで「なんとなく」で書いてきたんだなあ、とヘコみ、面白い原稿を書く同期にモヤモヤした気持ちを抱き……。でも、講座を通じてライターデビューできました。
              現在はエキサイトレビュー、ねとらぼを中心にフリーライターをやっています。サブカルネタ・イベントレポ・少女革命ウテナについて書いているときが特に幸せです。(まとめ)(Twitter
              「私の文章、クソだな!」「私って面白くねえな!?」と気づくためには、米光さんが言う通りとにかく課題を出すことが大事です。いっぱい書けばいっぱい書くほど自分のダメさが見えてきます。米光さんはそのダメさに向き合うテクニックや姿勢を教えてくれます。……ってなんか信者みたいになっちゃいましたね!

              【ミノシマタカコ】
              シーズン5生のミノシマです。会社を辞めた後、フリーのコンテンツ雑務屋に。その中でライティング業務に力不足を感じ、米光講座に参加しました。最初は2割程度だったライティング業務が、現在は9割と1年で大きく変化しました。取材や写真、紙まで経験できるとは1月時点では想像もしていませんでしたし。。。
              講座で学んだことは、ただ記事を書くだけでなく、企画・提案・コピー……様々なところで応用がきくことが多いと感じています。ライターだから、編集だから、ではなく、「人に何かを伝えるには」という視点で糧になりました。
              講義だけでなく、オンライン/オフラインで生じる人とのつながりも大きな財産です。さまざまな思考、スタイル、目指すものを持った人たちとの関わりは、自分のモチベーションを維持するのにとても役立っています。
              いつも、いろんなパワーをいただいてばかりなので、米光先生&米光グループのみなさまに、なにか還元できるような人になっていきたいですね……がんばります。
              (米光補足:ミノシマタカコ原稿)
              いつものごはんをちょっぴり豪華に! ワンプレートごはんのコツ(CHINTAI情報局)
              救急救命士の業務拡大。私たちの「もしも」にどんな影響がある?(マイナビウーマン)
              式を挙げないナシ婚派が半数。結婚報告ナシだと後でトラブルに…(女子SPA!)

              【柚月裕実】
              シーズン2卒業生の柚月裕実です。主にジャニーズをテーマに書いているライター兼Web編集者です。現在レギュラーとして掲載していただいているのが以下のサイトです。
              エキレビ!
              AllAbout newsdig
              gooいまトピ
              このほかマイナビウーマンのヘルスケアコラムや求人サイトのインタビュー、恋愛、ビジネスなどの単発コラム、先日はムックのお手伝いもさせていただきました。
              自分が感動して泣きながら書いた記事が、そのまま「この記事泣ける」「そうそう!」と読者の方に理解された時は嬉しかったです。コメントが3000件ついたり、紹介したDVDがamazonランキングのトップ10に入ったり、自分の記事が読まれ、拡散され、なんらかのアクションを起こすきっかけとなっていることに驚いています。
              実はテーマを決めるのに2年ほどかかりました。中学生の頃からジャニーズ好きだったものの、「あのネタを書けばそこそこPV(数字)がとれる」という編集の経験則が邪魔をして、本当に書きたいテーマ(または書き続けられるテーマ)を見失っていました。テーマを決めるのも容易ではなかったです。
              米光講座は卒業しても終わりではありません。先生をはじめライバルであり仲間である歴代講座生のみなさん、仕事の仕方を教えてくださる先輩方と、この環境にどれだけ助けられたことか。
              調べて読んで、観察して。書いて直して、指摘してもらってようやくダメな部分に気がついて……それを繰り返しているうちに、少しずつ変化していきました。心が折れそうになることも多々ありますが、それでも続けたら人生が変わりました。

              【オグマナオト】
              米光講座シーズン2を受講したオグマナオトです。

              2011年3月に講座を修了。1年ほど会社員と兼業してライター活動をしたあと、2012年の4月にフリーランスとして独立しました。

              現在、定期的なお仕事としては、「エキサイトレビュー」「週刊野球太郎」「AllAbout Newsdig」「webR25」などのWEB媒体に寄稿するほか、書籍や雑誌の構成・執筆をしています。この1年間だと『漫画・うんちくプロ野球』の監修とコラム執筆、『福島のおきて』の構成、『野球のスゴイ話』シリーズの編集協力、雑誌『野球太郎』への寄稿などが主立ったところです。

              スポーツメディア(スポーツ関連書籍、漫画、スポーツ中継)にまつわるコラム執筆やレビュー、人物インタビュー(ジャンル問わず)を中心に活動していますが、その他、食レポやイベントレポなども多いです。講座を通じて知り合った人からの紹介で仕事が生まれたりするのも、米光講座の魅力のひとつ。どんどん書いて、どんどん外とつながっていくことで、自分でも想像できない展開が開けていくと思いますよ。

              「インプット」ではなく「アウトプット」(米光注:オグマナオトインタビュー、聞き手、構成は、シーズン3の青柳美帆子)
              2014.10.10 Friday

              Q&A「宣伝会議編集ライター講座 上級コース」シーズン6

              0
                宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」シーズン6(公式サイト)がスタートする。
                米光一成が専任講師、プロの編集者・ライターとして活躍する人のための講座だ。
                2015年01月10日(土)スタート。
                いままで受けた質問をもとにQ&Aをつくった。

                必要な資格は?
                ありません。プロになりたい人、プロとして活躍の場をひろげたい人なら誰でもOKです。

                編集・ライター養成講座の総合コース卒業生でなくてもだいじょうぶですか?
                だいじょうぶです。総合コースに行ってない人もたくさん来ています(半分以上そうだと思う)。

                講座を通して実際の仕事につながったりもするのでしょうか?
                 はい。実際の仕事につなげるための講座ですから。たくさんあります。たとえば「講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン4]を参考にしてみてください。受講生とイベントをやったりもしてます→米光一成×青柳美帆子「若手ライターはいかに生きるべきか

                受講料が高いです。安くならないですか?
                宣伝会議の講座は高いよねぇ。でも、その値段ぶん以上のことをやっています。FaceBookの米光講座グループやチャットを含めれば、講座期間中、講座生と対話しなかった日はなかった。というか講座が終わった今でもやりとりを続けています。
                FaceBookの米光講座や、さまざまな活動は、講座期間が終わっても継続できます。
                活躍の場をひろげた講座生は次シーズンのゲストに招いたり、受講生全体飲み会もあったり、シーズンを超えての交流もあります。
                あと原稿料のある仕事をゲットしたら、差し引き考えれば安くなるよ(仕事が発生した場合、ぼくがいくらサポートしても、中間搾取したりしません。原稿料は全額、受講生に手渡されます)。
                 とはいえ受講料、いっきに払えないです。
                 教育ローンがあるそうです。
                教育ローンは、けっこういけるらしいです。学生じゃなくても可だそうです。ぼく自身は詳しくないのですが、宣伝会議の担当者に相談してみてください。

                FaceBookの米光講座はどのようなものですか? 
                米光講座受講生のグループです。編集ライターの就職情報、有益な記事の紹介、仕事の募集、受講生が手がけた仕事の紹介など、さざざまなやりとりが行われています。呑み会や、句会をやったり、ざっくばらんな交流もここで行われています。 
                講座スタートの2015年1月10日以前に、米光講座グループに入ってもらって、やりとりを交わしていきます。11月あたりから、プレ講座として、いろいろやっていく予定です。

                インターネットを利用したくないのですが?
                ごめんなさい。インターネットを使わずに、ライターになったり、活躍の場をひろげるように指導する方法をぼくはまだ身につけていません。インターネットをまったく利用できない人には向かない講座だと思います。(メールのやりとりと、ネットを見ることぐらいができれば、それ以外は、まあ、やりながら身につけられれます)。

                課題が出ますか?
                出ます。課題は、必須ではないので、やってもやらなくてもかまいませんが、(当然のことながら)やる人が伸びます。多くの人がしっかりと課題に取り組んでいます。

                文章が上手くなりますか?
                「求められるか」「届くのか」「興味深いか」ということをポイントにします。
                誰でも書けるような文章や、読者投稿欄みたいな文章を書くための講座ではありません(そのようなタイプの講座はたくさんあるので、そういうことが目的の人は別の講座へどうぞ)。
                書きたいことが見つかれば、それを伝えたいというモチベーションが生まれます。そうすると「正しい文章」よりも、届く文章を書きたくなります。
                そのための講座です。

                「簡単に情報発信ができる時代に、あえて編集・ライターのプロの技能を身に付けることは、重要なのでしょうか」といった疑問は僕自身が常に考えています。
                テキストや表現したものを、ネットや電子書籍などを使って、全世界に開かれた場所に置くことはできるようになりました。でも「自分が納得したものが表現できるか」「ちゃんと読んでもらえるモノになっているか」「自分は何を表現しつづければいいのか」という部分は、自分自身の技能として身につけるしかありません。
                さらに、それでお金がもらえるか。
                (もし、今、自分が納得のいく文章を書けていて、それでお金をじゅうぶんもらえているのなら、講座に来る必要はありません)。
                受講生のひとりが、こう言ってくれました。
                「米光さんの講座は、誰にでも通用するわかりやすいノウハウだけを教えるんじゃなくて、自分だけの武器を見つけるための講座。で、その武器を見つけて、使っていく過程で、どんどんノウハウがわかってくるから、自分自身のノウハウになる。そうなると書くのが楽しくなる」
                発信すべき情報や、その伝達方法を、もっと自分にとって納得がいくものにする。「表現することは、世界(の一部)をデザインすることだ」と考えて、講座をやっていきます。

                書く仕事をしてるけど、もう一回ちゃんと学びたい人にはどうですか?
                もちろん歓迎。今までのシーズンでも、すでにプロとして原稿を書いている人や、プロの編集者が何人も受講しています。
                編集ライターの仕事はローカルルールが多いので、さまざまな人が入り乱れる講座では、いろいろな発見や、活躍の場を拡げるチャンスがたくさんあります。編集者やライターさんが、ゲストだったり、遊びにきてくれたりするので、新しい場の人と出会う機会も大きいです。

                どんな課題が出ますか?
                いままでのシーズンで出た課題は以下のようなものです。
                ・140字以内で読者のリアクションのある文章を書く。
                ・テーマを決めて、雑誌掲載を想定した文章を書く(よい原稿は、実際に読んでもらって、ライターとして登用しました)。
                エキサイトレビューに掲載されることを目標にした原稿を書く(実際に編集長に読んでもらって、よい原稿を書く人はライターとして登用しました)。
                ・チームで講座中にしたインタビュー(9人ゲストが来て、3人チームでインタビューをしました)を、原稿にしよう(これは、良い原稿は、宣伝会議の雑誌に掲載されます)。
                ・チームで書いた文章を交換して読み合う(批判/批難はナシで、指摘だけを交わす方法ですすめます)。
                ・書いた文章を集めて紙の本を作る(希望者を募ってプロジェクトとして動いて作りました)。
                ・電子書籍を作る(こちらも希望者を募ってプロジェクトとして動いて作りました)。
                などなど。

                課題が出るそうですが、日々どれぐらいの時間を必要としますか?
                もちろん必要な時間は、ひとそれぞれ異なるでしょう。最低でも、平均毎日30分の執筆時間(直接書いている時間)は必要だと思う。でも、書くということは、机に向かってる時間だけじゃないからね。表現者は24時間表現者なんだ(←ドヤ顔で)。
                2013.12.16 Monday

                Q&A「宣伝会議編集ライター講座 上級コース」シーズン5

                0
                  宣伝会議「編集・ライター講座 上級コース」シーズン5(公式サイト)がスタートする。
                  米光一成が専任講師、プロの編集者・ライターとして活躍する人のための講座だ。
                  2014年1月11日スタート。
                  いままで受けた質問をもとにQ&Aをつくった。

                   必要な資格は?
                   ありません。プロになりたい人、プロとして活躍の場をひろげたい人なら誰でもOKです。

                   総合コース卒業生でなくてもだいじょうぶですか?
                   だいじょうぶです。総合コースに行ってない人もたくさん来ています(半分以上そうだと思う)。

                   講座を通して実際の仕事につながったりもするのでしょうか?
                   実際の仕事につながった例は、たくさんあります。[講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン4]を参考にしてみてください。

                   受講料が高いです。安くならないですか?
                   宣伝会議の講座は高いよねぇ。でも、その値段ぶん以上のことをやっています。FaceBookの米光講座グループやチャットを含めれば、講座期間中、講座生と対話しなかった日はなかった。というか講座が終わった今でもやりとりを続けています。
                  FaceBookの米光講座は、講座期間が終わっても継続できます。
                  あと原稿料のある仕事をゲットしたら、差し引き考えれば安くなるよ(仕事が発生した場合、ぼくがいくらサポートしても、中間搾取したりしません。原稿料は全額、受講生に手渡されます)。
                  あと、教育ローンがあるので活用してみてください。
                  教育ローンは、けっこういけるらしいです。学生じゃなくても可だそうです。ぼく自身は詳しくないのですが、宣伝会議の担当者に相談してみてください。

                   FaceBookの米光講座はどのようなものですか?
                   米光講座受講生のグループです。編集ライターの就職情報、有益な記事の紹介、仕事の募集、受講生が手がけた仕事の紹介など、さざざまなやりとりが行われています。呑み会や、句会をやったり、ざっくばらんな交流もここで行われています。

                   インターネットを利用したくないのですが?
                   ごめんなさい。インターネットを使わずに、ライターになったり、活躍の場をひろげるように指導する方法をぼくはまだ身につけていません。インターネットをまったく利用できない人には向かない講座だと思います。(メールのやりとりと、ネットを見ることぐらいができれば、それ以外は、まあ、やりながら身につけられれます)。

                   課題が出ますか?
                   出ます。課題は、必須ではないので、やってもやらなくてもかまいませんが、(当然のことながら)やる人が伸びます。今までのシーズンでは、課題に取り組む人のほうが多いです。

                   文章が上手くなりますか?
                   「文章が求められるか」「届くのか」「興味深いか」ということをポイントにします。
                  誰でも書けるような文章や、読者投稿欄みたいな文章を書くための講座ではありません(そのようなタイプの講座はたくさんあるので、そういうことが目的の人は別の講座へどうぞ)。
                  書きたいことが見つかれば、それを伝えたいというモチベーションが生まれます。そうすると「正しい文章」よりも、届く文章を書きたくなります。
                  そのための講座です。

                  「簡単に情報発信ができる時代に、あえて編集・ライターのプロの技能を身に付けることは、重要なのでしょうか」といった疑問は僕自身が常に考えています。
                   テキストや表現したものを、ネットや電子書籍などを使って、全世界に開かれた場所に置くことはできるようになりました。でも「自分が納得したものが表現できるか」「ちゃんと読んでもらえるモノになっているか」「自分は何を表現しつづければいいのか」という部分は、自分自身の技能として身につけるしかありません。
                  さらに、それでお金がもらえるか。
                  (もし、今、自分が納得のいく文章を書けていて、それでお金をじゅうぶんもらえているのなら、講座に来る必要はありません)。
                  受講生のひとりが、こう言ってくれました。
                  「米光さんの講座は、誰にでも通用するわかりやすいノウハウを教えるんじゃなくて、自分だけの武器を見つけるための講座。で、その武器を見つけて、使っていく過程で、どんどんノウハウがわかってくるから、自分自身のノウハウになる。そうなると書くのが楽しくなる」
                  発信すべき情報や、その伝達方法を、もっと自分にとって納得がいくものにする。「表現することは、世界(の一部)をデザインすることだ」と考えて、講座をやっていきます。

                   書く仕事をしてるけど、もう一回ちゃんと学びたい人にはどうですか?
                   もちろん歓迎。今までのシーズンでも、すでにプロとして原稿を書いている人や、プロの編集者が何人も受講しています。
                  編集ライターの仕事はローカルルールが多いので、さまざまな人が入り乱れる講座では、いろいろな発見や、活躍の場を拡げるチャンスがたくさんあります。

                   どんな課題が出ますか?
                   いままでのシーズンで出た課題は以下のようなものです。
                  ・140字以内で読者のリアクションのある文章を書く。
                  ・テーマを決めて、雑誌掲載を想定した文章を書く。
                  エキサイトレビューに掲載されることを目標にした原稿を書く(実際に編集長に読んでもらって、よい原稿を書く人はライターとして登用しました)。
                  ・チームで講座中にしたインタビュー(9人ゲストが来て、3人チームでインタビューをしました)を、原稿にしよう(これは、良い原稿は、宣伝会議の雑誌に掲載されます)。
                  ・チームで書いた文章を交換して読み合う(批判/批難はナシで、指摘だけを交わす方法ですすめます)。
                  ・書いた文章を集めて紙の本を作る(希望者を募ってプロジェクトとして動いて作りました)。
                  ・電子書籍を作る(こちらも希望者を募ってプロジェクトとして動いて作りました)。
                  などなど。

                   課題が出るそうですが、日々どれぐらいの時間を必要としますか?
                   もちろん必要な時間は、ひとそれぞれ異なるでしょう。最低でも、平均毎日30分の執筆時間(直接書いている時間)は必要だと思う。でも、書くということは、机に向かってる時間だけじゃないからね。表現者は24時間表現者なんだ(←ドヤ顔で)。

                  ■関連リンク
                  「ライターになる方法を」宣伝会議編集ライター講座上級コースシーズン5
                  宣伝会議「編集・ライター養成講座上級コース」シーズン5
                  講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン4

                  「インプット」ではなく「アウトプット」
                  「ふつうの人」でもなれる、がむしゃらに、失敗を恐れずに。
                  走り続ければ、景色はどんどん変わっていく
                  ライターになって、大好きなアーティストに会えた
                  「レンズを伏せるのは、撮るな言われた時だけや」――被災地で伝える側に立った<前編>「我々の過ごした1年間が映っていたよ。ありがとう」 ――被災地で伝える側に立った <後編>
                  2013.12.16 Monday

                  講座をやる理由。宣伝会議「編集・ライター講座 上級コース」シーズン5

                  0
                    宣伝会議「編集・ライター講座 上級コース」シーズン5(公式サイト)がスタートする。
                    米光一成が専任講師、プロの編集者・ライターとして活躍する人のための講座だ。
                    2014年1月11日スタート。
                    約半年間の講義だが、駆け抜けてみると「あっ」という間。
                    全10回の20コマ。
                    しかも、20コマの「講義」は、講座のほんの一部でしかない。
                    Facebookの米光講座グループや、チャット、メールなどで、講座以外の日もやりとりをする。
                    受講生同志のやりとりも活発だ。
                    書きたいテーマを追求する講座なので、受講後も、そのテーマに関する仕事があれば連絡する。

                    終わった後の宴会に、米光も出席する。
                    というか、プロで活躍している編集者やライターの人に遊びにきてもらったりしている。その呑み会で、仕事やプロジェクトが発生したり、つながりができたりもする。
                    そういうことが大切だと思っている。

                    ぼくが、この講座をやっているのは、新しいライターや編集者がたくさん登場して活躍の場をひろげて、おもしろい場になればいいと思っているからだ。
                    仲間が増えるといいなと思っている。
                    だから、講義が終わったら、そのつながりが終わりだとは考えていない。
                    ずっと、仲間として、一緒におもしろいことができるといい。
                    そのために講座をやっている。

                    ■関連リンク
                    Q&A:宣伝会議編集ライター講座上級コースシーズン5
                    「ライターになる方法を」宣伝会議編集ライター講座上級コースシーズン5
                    宣伝会議「編集・ライター養成講座上級コース」シーズン5
                    講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン4

                    好きなことを書いてプロになるコツって? 第1回エキレビライターオーディション!

                    「インプット」ではなく「アウトプット」
                    「ふつうの人」でもなれる、がむしゃらに、失敗を恐れずに。
                    走り続ければ、景色はどんどん変わっていく
                    ライターになって、大好きなアーティストに会えた
                    「レンズを伏せるのは、撮るな言われた時だけや」――被災地で伝える側に立った<前編>
                    「我々の過ごした1年間が映っていたよ。ありがとう」 ――被災地で伝える側に立った <後編>
                    2013.11.17 Sunday

                    「ライターになる方法を」宣伝会議編集ライター講座上級コースシーズン5

                    0
                      「ライターになる方法をおしえて」と訊くような子はなれないでしょう
                      枡野浩一の短歌だ。
                      ライターをやっていると、「ライターになる方法」をたびたび聞かれる。
                      そんな茫洋とした疑問を、考えもなしに相手にぶつける人は、たしかにライターに向いていないと感じる。
                      この考えを延長して、「講座に行くような人は、ライターになれない」などと言う人もいる。
                      「宣伝会議編集ライター講座上級コース」は、そういう人が間違っていることを証明する講座にしようと決意してはじめた。

                      次回はシーズン5。
                      今まで毎シーズン、実際にプロを輩出している。
                      ライターになって活躍している人、編集者になって活躍している人。
                      実績がある。
                      講座では、とにかく実際に書いてもらう。編集してもらう。作品を発表する。
                      プロの編集者に見てもらう。プロのライターに読んでもらう。
                      おもしろい作品、よい作品、可能性がある作品があれば、それを作った人には、プロの現場に参加してもらう。

                      はっきり言う。
                      プロの現場で必要なのは「文章の巧さ」だけではない。
                      だから、実践の講座をスタートした。

                      と書くと、ハードルの高い講座だと思われるかもしれない。
                      そんなことはない。
                      プロになりたいと思っている人は、誰でもだいじょうぶ。
                      ただし、やる気は必要だ。
                      たくさん書いて、たくさん編集して、たくさん作品をつくる。
                      そうすれば、ぐんぐんスキルアップしていく。
                      シーズン5の今回も、プロを輩出する。
                      ぜひ、来てください。

                      11月30日(土)体験講座開催決定!
                      無料、先着順です。ぜひ。

                      宣伝会議「編集・ライター養成講座上級コース」シーズン5:講座はいつまでもつづく
                      講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン4
                      2013.10.21 Monday

                      宣伝会議「編集・ライター養成講座上級コース」シーズン5

                      0
                        宣伝会議「編集・ライター養成講座上級コース」は、約半年間の講義ですが、駆け抜けてみると「あっ」という間。
                        全10回の20コマ。
                        しかも、20コマの「講義」は、講座のほんの一部でしかないのです。

                        来て、話を聞いたり、その場で何かちょいとやって「良かったね」っていうものじゃない。まったく違う講座です。

                        みんなが教室に集まってやる「講義」は、2014年01月11日(土)からスタート。
                        講座がない日も、FaceBookの「米光講座」グループでやりとりしています。
                        課題や、チーム間の連絡など、さまざまな活動や交流が行われます。

                        さらに、講義が終わり修了証をもらったあとでも、「米光講座」グループでの活動は可能です。
                        ずっと参加できます。
                        だから、いままでのシーズンの受講生もいて、呑み会や、求人情報や、イベントのリポートや、仕事情報などの交流が行われています。
                        講義は半年で終わりますが、講座はずっと続いて参加し続けることが可能です(一生モノというやつです)。

                        10月12日、つい先日も「米光講座横断パーティー」が行われました。
                        全シーズンの講座生が対象のパーティーで、講座に来てくれたゲストの先生たち(豊崎由美さん、石黒謙吾さん、石原壮一郎さん、AllAboutDigの編集者のみなさん、漫画家のうめさん、杉江松恋さん、馬場企画さんなどなど)も来てくれて、新人やベテランやいろいろ入り混じって、さらにそこでプロジェクトがスタートしたりして活気があって楽しかったです。

                        というふうに、宣伝会議「編集・ライター養成講座上級コース」は、ただの講座ではありません。
                        どちらかというと、ひとつの「ゆるやかなコミュニティ」だと考えてもらったほうがいい。
                        プロの編集者やライターとして活躍しているみんなや、これからスタートしようとしている人や、違う道を選んだ人や、ベテランの人たち(ゲスト講師のみなさんもFBの「米光講座」グループに入っています)、そういった多様な人が集う場として、永続するコミュニティでありたいと考えています。


                        宣伝会議「編集・ライター養成講座上級コース」シーズン5は2014年01月11日(土)からスタート。
                        これまでのシーズンの卒業生の多くがプロとして活躍しています。
                        プロの編集者・ライターをゲストに招いて、実際のメディア対応で書いた原稿を提出してもらってのプロ・オーディションや、書籍に掲載することを前提にインタビューをして原稿を書くといった「プロになるための実践の講座」です。

                        詳しくは、宣伝会議のサイト(編集・ライター養成講座 上級コース)を。

                        申し込みをした人は、ツイッターで@yonemitsuに@を飛ばしてください。

                        11月30日(土)体験講座開催決定!
                        無料、先着順です。ぜひ。
                        2012.11.29 Thursday

                        編集ライター講座の心にしみる言葉

                        0
                          宣伝会議の編集ライター講座上級コースが12月8日からスタート。

                          「編集ライター講座上級コース」受講生は、講義終了後も、Facebookグループ「米光講座」で交流しています(講義は終わっても、講座は終わらないのです)。

                          そこに、シーズン3受講生の与儀明子が書いたテキストを掲載。

                          =========

                          最後に。ノートを読み返していたら、ライターになった今だからより沁みる言葉の数々が!
                          せっかくなので、とくに気に入ったものを挙げてみます。

                          第0回(無料体験講座)
                          ■人はそのままでオリジナリティを持っている。普段の生活の中では、さっとすくいあげられる一般的なものを提示してしまうほうが楽。でもほんとうは、あなたはそんなに単純じゃない。自分の中のオリジナルなものを掘り起こそう。

                          第3回 
                          ■これ書きたい(初期衝動)+読者がどう動くか。自分の原稿を他者が読んでどうツイートするか想像してみよう。

                          ■ファンの視点や凡庸なリミックスから抜け出すには。タイプの違う同じテーマの本を30冊読む。

                          第4回 
                          ■インタビューで困惑するような答えが返って来たら、むしろ大チャンス。パブリックイメージが崩れたところは、伝える価値のあるところ。困惑したときに、どう転がせるか。

                          第5回
                          ■インタビュー記事ではカメラ位置を意識する。全体をただ短くすると抽象的になる。2点くらいぎゅっと具体的に絞ってカメラを寄せる。トーンが時々ぎゅっと変わると、見え方に幅が出る

                          ■インタビュー記事に微細なディティールが描かれていると、リアリティが生まれる。この人いる! ってなる。

                          ■最初の質問が面白いと読もう!という気になる。読んでいる側がビクンとすることから入る。

                          ■言葉の幅を意識。広い言葉が繋がっているとぼやっとする。鋭い言葉で補強する。

                          ■原稿の内容に「それは違うよ〜」という反応があったら、それも読者を触発したのであり、原稿の意義がある。

                          ■「あるある」じゃなくて、「あ!あるある」。共感の幅を大きく飛び越えた時ほど感動が大きい。

                          第6回
                          ■本音だと、文章添削って嘘なんだよな。言葉をどう選ぶかは、どういう内容を伝えたいかで変わってくる。どういう内容を書きたかったかは本人しか分からない。それを勝手に類推して、書き換えて提示するわけだから。

                          第8回
                          ■ライターはパーソナリティふくめての仕事。物怖じしたり隠したり取り繕ったりしない。それが人間力に繋がる。

                          =========

                          講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3

                          プロになるための心がけ7条Q&A「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3(シーズン3用に書いたものだけど、このあたりの基本は変わらないので参考にしてください)
                          2012.11.22 Thursday

                          講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン4

                          0
                            宣伝会議の編集ライター講座上級コースが12月8日からスタート。

                            「編集ライター講座上級コース」受講生は、講義終了後も、Facebookグループ「米光講座」で交流しています(講義は終わっても、講座は終わらないのです)。

                            受講生に、いま何やってるのかブログで紹介するので書いてねーって呼びかけてみました。

                            ■シーズン2を受講したオグマナオトです。 現在はフリーランスライターとしてエキサイトレビューへの寄稿(主にスポーツ関連本)、幻冬舎Webマガジンでの実況アナウンサーインタビュー連載、その他、いつくかの雑誌でインタビューページを担当しております。
                            その他、風車ライターとして「電書雑誌よねみつ」に書かせていただいたり、電書カプセルにも野球マンガ企画で参加させていただく予定です。
                            受講時は広告プロデューサー、その後兼業ライター、で今年の4月からライター一本になりました。

                            平沼 敦子
                            シーズン2の岸田さん関わる「東北まぐ!」の原稿を書きました。
                            米光講座は、文章を書く技術の向上のみが目的ではないと思っています。毎回の課題、Facebookでのやり取りで、いかに自分が得意とするネタをつかめるかが突きつけられます。
                            それまで会社と家との往復だった生活がどんなに楽しくなったか! 目に入るものすべてが記事になるかどうか。景色がモノクロがカラーに変わりました。
                            課題ではサブカル、グルメ記事など手を出しましたが、結局は生まれ育った東北の震災後の様子を書き留めたいと思わせてくれたのがこの講座です。
                            いずれ映像で取材したものを文字にし、電書化したい思っています。何ものにも囚われるな、というかルールも遊んでしまえ、ということを知ったので。

                            ゆりいかですー。
                            当時、大学二年生でツイッター読書会は主催していたものの、具体的な職とは結びつけられずにいました。
                            講座後、新卒として就職活動を行いましたがうまくいかず、講座以来ずっと文章を書くことに携わっていたこともあり、「NETOKARU」等でライターをやったり、作家にインタビュー企画や読書会関連の企画をすすめていました。
                            その後、三年生の10月ごろに「ダ・ヴィンチ電子ナビ」からご連絡がかかり、そこで読書会の連載コーナーをいただきました。そこから「ネットカルチャーの旗手」という最近活躍しているクリエイターにインタビューする企画の連載も担当することになり、本誌『ダ・ヴィンチ』でも、小説家・福田和代の担当編集者さんへのインタビューや、ニュース記事、新人小説家の知野あさみさんインタビュー、マンガレビューなどを書くようになりました。また、レビューやニュース記事もウェブに定期的に掲載することになり、「アニメイトTV」などにもイベントレポートを寄稿するようになっています。

                            そして、この11月よりメディアファクトリーの中でウェブ編集者のバイトとして仕事することになりました。ライター業を並行しながら勤めております。まだまだ必死についていく毎日ですが、勉強しながら精進しております。これからの目標としては、現在の業務にまず慣れつつ、本と読者をつなぎ合わせることのできる企画を立ち上げていきたいです。

                            【講座について】
                            今思えば、たくさんの年上の方々に囲まれての講座でしたので、米光さんの講義はもちろんのこと、たくさんの受講生やゲストの方と、とことん話せたことが、その後の活動の大きな糧になっていることは間違いありません。
                            「こんな、働き方があっていいのか!」や、
                            「こんな、仕事の仕方があるんだ!」、
                            「こんな、面白いこと考えている人がいるんだ!」など、
                            新鮮な驚きに満ちていたことを覚えています。

                            特に、米光さんの原稿執筆の添削はその後の文章の書き方だけでなく、ものを書く上での思考自体にも深く影響を与えられたように思えます。あの、マンツーマンでの指導がなければ、今の仕事で原稿をたくさん書くという機会を得られていたかどうかわかりません。また、発想力や企画の方法についても、その後の自分の活動の基礎になっているように思えます。今でも、「この記事、米光さんが読んだら、どう思うだろう。怒られるかしら・・・」と考えながら書くことがあります(とりつかれているみたいですね)。

                            またあの編集講座の受講生の仲間たちと会いたいと今でも思います。あのころみたいに朝までお酒を飲みながら、自分の好きなこと、書きたいことについてとことん語り合いたいです。これから講座に通う人にも、そんな素敵な出会いがあればいいな、あってほしいなと、心から思います。

                            ■シーズン2を受講した吉岡理恵です。
                            フリーランサーとして主に現代美術、芸術文化を専門に執筆・編集から、展覧会の企画・設営、コーディネート、ウェブサイトのディレクション、、と自己紹介するときは美術系なんでも屋といっています。
                            定期的にライター活動してるのは、展覧会情報のウェブサイトにて有志メンバーでやってるレビューコンテンツです。
                            今年の自分自身の目標はアーティストインタビューいっぱい頑張る! なんですが、エディターとしてこのコンテンツの運営、企画も課題です。なので、講座では毎回のグループワークも勉強になりました。どうぞよろしくお願いします。:)
                            たまに友人のライターと三軒茶屋にあるバー、ONSENで“番頭さん”をやったりしています。年内にあと1回くらいやる予定なのであそびにきてください〜!

                            青柳美帆子です。
                            シーズン3を受講しました。大学生です。来年からは大学院生です。
                            ・やってること
                            エキサイトレビューへの寄稿
                            BookJapan編集
                            今後はいろんな人にインタビューしていきたいなと思ってます。
                            米光講座で一番おもしろかったのは、自分の書いたものをいろんな人に読んでもらえること。米光さんやアライさんにアドバイスをもらえるのもとてもありがたかったのですが、同じ受講生仲間に「あの原稿面白かった!」と言ってもらえてテンション上がったのを覚えてます。「ひとりよがりにならない」「知らない人にもわかるように書く」「読者を意識する」という姿勢を、課題を出す中で学びました。
                            授業外では、飲み会(授業終了後にはたいてい自由参加の飲み会があります)と句会がすごく楽しかったです。

                            岸田浩和
                            期せず映像に注目を頂いたのですが、 その辺の諸々の経緯を、宣伝会議のネット媒体「アドタイ」に コラムとして書かせてもらいました。
                            「レンズを伏せるのは、撮るな言われた時だけや」――被災地で伝える側に立った

                            イトウエルマ
                            イラストに文章をのせてみたくて総合コースを受講。そこで米光さんに旅のスケッチブックを見ていただいたご縁から電書雑誌よねみつに参加。 いきなり 「コマ割りしてiPhoneで読めるようなマンガかいて〜(初心者目線で)」 と言われ、試行錯誤しながら創刊号の電書雑誌よねみつで連載。(電書女子シリーズです 汗) そこで一緒に記事を書いていらした深川岳志さんから、日経ビジネスアソシエの副編集長氏にご紹介頂き…本誌特集記事のイラストのお仕事&句会を素人目線でレポするマンガのお仕事をゲット!(米光さんも参加されていた句会、『東京マッハ』の様子を日経BP社で電子書籍化する企画) ここまで、電書雑誌よねみつの創刊号がポートフォリオ代わりでした。 続けて日経ビジネスオンラインで俳句に関する素人目線のマンガ(イラスト?)の連載…、それらを持って営業。 雑誌『旅の手帖』で旅ルポのお仕事!青森や、九州などに行きました。さらに雑誌『dancyu』でイラストと文を書かせて頂いたり…。好きな分野でのお仕事に発展! ちなみに只今、雑誌『宣伝会議』で、『散歩の達人』編集長氏の連載にイラストを書かせて頂いております。 初心であることだって武器だ! と米光さんが講座で話され、その後の電子書籍の活動の中で、私の可能性を引き出して下さいました。 それを電書よねみつの繋がりで拾い上げて下さる方に出会いました。人の縁とこの展開にびっくりです!

                            水藤友基
                            最近の仕事は、おもに「釣りビジョン」というBSの釣り専門チャンネルで フリーのディレクターをやっています。
                            『SUGOIアワー』という月イチのバス釣り番組を担当してます。

                            それ以外に、ウナギ釣りの番組なども作ってました。
                            あとは西武園ゆうえんちのイルミネーションの宣伝映像を作ったり、
                            オワリカラというバンドのビデオを撮ったりで、という感じです。

                            ■シーズン3の修了生、黒木貴啓です。1988年生まれです。
                            【今やっていること】
                            ・ネット媒体「ねとらぼ」「ガジェット」にて、週5日で1日4本くらい執筆中(お給料有)
                            ・ネット媒体「コブス横丁」にて、月4本くらい執筆中(お給料有)
                            ・ライブハウスCLUB Queのライブレポを定期的に執筆(お給料無)
                            【今までやったこと(1年以内)】
                            ・歌舞伎町ロックフェス「ETERNAL ROCK CITY. 2012」ライブレポ・ライター(お給料無)
                            ・株式会社プレスラボさんからもらったお仕事いろいろ(WEBおもちゃマガジン「モッチャ」取材記事1本、国士舘大学フリーペーパー「UGOPAN」お勧めスポット紹介コーナー1ページ・2カ月分、テープ起こし、写真モデル、パーティー受付、カーテンの取付け……すべてお給料有)
                            【米光講座のこと】
                             米光講座では自分の文章のテーマを見つけます。当時「仮面」をテーマにしたぼくは、仮面ネタの記事が読者に興味をもってもらえるよう、米光さんや講座生から何度もアドバイスをもらいました。
                             テーマの中から勧めたいネタをもってきて記事にしたり、社会の話題をテーマで切りとって記事にしたりして、「日常から記事をつくりだすノウハウ」を学びました。
                             講座を修了して、テーマを「ライブ空間」にかえて、記事を書くよう心がけているこの頃。大好きなバンド「フジファブリック」を調べているとき「FreFlow」という新世代ペンライトみつけました。
                            「ガジェット」編集部にネタを通し、フジファブリックのライブでFreFlowを人々が楽しそうに使う描写を加えたFreFlow紹介記事を掲載させてもらうことになります。
                             講座で学んだことを活かして、自分の日常から記事を作りだす。じぶんの日常を切りとった記事が掲載されたときは興奮します。もっと掲載させて、黒木貴啓ってこういうライターだ!というのを読者に知ってもらいたいです。

                            他にも、ラノベ編集者になった人や、写真とライティングで活躍している人、いろいろいます(→講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3)。
                            狭い意味での「編集・ライター」だけでなく、広い意味で表現をしていくための活躍の場を作ることができるのが本講座の特徴です。

                            講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3編集・ライター養成講座 上級コース プロフェッショナル・ライティングクラス:シーズン4
                            20コマの「講義」は、講座のほんの一部でしかない
                            文章を書いたらチェックしたい17の項目改2
                            →宣伝会議サイト:編集・ライター養成講座 上級コース プロフェッショナル・ライティングクラス
                            走り続ければ、景色はどんどん変わっていく
                            プロになるための心がけ7条
                            2011.10.31 Monday

                            「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3は何をやるか

                            0
                              宣伝会議「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3(公式サイト)がスタートする。

                              上級コース概要を記す。
                              11月26日スタート、土曜日、18時30分〜20時40分。
                              全10回、20コマ。ほぼ隔週のペース。

                              経験は不問。

                              課題が出る。
                              講座のない日も、メールなどでやりとりする。
                              今回は、Facebookのグループも使う。
                              ネット環境がない人は、受講するのをチャンスに、そろえるといい。
                              いまネット環境なしで編集・ライターをやろうとするのはあまりにも困難だ。
                              Facebookなどの使い方を知らないという人も、だいじょうぶ。みんなでやりとりをする中で理解できてくる。
                              講座をやって気づいたのは「ネットでやりとりする有効な方法を身につけている人が少ない」ということだ。
                              習得すれば、会議や打ち合わせのスピードもあがる。情報の整理もできる。わからないことを聞いたり、協力しあえる人を見つけるのも簡単になる。人と出会うこともできる。宣伝や告知にも使える。これほど活用できる武器を使わずにいる手はない。

                              というふうに、講座は「講座の日だけ何かをやっておしまい」というスタイルではない。
                              「月に2回ちょっとやっただけで、プロの編集・ライターとして活躍できる」なんてことはない。
                              プロは毎日書いている。あなたも毎日書くべきである。

                              経験は不問だが、その覚悟は必要。

                              全20コマの講座。前半は、表現の基礎力を身につける。
                              「何を書くのか」「どう構成するのか」「どう書くのか」をつかみとってもらう。
                              これらに、ひとつの共通解はない。だから座学、インプットだけを繰り返していても見つけられない。実践的に書きながら、見つけていく。
                              インプットとアウトプットを繰り返し、ループさせる。
                              「分かってるけどうまくできない」って人は、インプットはしてるけどアウトプットが足りないってことが多い。
                              ところがアウトプットって、反響がない状態では続けにくい。
                              講座であれば、表現することに意識的な仲間がいる。反響もダイレクトに伝わる。
                              だから、講座ではアウトプットの機会を増やして、インプットとアウトプットのループをくるくる回していく。

                              後半は、「商業媒体に自分の文章を発表する」「自分のメディアをもつ」ことを目標とする。
                              っても、これ前半部分でも仕込んでいくんだけど、基礎力を身につけておいて、後半にぐっとそこに迫っていこうという目論見だ。
                              文章を書いても、それが成り立つ仕組みがなければ続かない。「どう発表するのか」「どう繋がっていくのか」「どう持続していくのか」。

                              ゲストに編集者を呼ぶ。話を聞くだけじゃない。その人が持っている媒体に載ることを想定して原稿を書く。編集者がそれを読む。
                              「誰が読んでくれるか」がはっきりしない文章は、ぼんやりしてしまう。校長先生の話や、政府広報の文章がつまらなくなるのは、誰が聞いても、誰が読んでも、怒られないように、あらゆる方向に気を配るからだ。
                              誰が読み、誰に届けるのか。そこをクリアにしない文章を書いていると、誰にも怒られないけど、誰も読んでくれない文章になってしまう。
                              だから、そこをクリアにして書いてもらう。
                              もちろん、編集者が「この人は書ける!」と判断したら、そこでデビューすることも可能だ(これまでの講座で実際にデビューしている)。

                              シーズン1では「電書フリマ」を開催した。シーズン2では電書雑誌を制作した(ぼくが知らない間に受講生がみんなで卒業電書を作ってたというサプライズもあった)。
                              今回も、電子書籍を作ろうと考えている。そのために協力な助っ人も参加してもらう約束をとりつけた。転がせるだけ転がしていく。

                              チームを作った。講座が終わっても、チームでけっこう会って飲んだり、一緒に何かやったり、プロジェクトがはじまったりしている。今シーズンも、そうなるようにしようと思う。

                              講座の後は、呑み会をやっている。そこでも新しいプロジェクトが生まれたり、遊びに来てくれた編集者やライターと何かやろうってことになったりする。

                              講座外の活動も、盛りだくさんになるだろう。全部に参加する必要はない。「自分がやりたい」と思うものにチャレンジしてほしい。
                              講座外の活動があって、それがバラバラになったり、止まったりしないように、ときどき講座でみんなが会う。そこで考えを揺さぶる。そういう構成になるはずだ。
                              文章を書くというのは、全員が同じ目標に向かうものじゃない。
                              それぞれのスタンスとベクトルで、それぞれの魅力を持つ表現を身につけていく。
                              そのための講座だ。

                              ■リンク
                              「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3は何をやるか
                              文章を書いたらチェックしたい17の項目改
                              「勢いで書いた文章の方が良かったりする」の謎
                              米光のライターの仕事
                              「こうして編集者・ライターになりました」
                              講座生、その後の活躍
                              Q&A「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3


                              2011.10.23 Sunday

                              Q&A「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3

                              0
                                宣伝会議「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3(公式サイト)がスタートする。

                                いままで受けた質問をもとにQ&Aをつくりました。質問があれば、ツイッターやコメント欄で気楽にしてください(ここに追加して回答します)。

                                 講座を通して実際の仕事につながったりもするのでしょうか?
                                 実際の仕事につながった例は、たくさんあります。「編集・ライター養成講座 上級コース」シーズン2講座生、その後の活躍を参考にしてみてください。
                                あなたがそうなるかどうかは、あなた次第です。

                                 講座生の書いた成果物が見たいのですが?
                                 「未来に関するテキスト 電書に関する本55冊」は、電子書籍に関する本のレビュー集。講座生が手分けして書いた。
                                米光が責任編集ということで、講座生が書いた原稿を何度もチェックし、リテイクし、書き直してもらって、合格した55本のレビューを集めて、電子書籍として出版した。
                                その55本のレビューから30本を抜粋したものが『誰でも作れる電子書籍』(インプレスジャパン)に収録されているので読んでみてほしい。
                                他にいくつかWEB上で読めるものとしては。
                                ビジスタニュースに掲載された「松永肇一「ホメオパシーと知恵の輪」」
                                エキレビ! 畑菜穂子の記事
                                エキレビ! 夏トマトの記事
                                エキレビ! オグマナオトの記事
                                Webマガジン幻冬舎「お前の目玉は節穴か」のオグマナオト、畑菜穂子の回。
                                雑誌や本や編集系は、講座生、その後の活躍を参考にして見つけてみてください。

                                 ライター・編集それぞれ分野は広いと思うのですが、レクチャー内容は特に決まった専門カテゴリに限定されるのではないと考えていいですか?
                                 ある種のカラーがあるほうがプロとしてやっていけると考えています。なので、書く側に対しては、カラーというか、得意技というか、まあそういうものを求めます。
                                照明に強い。嵐に強い。デジカメの構造ならまかせ。自分の弟のことなら誰よりも詳しい。ゾンビのことばかり考えてます。なんでもいいんだけど、ずっと興味を持って考えたり発見したりできることが必要だと考えています。
                                そういったカラーや得意技を、書くことによって、見つけて、伸ばしていく。同時に原稿の届くリーチを伸ばしていく。それを武器にしていろいろなことについて書けるようになる/編集できるようになる。そういったことを目指す講座です。

                                 自分にはそういった得意技みたいなものがないのですが……。
                                 あります。
                                「自分がどういうことを書けばいいのか分からない」「どういうカラーが適しているのか分からない」という人は、講座を通してそれを見つけることができます。
                                その人に応じた、その人ならではの方法論を見つけてもらうために、ぼくは、あなたと実際に会って、あなたの文章を読む必要があるのです。だから、講座という形式でやるわけです。
                                “いま私は「風車ライター」なんて名乗っていますが、講座を受ける前までは「風車について書く」という以前に、「風車が自分の表現のテーマになる」という発想そのものがありませんでした。”なんて受講生もいます。
                                本人が思ってるより、ひとは、ひとそれぞれ全く違います。オリジナリティを持っています。ひとはそんなに単純じゃない。
                                本人にとってはあたりまえのことでも、他の人にとってはすごく興味深いことだ、ということがたくさんあります。
                                自分では何でもないことや、弱みだと思っていることが、しっかりと意識することで、得意技になります。
                                のみこみが悪いという弱点ですら、「のみこみが悪い人でもわかるように書く」という意識にひっくり返すことができれば武器になります。
                                自分の中に他者の視線を持てば、それは見つけられます。
                                他の受講生と一緒に、外に向けたテキストを書き続けることで、「自分の中の他者の視線」を身につけることができます。

                                 受講料が高いです。安くならないですか?
                                 宣伝会議の講座は高いよねぇ。でも、その値段ぶんのことをシーズン1シーズン2はやったと思う。skypeの打ち合わせやメーリングリストやUstreamを含めれば、講座期間中、講座生と対話しなかった日はなかった。というか講座が終わった今でも対話している。
                                (今回はfacebookのグループを使います。プレ講座と題して、講座開始前からちょいとやってます。申し込んだ人はfacebookで米光一成を検索して「講座行きます」ってメッセージとともに友達申請してください)
                                あと原稿料のある仕事をゲットしたら、差し引き考えれば安くなるよ(仕事が発生した場合、ぼくがいくらサポートしても、中間搾取したりしません。原稿料は全額、受講生に手渡されます)。
                                あと、教育ローンがあるので活用してみてください。
                                教育ローンは、けっこういけるらしいです。学生じゃなくても可だそうです。ぼく自身は詳しくないのですが、宣伝会議の担当者に相談してみてください。

                                 文章が上手くなりますか?
                                 「文章が求められるか」「届くのか」「興味深いか」ということをポイントにします。
                                誰でも書けるような文章や、読者投稿欄みたいな文章を書くための講座ではありません(そのようなタイプの講座はたくさんあるので、そういうことが目的の人は別の講座へどうぞ)。
                                書きたいこと(得意技)が見つかれば、それを伝えたいというモチベーションが生まれます。そうすると「正しい文章」よりも、届く文章を書きたくなります。
                                そのための講座です。

                                 「届く」というのはどういうことですか?
                                 「書きたいこと(得意技)」で世界を切り取って眺めることで、新鮮に世界を観察することができます。そうなれば新鮮な発見がみつかります。その発見を伝えたくなります。どうにかして伝えようと書くことで、また新たな視点を生み出すことができます。その新たな視点で、世界をまたさらに別の角度から新鮮に観察することができます。そういうループで、届けるリーチを伸ばしていくことは楽しいよ。というような意味での「届く」ということです。

                                 どうやって自分の強みを見つけるのでしょう?
                                 その部分をまさに米光講座で実際にやっていきます。自分の強みを見つける方法も、個々それぞれ違うので、トレーニングしていくなかで、個別の指導もしていきます。米光講座シーズン1では、スカイプなどを使って個人面談をしたり、個々の文章で個人講義をしたりしました。シーズン2では、そういった方法にプラスして、チーム間のやりとりを重視しました。シーズン3では、その双方をやっていきます。

                                「簡単に情報発信ができる時代に、あえて編集・ライターのプロの技能を身に付けることは、重要なのでしょうか」といった疑問は僕自身が常に考えています…
                                 テキストや表現したものを、ネットや電子書籍などを使って、全世界に開かれた場所に置くことはできるようになった。けど「自分が納得したものが表現できるか」「ちゃんと読んでもらえるモノになっているか」「自分は何を表現しつづければいいのか」という部分は、どうだろう?
                                受講生のひとりが、こう言ってくれた。「米光さんの講座は、誰にでも通用するわかりやすいノウハウを教えるんじゃなくて、自分だけの武器を見つけるための講座。で、その武器を見つけて、使っていく過程で、どんどんノウハウがわかってくるから、自分自身のノウハウになる。そうなると書くのが楽しくなる」
                                発信すべき情報や、その伝達方法を、もっと自分にとって納得がいくものにする。「表現することは、世界(の一部)をデザインすることだ」と考えて、講座をやっていきます。

                                 書く仕事をしてるけど、もう一回ちゃんと学びたい人にはどうですか?
                                 もちろん歓迎。シーズン1,2では、すでにプロとして原稿を書いている人が何人か受講してくれました。
                                プロの原稿(テープ起こしから完成原稿)を資料にした講座をやったりしたよ。

                                 1stシーズンにて発生した実践故のハプニングと、それを解決へ導いた好事例は、どんなものがありましたか?
                                 うーん「勝手に依頼しちゃったよ!」とか、いろいろあったけど、まあ、あんまり公の場で発表できないYO!
                                といっても、ネットなどで連絡を取り合って進めたので、大変な事態になるまえに解決してます。

                                 課題が出るそうですが、日々どれぐらいの時間を必要としますか?
                                 もちろん必要な時間は、ひとそれぞれ異なるでしょう。最低でも、平均毎日30分の執筆時間(直接書いている時間)は必要だと思う。でも、書くということは、机に向かってる時間だけじゃないからね。表現者は24時間表現者なんだ(←ドヤ顔で)。
                                課題は出るけど、やるかどうかは本人次第。でも、まあ、やらないと力はつかない。

                                 どんな課題が出ますか?
                                 いま準備しているのは「エキサイトレビューに掲載されることを目標とした原稿を書け!」という課題。ぼくはもちろん、エキサイトレビュー編集者が読んで評価します(良い原稿があれば、エキレビライターデビューしてもらいたい)。
                                チームで書いた文章を交換して読み合う(批判/批難はナシで、指摘だけを交わす方法ですすめます)。
                                他、いろいろな文章を書いたり、表現をしたりします。
                                課題は、自分がやりたい課題だけをやればOKです。
                                また「電子書籍雑誌」を作る電書雑誌部も結成予定。他、課外活動の部をいくつか作れるといいなーと思っています。
                                ■リンク
                                「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3は何をやるか
                                文章を書いたらチェックしたい17の項目改
                                「勢いで書いた文章の方が良かったりする」の謎
                                米光のライターの仕事
                                「こうして編集者・ライターになりました」
                                講座生、その後の活躍


                                2011.10.15 Saturday

                                講座生、その後の活躍:「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3

                                0
                                  宣伝会議「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3(公式サイト)がスタートする。
                                  無料特別体験講座もあります。

                                  シーズン1・2の受講生から、その後の活動と、講座の感想をメールでもらったので何回かに分けて紹介。
                                  第三回目。編集の仕事についた人と、総合コースから電書雑誌に参加してもらってイラストを描いているイトウさん。

                                  イトウエルマ
                                  イラストに文章をのせてみたくて総合コースを受講、そこで米光さんに旅のスケッチブックを見ていただいたご縁から電書雑誌よねみつにお誘いいただきました。
                                  いきなり「コマ割りしてiPhoneで読めるようなマンガかいて〜(初心者目線で)」と言われて試行錯誤しながら創刊号の電書雑誌よねみつに参加。(電書女子シリーズです 汗)
                                  そこで一緒に記事を書いていらっしゃる深川岳志さんがその創刊号を日経ビジネスアソシエの副編集長をされている方に見せて下さいまして。
                                  本誌特集記事のイラストを担当させて頂きました。(電書雑誌よねみつがポートフォリオ代わりでした)
                                  そして米光さんが参加されている東京マッハという句会の様子を日経BP社が電子書籍化する企画で句会を素人目線でレポするマンガのお仕事も頂きました。(ただ今進行中)
                                  この後は日経ビジネスオンラインで俳句に関する素人目線のマンガ(イラスト?)の連載のお仕事が発生しそうな…汗

                                  初心であることだって武器だ! と米光さんが講座で話され、私の中から可能性を引き出して下さいました。
                                  それを電書よねみつの繋がりでもって拾い上げて下さる方に出会いました。
                                  マンガを描くようになるとは正直思っておりませんでしたから、人の縁とこの展開にびっくりです!
                                  高橋(仮名)
                                  (受講時)出版社の雑誌編集者→(受講後)フリーランス編集者/ライター

                                  ・講座後の活動
                                  講座終了後、3カ月くらいしてフリーになりました。フリーになるぞ!という見込みもアテもあんまりなかったのですが(笑)、約1年が経ち、なんとか順調に仕事をしています。
                                  以前は雑誌編集がメインでしたが、フリーになってからは縁あって書籍の編集やライティングに関わるようになりました。ほかに、経歴書をもって出版社や編プロに売り込み、ライターの仕事を得たりしています。
                                  書籍は読み物系のビジネス本のようなのが多いのですが、情報をパッケージ化して届ける雑誌と違って、書籍は「知恵」を提供するものだ、と一緒に仕事をさせてもらっている人に教わりました。「知恵」は言われるだけではわからないので、じわじわと実感してもらうために、読み手の頭に浮かぶだろう気持ちを汲みながら、その人の手を取って森に分け入っていくように丁寧に言葉をつくっていっています。そういうところがとてもおもしろいと感じています。

                                  ・どんな講座だったか
                                  本業で編集者をしていたものの、日々の仕事に追われて視野が狭くなりがちだったので、幅広い考え方を学びたいと思って参加しました。
                                  行ってみたら、まぁ〜おもしろい。まぁ〜フシギ。実践的とは聞いてはいたものの、実践というのが編集やライティングというよりは、もっと根本的な次元?というんでしょうか、「自分の視点を見つける」実践、でした。
                                  これは、署名ライターではなく基本的に黒子の編集者をしていた私には、とっても目からウロコでした。結局、私はその後もどちらかというと黒子をしているわけなのですが、“自分色”を捉えないと排除もできないので、いまの仕事に役立っている手応えがあります。また、それ以上に、ほかの受講生がどんな思考で課題に取り組み、どんなアウトプットになっているのかを見させてもらうことが勉強になりました。
                                  そして、一番「通ってよかったな」と思うことは、楽しい友人が増えたこと。編集者になりたい仲間というよりは、米光講座を「おもしろい」と感じる、感覚の近い友人たちに会えたことが、その後の刺激にもなり、得難いことだったなぁと思っています。
                                  北川佑佳
                                  【簡単な経歴】
                                  2006年4月 新卒でA社(商社)に入って自動車部品の海外営業
                                   ↓
                                  2008年7月 転職してB社(商社)でバイク部品の海外営業
                                   ↓
                                  編集・ライター養成講座総合コース(19期)
                                   &
                                  編集・ライター養成講座上級コース(1期)を受講
                                   ↓
                                  2010年12月
                                  転職してC社(編集プロダクション)で自動車雑誌の編集
                                  昔から何よりも本を読むことが好きでした。
                                  海外営業もやりがいがありましたが、「やっぱり編集者になりたい」という思いが強くなり、講座に通って改めて転職を決意した、そんな経緯です。


                                  【今の仕事内容】
                                  作っているのは、国産セダンのドレスアップ専門誌です。平たく言うと改造車ですね。
                                  仕事内容は、「全部」です。
                                  編プロなので、企画会議〜取材〜執筆〜校正まで、全て自分たちで行っています。
                                  私も全部やります。プラス、入社年次が若いので雑用もこなします。(掃除とか配本とか)

                                  取材だと、例えば、
                                  ■全国のドレスアップカーの展示イベント取材(1日で30〜50台くらいひたすら撮りまくる)
                                  ■オーナー車の単独取材(3時間くらいかけて1台をじっくり撮りまくる&オーナーに直接話を聞く)
                                  ■メーカーやショップ取材(新製品の取材、お店の紹介など)
                                  こんな感じです。

                                  執筆は、大体毎月20ページくらいを担当します。
                                  毎月「死ぬコレマジで死ぬ」と思いますが案外死にませんし元気です。

                                  【仕事以外にはこんなことしてます・してました】
                                  編ラ総合コースの卒業制作では、『女の不倫はいじらしい』というタイトルで記事を書きました。
                                  上級コースでの活動の一環として電書フリマに参加。
                                  電書フリマでは、『セックスを評価する女たち』という作品を販売させて頂きました。
                                  昔から「婦人公論」の愛読者でして…。
                                  芸能人とかじゃなく、自分と同じ一般の人たちの行動・感情の動きにすごく興味があるので、今も仕事の合間を縫ってすごーーーく細々と取材を続けています。主に不倫をテーマに。

                                  【上級コースの感想】
                                  親しみをこめて、私たちはずっと「米光講座」と呼んでいました。
                                  私にとっての米光講座は、「アイデアときっかけをくれるもの」でした。
                                  時には外に出て耳を澄ましたり、時には教室中を歩き回ったり。
                                  「あれ?私今何してるんだっけ」と不思議な気持ちになることもたくさんありました。
                                  でもすごく楽しかったです。
                                  それは、学ばなければいけないことをきちんと教えてくれる講座だったから。
                                  文章を書いて、それをきちんと批評してもらいました。
                                  プロの編集者やライターの方をゲストに招き、間近でリアルな話を聞かせてもらいました
                                  自分がどんな奴で何に興味があるのかを見極める方法も教えてもらったし、文章を書いた後にしなければいけない作業も知ることができました。
                                  電書フリマなんて、きっとこの講座に通ってなかったら知ることもできなかったと思います。

                                  柔軟に考えること、自分で動き出すこと。
                                  私の場合は、その2つがこの講座で得た一番の財産です。
                                  だから今、編集者として働けています。宣伝じゃなくて本当に。
                                  もう少し仕事に余裕が持てたら、米光講座シーズン6あたりにカムバックしたいです。
                                  高橋豊美
                                  【その後について】
                                  講座のメーリスでオルタナで編集員を募集していることを知り、応募したところ、編集部の方と繋がりができ、記事を書くに至りました。オルタナHPとヤフーニュースに配信されています。月に1本程度ですが、現在も細々と続けています。本業の仕事は変わらず続けています。今後もポジティブな意味で続けるつもりです。

                                  【講座の感想】
                                  自分マトリクス、Yes and、宣言すること、主観は伝わらない、事実と客観と具体で書くこと、自分を裏切らないこと、一番に手を挙げること(←これ、かなり重要です)。
                                  講座で自分の血肉になった言葉です。

                                  講座では、自分の得意がはっきりしている人が多く、ついていけないと感じました。私が何かを書こうと思って思いつくことが、自分の半径5メートル以内で起こるようなことか、地球一周分くらい遠い事実への演説混じりの問題提起かで、「自分目線」の事実が誰かに共感されることがほぼ無かったなと思います。

                                  そこそこ面白い、そこそこ楽しいということはあっても、誰かに熱く語りたくなるような事実が見つかりませんでした。そのうち、自分が何を発信したかったのか分からなくなり、書くことが億劫になった覚えがあります。

                                  すぐに答えを欲しがったり、how to を知れば解決した気になったり、手段さえ得れば自分の目標は達成したかのうような錯覚に陥っていました。自分の抱えるもやもやを誰かに解決してほしいと「自己啓発」に突っ走りながら他力本願街道まっしぐらでした。

                                  そんななか、震災が起こり『「被災者ホームステイ」でストレス緩和を』という記事を書きました。この記事は配信後すぐにヤフートップページのトピックスにあがり、取材先に反響が届きました。都民が被災者のために家の一室を提供するプロジェクトです。掲載後、提供者の登録数が数時間で倍になりました。

                                  自分の記事を読んで数千人の人が動いたことを知り、震えました。自分の文章で誰にどうなってほしいのか、初めて実感を持って考えることができました。

                                  たぶん、自分が何かをすることで、誰かの力になりたい。

                                  今はやりたいことは全部やろう、楽しいこと面白いことをたくさんしようと思って日々を過ごしています。

                                  講座の良さは、実践の場がたくさん用意されていること、実践するための情報がたくさん流れていること、事実しか伝わらないことを知れたことです。

                                  どんなに学んでも、実践にかなうものはありませんでした。自分のことがよく分かっていなくても、実践で自分をさらして、体で覚えること、かなり大事です。

                                  実践の場を得るには、とにかく、一番に手を挙げて仕事を得ることでした。早く「やります」と言わないと他の人の仕事になってしまうので。一番乗り、すごく重要です。

                                  それから、なるべく正直でいようかなと思うようになりました。いろんな見栄とか、いらないです。

                                  講座を受けて、小さな変化がたくさんありました。それがたくさん積み重なって、文章でも仕事の実務でも、発信力は少し高くなったかと思います。

                                  今でも受講した時のノートをたまに開きます。本心をうやむやにしたり、事実を曲げそうになったとき、「本当のことしか伝わらない」というメッセージにいつも助けられています

                                  長々と取り留めもなく書いてしまいましたが、講座受けて良かったです。肩の力が少し抜けました。
                                  下記は現在までオルタナで書いたものです。

                                  名前は「高橋豊美」で書いています。本業があるので、実名は出しません。


                                  【講座後に書いた記事】
                                  「発達障がい児にオーダーメイド授業を」
                                  「カンボジアの子どもたちにサッカーを」
                                  「被災者ホームステイ」でストレス緩和を
                                  「菜食」で食糧供給力の向上目指す
                                  書評)「人間性で時代を生き抜く」−−『社長のメモ』(渡邉幸義)Yahoo!ニュース
                                  書評)『地球大学講義録 3.11後のソーシャルデザイン』Yahoo!ニュース

                                  編集の仕事は、縁の下の力持ちで、あんまり表に出たくないというタイプの人もいて、ここで紹介していないけど活躍してるよって人もいるので、もっとたくさんいるんだけど、このへんで。
                                  従来のイメージの編集という仕事だけじゃなくて、もっと新しい、広い意味での編集という仕事が生まれてきていることも、現場の人間として、ぼくは実感する。
                                  紙の本を出すために何かを集めるだけじゃなくて、「内容があって、紙の本にするか、イベントにするか、電子メディアにするか、もっと違うものにするのか。アウトプットの方法を考えて、集めて編む」というタイプ。そういう編集。
                                  そういった実践も、やっていこうと企画している。


                                  ■リンク
                                  「編集・ライター講座 上級コース」シーズン3は何をやるか無料体験講座「発想のトレーニング」
                                  文章を書いたらチェックしたい17の項目改
                                  「勢いで書いた文章の方が良かったりする」の謎
                                  米光のライターの仕事
                                  「こうして編集者・ライターになりました」

                                  →第一回目、第二回目は下に続く。
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                                  2011.09.15 Thursday

                                  文章を書いたらチェックしたい17の項目改

                                  0
                                    テクニックこそ実践の中で学ぶべきだ。
                                    だって、1こうしろ、2こうしろ、3こうしろ、って言われたってできやしないのは、もう学校のダメ授業などでさんざん経験済みだろう。
                                    平泳ぎをやる前に、平泳ぎのコツを頭に叩き込もうとしてもピンとこない。
                                    やってみて、やってみたものを具体例として発見して、考えて、改善していく、そのなかでひとつひとつ身につけていくしかないのだ。だから、実践で学べる環境が必要だ。
                                    宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」公式サイト)第3シーズンが11月26日(土)スタートする。(2012年12月から第4シーズンはじまるよ!(公式サイト)
                                    米光一成が専任講師で、全10回20コマ。っても、ネットでのやりとりも頻繁に行うし、課題もあるので、20コマどろこじゃなくてガッチリやります。
                                    幸い第1シーズン・第2シーズンからはプロのライター・編集者がたくさん出た(第3シーズンからも!)。
                                    プロフェッショナルなメディアで発表した人の数は、1シーズン10人はいるだろう(ちゃんと数えてないので今度ちゃんと数えて公表します)。1シーズン30人、最後まで出席した人はもうちょっと少ないだろうから、講座でしっかりやってきた人の半数近くがプロとして活躍するチャンスをつかみとった。
                                    自慢しちゃうけど、これは凄いだろう。
                                    プロとして活躍するチャンスをつかむための講座だ。

                                    細かいテクニックを座学で教えるのではなく、実践の講座、実践の中で学ぶ講座である。
                                    今までの講座では、電書フリマを開催したり(新聞やテレビに取材されました)、ゲストに来た編集者が講座生をスカウトに来たり(4人デビューしました)、プロジェクトが生まれて何やらやったり(ぼくの知らないところでもいろんなことが起こるのがこの講座のいいところ)などなど。活動の場だ。


                                    で。
                                    最初にマイルストーンとして「文章を書いたらチェックしたい17の項目改」を紹介しよう。
                                    以前、ブログに書いて好評だった「文章を書いたらチェックしたい17の項目」の改訂版だ。
                                    多くの人から「これは実践的で使える」「新人を指導するときはこのURLを教えてます」という反応をもらった。「研修で使ってよいか」という問い合わせももらったし、某社から「これをベースに社内報に原稿を書いてくれないか」という依頼もあった。

                                    宣伝会議では、この各項を順に説明するようなことはしない。が、チェックを怠っている原稿があれば指摘する。じょじょにすべての項目をチェックした原稿を書く態度が身に付くはずだ。

                                    【文章を書いたらチェックしたい17の項目改】
                                    書き終えたら、以下のポイントをチェックして、推敲してみよう。

                                    ■内容を吟味しよう
                                    ・伝えたいことが伝わるか?
                                    伝えたいことは何か改めて考えてみよう。書いた文章で、その伝えたいことは伝わるだろうか? 伝えたい衝動を見失ってはいけない。衝動に突き動かされて書いているか?

                                    ・誰が読むのか?
                                    読む人は誰だろうか? 具体的に想像して、その人になったつもりで読んでみよう。読者の感情が動くような文章になっているだろうか。最初の一段落目を読んで、読者は放り投げずに先を読んでくれるだろうか。

                                    ・読んでもらおう
                                    可能ならば自分以外の人に読んでもらって感想を聞こう。厳しいことを言われても、直接いいわけしたり、反論したりしないほうがいい。


                                    ■テキストを整えよう
                                    ・その漢字は必要か?
                                    ムダに漢字が多いとゴテゴテ飾りつけた文章に見える。漢字にする必要がないものはひらがな/カタカナにひらけ。

                                    ・誤記がないか?
                                    とにかく辞書/検索で調べろ。言葉について深く知ることを楽しめ。『類語国語辞典』オススメ。

                                    ・改行できないか?
                                    五行を超えたブロックがあったら改行できないか考えてみよ。

                                    ・一文が長くないか?
                                    一文が長ければ、短くしてみよう。三行を超えていたら、疑え。

                                    ・語順はだいじょうぶか?
                                    語順が混乱していないだろうか。形容する言葉がどの言葉にかかるか、誤解を与えないような語順になっているだろうか。


                                    ■削れる部分はないか?
                                    以下のポイントで削れないかどうかチェックしてみよう。
                                    ・装飾の言葉
                                    強調のための「この」「その」、不要な形容詞、大げさな言葉。これらが目立つと、化粧しすぎの気取りすぎた文になる。できるかぎり削れ。カッコつけすぎるのってカッコ悪い。

                                    ・重複
                                    同じ言葉がつづいていないか。一段落に同じ言葉があれば、どちらかの言葉を変えられないか考えてみる(フォーカスを変えた言葉を探す)。同じ文末がつづいていないかもチェックしよう。

                                    ・メタディスコース
                                    「重要なことは〜」「私の知る限りでは〜」「御存じだろうが〜」など。内容ではなくて、内容に関しての言葉。読みを誘導しすぎる言葉。多用すると窮屈な感じの独りよがりな文になる。

                                    ・がーてん
                                    「極端ですが、」「わたくしごとですが、」などの逆説でない「〜が、」のフレーズは必要ない場合が多い。

                                    ・不要な脱線
                                    あまりにも脱線した話は、読む側を混乱させる。おもしろいかもしれないが、それはまた別の機会に書けばよい。

                                    ・いいわけ
                                    いいわけが挿入されてしまうと、もともと言いたかったことが伝わりにくくなる。逆効果である場合も多い。思い切って削ったほうが、すっきりする(特に謝罪の文章で、いいわけを入れる愚を犯すな)。

                                    ・他人の言葉
                                    定型文、クリシェ、らしいフレーズ。自分の気持ちから出てきていないそれらしいだけの文章がないか。自分の気持ちになっているかをチェック。

                                    ・最初と最後
                                    まさにここからしか、はじめられないところからスタートしているか。まさにここでしか終われないところで終わっているか。「つかみ」になっているか。最初と最後だからといってリキミすぎていないか。紋切りのフレーズになっていないか。大きなフレーズになっていないか(“コミュニケーションの大切さを痛感した”なんていう寝惚けててもかける大きなフレーズで終わるテキストのなんと多いことか!)。どうでもいい前置きをしてないか(本論からはじめよ)。最初/最後のフレーズや段落を削ったほうがだんぜん良くなるテキストは多い。

                                    ・接続詞
                                    接続詞を見つけたらいったん削ってみよう。それで意味が通るなら削ってしまえ(一度、接続詞をすべて削ってみて、自分の文章を読んでみよう)。

                                    文章・推敲

                                    表現力アップのための11のステップ

                                    ■宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」(公式サイト)11月26日(土)スタート。

                                    「『編集・ライター養成講座 上級コース』シーズン2」「Q&A」「Q&A2」
                                    2010.10.17 Sunday

                                    道場と講座

                                    0
                                      道場&講座に来ている人は、米光講座メーリングリストに参加すること(合い言葉を書くよーに!)。*メーリングリストがぷんすけで、こちらから招待しないとNGの模様。こちらから招待するので、メールアドレスを明記のうえ、メール(ih9k-ynmt★asahi-net.or.jp宛:★を@にしてね)ください。



                                      土曜日、米光道場の一回目と、宣伝講座の米光講座3回目。

                                      道場or講座内で紹介した本は以下の通り。
                                      北川悦吏子『のんちゃんのふとん』
                                      アゴタ・クリストフ『悪童日記』
                                      朝倉かすみ『田村はまだか』
                                      朝倉かすみ『夏目家順路』
                                      週刊文春10月21日号 山崎努「私の読書日記」

                                      道場の課題は、800字で朝倉かすみ『田村はまだか』のレビュー。
                                      道場破りは、400字×10枚で文庫解説を書け(道場主の米光が文庫解説を書いているので、それを超えるものが書けるかどうかチャレンジ)。

                                      道場は27名。講座も同じぐらい人数いる。今回は、講座生も課題提出OKにしたので、全員が課題を出せば(全員出せば!)800字レビューが50本ぐらい出てくることになる。ちょっと壮観だな。

                                      2010.09.21 Tuesday

                                      宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」スタート直前

                                      0
                                        宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」がスタートする。

                                        「具体的にはどういうことをやるのか?」という質問に答えたいと思う。

                                        ■実践である
                                        ともかく実践であることは、本講座の背骨だ。
                                        今シーズンは、exciteレビュー編集者をゲストに予定している。
                                        講座生にexciteレビューの原稿を書いてもらって、編集者とやりとりをしてもらう。「こいつはできそう!」となれば、ライターとして登用だ。
                                        すでに本講座から、畑菜穂子、水藤友基の2人がexciteレビューデビューしている。
                                        (畑菜穂子:「峯田和伸はなぜモテる? これからのトレンドはおかっぱだ!」「おでんやで電子書籍が売られる未来って?」
                                        水藤友基:「ゲイダイ発の映画がキテる! 三連休は、横浜・東京藝大が熱い!」


                                        ■電子書籍部
                                        電書部の活動も行う。すでにシーズン1で電書部が立ち上がり、講座が終わっても活発に活動中だ。→電子書籍部〜未来のテキスト〜
                                        また、新しく電子書籍の雑誌を企画している。ライターやスタッフとなる仲間も募集する。


                                        ■表現力アップ
                                        表現力アップの11のステップで書いた方法をベースに「書く」「読む」ことに慣れ親しんでもらう。批判・批難などはいっさいなしで、互いに深く読み、深く書くというループを作り上げる。


                                        ■講座1回目
                                        講座は2部構成。
                                        1部:隔週で集まる2時間だけが本講座ではない。それ以外の時間でも編集・ライター活動をしていく。そのための創作の基礎をワークショップ形式で行う。
                                        2部:ぼんやりと世界を眺めて、ぼんやりと書いていては、突破口は見つからない。突破口となる自分のテーマを見つけ出すワークショップ。

                                        ■講座2回目
                                        1部:テーマを深めていく。テーマを深めて切り口に変える第一歩となるワークショップ。
                                        2部:切り口を使って、テキストを書いていくための方法論を学ぶ。

                                        ■講座3回目以降
                                        電子書籍の基礎について学び、実際に電子書籍を制作してみる。
                                        exciteレビューの原稿を書いて、編集者に実際に読んでもらう。
                                        など。

                                        が、「実践である」という方針のため、具体的なカリキュラムは、講座生それぞれにあわせて決定される。
                                        講座生を鋳型にはめるような内容ではない。
                                        必要がある場合は、講座時間外での指導も行う。
                                        いくつかのカリキュラムポイントは決定しているが、それ以外は、その状況、講座生の方向性などによって臨機応変に変更していく。


                                        ■講座:呑み会
                                        ゲストだけではない。前シーズンでは、プロの編集者やライターが、講座や講座後の呑み会に来てくれた。今シーズンも、そうなるだろう。そういった場で、仲間になったり、新しいプロジェクトがはじまったりする。

                                        宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」シーズン2
                                        Q&A
                                        米光講座/米光道場のQ&A
                                        文章を書いたらチェックしたい17の項目改
                                        表現力アップのための11のステップ
                                        2010.09.06 Monday

                                        米光講座/米光道場のQ&A

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                                          「編集・ライター養成講座 上級コース」シーズン2(以下、米光講座)が9月4日土曜日から、「米光一成の文章道場」(以下、米光道場)が10月16日土曜日からスタートする。

                                          ツイッターやプレ講座の質問をもとにQ&Aを作ってみたよ。

                                          基本コンセプトはどちらの講座も同じなので、まずは共通するQ&Aから。


                                           講座を通して実際の仕事につながったりもするのでしょうか?

                                           実際の仕事につながった例は、たくさんあります。「編集・ライター養成講座 上級コース」シーズン2に書いている例以外にもたくさんあるよ。あなたがそうなるかどうかは、あなた次第です。


                                           講座生の書いた成果物が見たいのですが?

                                           「未来に関するテキスト 電書に関する本55冊」は、電子書籍に関する本のレビュー集。講座生が手分けして書いた。
                                          米光が責任編集ということで、講座生が書いた原稿を何度もチェックし、リテイクし、書き直してもらって、合格した55本のレビューを集めて、電子書籍として出版した。
                                          その55本のレビューから30本を抜粋したものが『誰でも作れる電子書籍』(インプレスジャパン)に収録されているので読んでみてほしい。
                                          他にいくつかWEB上で読めるものとしては。
                                          ビジスタニュースに掲載された「松永肇一「ホメオパシーと知恵の輪」」
                                          受講中に出版社バイトについて、原稿も書き始めた畑菜穂子の「峯田和伸はなぜモテる? これからのトレンドはおかっぱだ!」
                                          池袋コミカレに来てくれているtk_zombieのゾンビ原稿もあるよ(たとえば、ぼくが好きなのは「映画『ザ・ホード 死霊の大群』のゾンビは、一途で健気な〈走るゾンビ〉だ」)。


                                           ライター・編集それぞれ分野は広いと思うのですが、レクチャー内容は特に決まった専門カテゴリに限定されるのではないと考えていいですか?

                                           ある種のカラーがあるほうがプロとしてやっていけると考えています。なので、書く側に対しては、カラーというか、得意技というか、まあそういうものを求めます。
                                          照明に強い。嵐に強い。デジカメの構造ならまかせ。自分の弟のことなら誰よりも詳しい。ゾンビのことばかり考えてます。なんでもいいんだけど、ずっと興味を持って考えたり発見したりできることが必要だと考えています。
                                          そういったカラーや得意技を、書くことによって、見つけて、伸ばしていく。同時に原稿の届くリーチを伸ばしていく。そういったことを目指す講座です。


                                           自分にはそういった得意技みたいなものがないのですが……。

                                           あります。
                                          「自分がどういうことを書けばいいのか分からない」「どういうカラーが適しているのか分からない」という人は、講座を通してそれを見つけることができます。
                                          その人に応じた、その人ならではの方法論を見つけてもらうために、ぼくは、あなたと実際に会って、あなたの文章を読む必要があるのです。だから、講座という形式でやるわけです。
                                          本人が思ってるより、ひとは、ひとそれぞれ全く違います。オリジナリティを持っています。ひとはそんなに単純じゃない。
                                          本人にとってはあたりまえのことでも、他の人にとってはすごく興味深いことだ、ということがたくさんあります。
                                          自分の中に他者の視線を持てば、それは見つけられます。
                                          他の受講生と一緒に、外に向けたテキストを書き続けることで、「自分の中の他者の視線」を身につけることができます。


                                           受講料が高いです。安くならないですか?

                                           宣伝会議の講座は高いよねぇ。でも、その値段ぶんのことをシーズン1はやったと思うなー。skypeの打ち合わせやメーリングリストやUstreamを含めれば、講座期間中、講座生と対話しなかった日は、ほとんどなかった。というか講座が終わった今でも対話している。シーズン2もそのつもりです。
                                          あと原稿料のある仕事をゲットしたら、差し引き考えれば少しは安くなるよ(仕事が発生した場合、ぼくがいくらサポートしても、中間搾取したりしません。原稿料は全額、受講生に手渡されます)。
                                          あと、教育ローンがあるので活用してみてください。
                                          米光道場のほうは、高くないよ!


                                           文章が上手くなりますか?

                                           「文章が求められるか」「届くのか」「興味深いか」ということをポイントにします。
                                          誰でも書けるような文章や、読者投稿欄みたいな文章を書くための講座ではありません(そのようなタイプの講座はたくさんあるので、そういうことが目的の人は別の講座へどうぞ)。
                                          書きたいこと(得意技)が見つかれば、それを伝えたいというモチベーションが生まれます。そうすると「正しい文章」よりも、届く文章を書きたくなります。
                                          そのための講座です。


                                           「届く」というのはどういうことですか?

                                           「書きたいこと(得意技)」で世界を切り取って眺めることで、新鮮に世界を観察することができます。そうなれば新鮮な発見がみつかります。その発見を伝えたくなります。どうにかして伝えようと書くことで、また新たな視点を生み出すことができます。その新たな視点で、世界をまたさらに別の角度から新鮮に観察することができます。そういうループで、届けるリーチを伸ばしていくことは楽しいよ。というような意味での「届く」ということです。


                                           どうやって自分の強みを見つけるのでしょう?

                                           その部分をまさに米光講座で実際にやっていきます。自分の強みを見つける方法も、個々それぞれ違うので、トレーニングしていくなかで、個別の指導もしていきます。米光講座シーズン1では、スカイプなどを使って個人面談をしたり、個々の文章で個人講義をしたりしました。シーズン2では、そういった方法にプラスして、チーム間のやりとりを重視しようと思っています。


                                          「簡単に情報発信ができる時代に、あえて編集・ライターのプロの技能を身に付けることは、重要なのでしょうか」といった疑問は僕自身が常に考えています…

                                           テキストや表現したものを、ネットや電子書籍などを使って、全世界に開かれた場所に置くことはできるようになった。けど「自分が納得したものが表現できるか」「ちゃんと読んでもらえるモノになっているか」「自分は何を表現しつづければいいのか」という部分は、どうだろう?
                                          受講生のひとりが、こう言ってくれた。「米光さんの講座は、誰にでも通用するわかりやすいノウハウを教えるんじゃなくて、自分だけの武器を見つけるための講座。で、その武器を見つけて、使っていく過程で、どんどんノウハウがわかってくるから、自分自身のノウハウになる。そうなると書くのが楽しくなる」
                                          発信すべき情報や、その伝達方法を、もっと自分にとって納得がいくものにする。「表現することは、世界(の一部)をデザインすることだ」と考えて、講座をやっていきます。


                                           書く仕事をしてるけど、もう一回ちゃんと学びたい人にはどうですか?

                                           もちろん歓迎。シーズン1でも、すでにプロとして原稿を書いている人が何人か来てくれました。
                                          プロの原稿(テープ起こしから完成原稿)を資料にした講座をやったりしたよ。


                                           1stシーズンにて発生した実践故のハプニングと、それを解決へ導いた好事例は、どんなものがありましたか?

                                           うーん「勝手に依頼しちゃったよ!」とか、いろいろあったけど、まあ、あんまり公の場で発表できないYO!
                                          といっても、ネットなどで連絡を取り合って進めたので、大変な事態になるまえに解決してます。


                                           課題が出るそうですが、日々どれぐらいの時間を必要としますか?

                                           もちろん必要な時間は、ひとそれぞれ異なるでしょう。最低でも、平均毎日30分の執筆時間(直接書いている時間)は必要だと思う。でも、書くということは、机に向かってる時間だけじゃないからね。表現者は24時間表現者なんだ(←ドヤ顔で)。
                                          課題は出るけど、やるかどうかは本人次第。でも、まあ、やらないと力はつかない。


                                           米光講座(「編集・ライター養成講座 上級コース」シーズン2)と米光道場(米光一成の文章道場)はどう違いますか?

                                           同じ人間がやることなのでコンセプト部分は同じです。
                                          宣言会議の米光講座は、隔週で、月2回。ネットも使っていろいろなプロジェクトを動かしていきます。ガッツリやるぜ!って感じです。
                                          池袋コミカレの米光道場は、月1回。米光講座より、すこし長期的なペースです。道場なので、即戦力を急激に伸ばすというよりも、じわじわと習得していくための場です。
                                          米光講座は、プロのライター/編集のために特化してるけど、米光道場は、もう少しひろく表現について考えていく場である、って感じ。


                                           どんな課題が出ますか?

                                           米光講座:いま準備しているのは「エキサイトレビューに掲載されることを目標とした原稿を書け!」という課題。ぼくはもちろん、エキサイトレビュー編集者が読んで評価します(良い原稿があれば、エキサイトレビューのライターになってもらいたい)。
                                          あとワンテーマで毎日800字を書いて、他のチームメンバーに読んでもらうということをやろうと考えています。
                                          米光道場:当日まで秘密だ。
                                          2010.08.31 Tuesday

                                          「編集・ライター養成講座 上級コース」シーズン2

                                          0
                                            宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」(公式サイト)がスタートする。

                                            プロフェッショナル・ライティングクラスというサブタイトルもついている。
                                            プロとして活躍したい人のための講座だ。
                                            第一期は、受講生、松永肇一/池田智恵の原稿が「ビジスタニュース」(ソフトバンクパブリッシング)に掲載された(松永肇一「ホメオパシーと知恵の輪」池田智恵「となりのお坊さん」)。
                                            編集者の上林くんにゲストに来てもらって、受講生が書いた原稿を読んでもらったのだ。その中でおもしろかったものを何度もブラッシュアップし、掲載に至った。

                                            受講生の畑菜穂子はエキサイトレビューで活躍中(ゾンビ原稿で人気のtk-zombieも米光講座受講生だ)。

                                            紙媒体の原稿を書いたり、編集をしたりしている受講生もいる。

                                            講座の中から生まれた電子書籍部(参照:電書フリマの反響と野良猫電子書籍部関係の記事)では、校正・編集・ライティングを受講生それぞれが分担して、プロと混じって活躍した。イベントは新聞や雑誌などの取材もあり、大盛況だった。

                                            第一期が終わった今でも(すべての、とは言わないが)受講生と、ちょくちょく仕事や電書フリマやその他いろいろな企みを打ち合わせている。

                                            第二期は、もちろん、もっとすごいことになる。
                                            プロとして活躍したい人のための講座だ。「時間がない」などという逃げ腰な人にはムリだろう。
                                            第一期をやってわかったのは、受講してもらえれば「編集者や書き手としてやっていけるかどうか自分で見極めがつく」ということだ。
                                            だって、やる気とパワーがあれば、書いたことのない人がプロになっていく講座だからな。
                                            他の受講生を見て、ああ自分の気持ちは「おれちょっと書けるぜ」という中途半端なものだったと気づいた人もいた。
                                            「ライターじゃなくて別の××をやりたいんだってことが分かった」と言ってくれた人もいる。それは、とてもいいことだ。なんとなくずるずるとやっていくより、よっぽどいい。
                                            狭いなかで競い合ったり、褒めあったりする空間になって、ずるずると無駄な自分探しをつづける講座がけっこうある。たまに会うのが居心地いい感じ。そういう講座ではないことだけは、はっきり宣言しておく。
                                            第2期は、より講座生同士で刺激を与え合う内容になる。互いの文章を読む機会を多くもうけるつもりだ。

                                            プロの力がある人には、すぐに仕事として原稿を書いてもらう準備もある。どんどん実践に進んでもらいたい。実践が、この講座のメインだ。
                                            課題の量は多い。毎日、読んだり書いたりする習慣を身につけることになるだろう。

                                            だがスパルタ教育ではない。やる気のない人は、ほっておかれるだけだ。スパルタよりも厳しい(というか自由)。自分のやる気に応じて、やってもらえばいいだけだ。

                                            対象は、文章を書いたり、表現したり、創作したりすることを、プロとしてやっていこう、やっていきたいと思っている人だ。
                                            経験は不問。
                                            自分の表現を公の場に出したいという意欲がある者ならOKだ。


                                            9月25日(土)隔週土曜日
                                            18時30分〜20時40分 (1コマ60分×2コマ)
                                            定員30名
                                            98,000 円 (学生は教育ローン可能で審査もふつー通るそうです)
                                            講義全10回(20コマ)+ネット講義
                                            313南青山ビル2階(東京メトロ表参道駅徒歩1分)


                                            Q&A
                                            米光講座/米光道場のQ&A
                                            文章を書いたらチェックしたい17の項目改
                                            表現力アップのための11のステップ

                                            ・宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」公式ページ
                                            講座説明+プレ講義9月4日18:30〜20:00(参加無料)
                                            2009.10.05 Monday

                                            ただの日記

                                            0
                                              9月28日、国立のスタジオで録音。喉痛い。バイスブルストという生クリーム入りのソーセージが白くてふわふわしていて絶品だった@ノイフランク
                                              「俺が酒くさいんじゃない、酒が俺くさいんだ」新三銃士観たい。

                                              9月29日、立命館大学授業、インタコンテ後期1回目。満杯。抽選漏れの人もいるとか。
                                              正式タイトルが前期と後期ちがうので独立した実習だと思う人もいるらしく後期のみ履修している人もいる。最初から爆音流してブログに書き込まされてゲームのように席移動させられることに、ただただ驚いたという感想をもらうが、前期から履修している人はもうそれぐらいでは驚かないという差が、ちょっと楽しい。
                                              「この授業そのものがコンテンツであり作品である。これから、この実習でいろいろな作品を創るのだけど、この授業という作品もそこに含まれている。授業を創るのはぼくじゃない、君たち自身だ」
                                              授業後、「一年のときからこの授業うけられたらいいのに」「いやいや、一年にはもったいない。二年だけのものに!」とか生徒が言ってるのを聞いて御満悦。
                                              夜は、五反田ソニックで和敏パーティー。

                                              9月30日、ブルボン小林『ゲームホニャララ』を再読。

                                              10月1日、オリオン書房でブルボン小林トークイベントのゲスト。おお平日の立川という無謀な設定なので集客心配していたけどほぼ満席。フリーダムな感じでトーク。打ち上げ会場では、灯りが消えて、ドリカムが流れて「おお、そういえば昨日はブルボンさんの誕生日であったな」と、ぼくなどは拍手しはじめたりしたのだが、ケーキがいつまでたっても出てこなくて、ドリカムも止まって「あれ?」と思ったら、別席のお客さん誕生日演出でズコーーみたいな四コマ漫画的なオチ。その後しばらくして改めてケーキが出てきた。

                                              10月2日、明日の準備。校正。

                                              10月3日、「『1Q84』をめぐる読書の冒険」の講座スタート。こういうタイトルの講座だと『1Q84』や村上春樹ファンが集まると思いきや、ほとんどいません。コミカレのチラシを見てきた人がいなくて、情報源はこのブログか友人。読んだ人って聞いたら二人しか手が上がらないのであった。すごい状況であり、すごい講座になることが決定した瞬間だった。
                                              「自分マトリクス」を書いてシャッフルしまくって、講座生全員が知り合うという状態から、お互いに巡り合わせるところまで。最後の「巡り合わせ」は即興ルールだったので、あとで修正案を検討。90分の講座のなかでPlan-Do-Seeサイクルをループさせる刺激的なものになった。もうすこし時間があれば検討した修正案を実行してみるところまでできて、すごくいいんだけどな。打ち上げで、ジャズは言語なんですよという話を聞いて興味を持つ。

                                              10月4日、発想コロコロ塾原稿。マンガ打ち合わせ。携帯ゲーム関連の企画案。
                                              2008.10.03 Friday

                                              文章力トレーニング講座を伝える2

                                              0
                                                昨日にひきつづき、「文章力トレーニング講座を知らない人に伝える文章を書く(宣伝じゃなくていい)」という課題文を紹介。

                                                10月4日(土曜日!)から、西武池袋コミュニティ・カレッジ「文章力トレーニング講座」がはじまります。直前まで申し込み受け付け可だと思うので、電話して問い合わせて、来るといいよ! 一日体験もあるよ。


                                                ■松永さんの課題文。スタイルがバッチリ決まっていて、そのあたりは、ぼくが何を言っても揺るぎません。あと息子の話は意地でも出してくるのな。

                                                「文章力トレーニング講座」ってこと
                                                松永肇一

                                                > この前,凄い面白い本読んだ。

                                                これが僕がいま作った文章だ。ちょっと変だよね。「カンマはおかしい」「"すごい"はひらがなにした方がいい」「"本読んだ"じゃなくて"本を読んだ"が正しい」などなど。それじゃ直してみる。

                                                > この前、すごく面白い本を読んだ。

                                                人の心を動かす文章になっただろうか。たぶんなっていない。なぜなら「具体的じゃない」からだ。もっと具体的にしてみる。

                                                > 先週『磯崎新の「都庁」- 戦後日本最大のコンペ』という、大変面白い本を読んだ。

                                                全然ダメだ。誰から誰に向けた文章なのかハッキリしていないからだ。自分/相手/世界という「3つの距離を意識して」みる。ブックレビューのような「世界」を想定してみよう。

                                                > ご存知「建築界の天皇」と言えば丹下健三だが、その一番弟子である磯崎新が現在の都庁のコンペで師と争ったいきさつを描くノンフィクション。今年のベストワンは決まりか。

                                                最初の文章よりずいぶんマシになったけど,これじゃきっと記憶に残るような文章になってない。なにより「陳腐な言い回し(クリシェ)」が邪魔している。"ご存知"とか言っちゃいかんのだ。少し表現を考えなきゃ。

                                                > 僕の記憶だと都庁はなんかいつの間にか建っちゃったって感じなんだけど、その裏にあった建築家たちの死闘を描く本。都庁のような巨大建築物となると政治的な要因を排除できないんだね。当たり前か。

                                                ここまで書いてハタと気づきます。ブックレビューはともかく,建築業界の話だったら,もっとうまく書ける人が講座生にもたくさんいるはず。オレには別の必殺技があったよ。「自分の得意技を用意しておく」のは当然なのだ。オレの得意技は「格闘技」とか「泉谷しげる」とか「ソフトウェア技術」だ。「比較優位」ってやつだね。ずっと考えていることだから,他の人よりうまく書ける。

                                                >「なぜ俺に力をくれる」と泉谷しげるが歌った都市に、磯崎新は廃墟を重ね合わせる。「街の頭の中を指す数が揃わねぇ」都市に、丹下健三はどかんと軸を通す。『磯崎新の「都庁」- 戦後日本最大のコンペ』は、新都庁を巡るコンペが、都市を巡るビジョンのぶつかりあいだってことを教えてくれる本。新都庁コンペは出来レースといわれたらしいけど違うね。あれはプロレスだったんだ。

                                                『この前,凄い面白い本読んだ。』が,この文章になるのが「文章力トレーニング講座」ってこと。ちなみに講師である米光さんはうちの息子と仲がいい。子供に好かれる人に悪い人はいません(結局そこなのか)。でも息子はしばらく会わないと忘れちゃうみたいだけど。



                                                ■最後はカネコさん。初参加の不安な感じから、ハマっていく感じが、読んでいてドキドキです。次シーズンは、初回の人も不安にならないように工夫します!

                                                「遠くても人の姿が見える文章」
                                                カネコ

                                                 指定された教室に入ってすぐ、空気が妙だ、と感じた。自分ひとりが浮いているような、転校生にでもなったような気分。第一回目なのに?
                                                 
                                                 先生の自己紹介に続いて、発想力とはなんぞや、という話をする。それから、「自分マトリクス」というものを書かされる。制限時間は5分。A4の紙、中央に自分の名前を書き、興味のあることを、テンポ良く、より具体的になんでもいいからどんどん書いていけという。

                                                 自分が興味あることってなんだっけ? 好きなものってなんだった? 余計なことをあれこれ考え、なかなか筆が進まないでいる私のとなりで、気持ちいいほどサラサラ書いている人がいる。テストで自分ひとり何もわからない感じにも似た気分。つらい。

                                                 ……そうか、毎回受講生が入れかわるわけではないのだ。様子を見ていると、全体は30人弱。半数は「継続受講」であるらしい。

                                                 講座の終了後、周囲の「継続受講」していると思われる人たちの話が聞こえてきて、毎回希望者で飲み会をやっているとわかった。最初に教室に入った時の、妙な連帯感の正体は、定期的に酒を飲んでいるからか、と納得した。
                                                 だが、多人数での飲み会が苦手な上に嫌いでもあるので、その日はさっさと家へ帰った。
                                                 たかだか「書くのが好きで、できればそういうお仕事がしたい」なんてレベルの自分がいていいのかと、暗い気持ちになった。

                                                 それでも、講座に行くのをやめよう、とは思わなかった。飲み会は自由参加だというから行かなきゃいい。

                                                 講座では、毎回課題が出される。締め切りは講座の2週間後だ。やり取りはmixiのコミュニティとメッセージで行われる。課題提出後、全員分がまとまったところで返送されてくる。次は全員分の文章を読んで、次回の講座までに「どう気になったか」「何を言いたいのか」「質問したいことは何なのか」をまとめておく。まず自分で書く、次に他の人の書いたものを読む、考える、講座当日に語る。大変だ。

                                                 最初の課題は「5段落で人を動かす」だった。
                                                 2回目の課題は「『ジョゼと虎と魚たち』の映画を見て考えを書く。読者は、講座の受講生」というもの。
                                                 3回目の課題は、「『表現Now』という架空の雑誌に、13字×48行で3回分の連載を書く。
                                                テーマは、今までやってきたことと表現について」。

                                                 先生が気になったもの、あるいは受講生から「これどう?」って言われたものについてだけ、講座中に語られる。良くも悪くもないと見なされたものは、話題にもあがらない。課題を書いて、講義当日に話題になるかどうか、誰かの目に止まって、何か言ってやりたいぞと他の受講生に思わせるところから、戦いだ。好きの反対は無関心、おもしろいの反対はボツ。カルチャースクールの講座だと思って甘く見ていたら大まちがいだ。

                                                 提出作品について、受講生は自由に発言することができる。先生がOKを出しても、違う意見が飛び出してくることもある。肯定、反論、言い訳、助言、たまに脱線。大きく脱線しそうになったところで、先生のブレーキがかかり、テクニカルな話題が盛り込まれる。

                                                 また、毎回ゲストとして来るプロの書き手の方からも、ぼんぼん意見が飛んでくる。編集者やミステリ評論家、書評家、「講座生ではない、外側からの意見」だ。先生が今ひとつ、と言ったものが大きく取り上げられたりもする。先生も「読み手によって意見は違う」と言っていた。思い入れが強すぎて、『ジョゼと虎と魚たち』について延々と語ってしまう歌人の枡野浩一さんのような方もいる。それはそれで、ありだ。

                                                 講座を受けて、文章のひとつひとつを読んでいくと、第一回目に参加した時に感じた「かたまり」が、実は個人の集まりだったことに気がつきはじめた。顔や形とは別の何かが、文章で見えてくる。特に、最初の課題と3回目の課題で、明らかにテーマがつながっている人が何人かいた。そのことに気がついたとたん、なんだかおもしろくなってきた。点と線が結びついた、とでも言おうか。思いと文章が結びついて、ひとのかたちに見えていく。これを書いたのは誰だろう、と気になった。

                                                 短歌を書き続ける人、おばあちゃんのことを書きつづる人、毎回トリックを使う人、ともかくうまい人。自分の得意分野にひっぱりこむ人、異次元に話題を飛ばしてしまう人。自己紹介なんかしたことなくて、課題にそった文章を読んできているだけなのに、どうしてこんなに「見える」気がするのか。5回目の講座を控えた7月末、パズルのような状況を確認しようと思い立った。

                                                 そうして8月、初めて参加した講座後の飲み会は、思いのほかおもしろいものだった。真夏の夕方、池袋西武の屋上で、ビールを飲み、うどんをすすり、つまみを食べながら、それぞれの講座の延長戦がはじまっている。片手にビール、片手に課題。妙な感じだ。誰が何を書いたか、確認しながら話が進む。どんな仕事をしている、という話はちょっと横に置いておいて。これまた妙な感じ。自分が考えていた「誰が何を書いているか」パズルは、半分は当たりで、半分はハズレだった。文章読むだけではわからない部分も、あるのだ。

                                                 内面にある思いや経験と技術を結びつけて文章にすると、書いた人の姿がうっすら見えてくる、と思う。うまく結びつけると、より遠くへ思いを飛ばし、遠くへ行っても書いた人の姿が見える文章になる。…のかもしれない。そんなことを、5ヶ月かけてやってきたような気がする。



                                                以上、(昨日とあわせて)4作品紹介しました。
                                                字数制限なかったので、長いのは長いのなー(ってもカネコさんの文は最初もっと長かったのだよ)。
                                                新シーズンでは、800字〜1600字ぐらいで字数制限して課題を出そうと思っています。
                                                1日体験もOKなので、ぜひ。

                                                あ、あと“「書くのが好きで、できればそういうお仕事がしたい」なんてレベルの自分”って課題文の中にあったけど、それぐらいの気持ちの人とか、“書くのが好きなだけ”だったり、“書く仕事してる”だったり、もっとすごいのは“書くの嫌い”って人もいるのだった。いろいろな人がいるから、いろいろな文章が出てきて、いろいろな読みが試行される。そこが「文章力トレーニング講座」の自慢です。


                                                ・10月4日から。池袋コミュニティカレッジで、文章力トレーニング講座。毎月全6回。
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