2011.11.25 Friday

ゲーミフィケーションについて2

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    この数年やってきたゲーミフィケーション的なことをピックアップしてみる。

    2007年にぼくが書いた『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』は「仕事をいかにゲーム化するか」についてまとめたもの。
    プロローグの文章を引用する。
    ゲーム制作は、プレイヤーを楽しませるためにありとあらゆる工夫を凝らす。クリアするために何十時間もかかるゲームを、夢中で遊ぶ子供(いや、今や大人だって遊ぶ)がたくさんいる。
    その「あらゆる工夫」を凝らすゲームデザインのノウハウを、プロジェクトのデザインに応用してみれば、メンバー全員が楽しくプロジェクトを進めていくことができる、というのが本書の核心だ。
    ゲームのように楽しくプロジェクトを進めていこう。そのコツを、あなたが身につけることが、本書の目的だ。
    2008年は、ソニー銀行の「人生通帳」アドバイザー。「ゲーム感覚で資産管理ができる」がコンセプト(参照:ゲーミフィケーションについて1)。
    2010年は、『TOEIC(R) TESTスーパーコーチ@DS』のアドバイザー。「ミニゲームを入れる」みたいな案を、「いやいや、そんなことする時間があるなら、メインの学習部分をしっかりとモチベーションを高めて楽しく続けられるようにデザインすべきです」と力説して、スーパーコーチモードなど「モチベーションを高めるシステム」を導入した。
    この頃はまだ「ミニゲームを入れる」みたいなイメージでゲーミフィケーションが捉えられていたので、そこのズレをどうするかということが大きな課題だった(そういうわけで、今回のゲーミフィケーションっていうキーワードのブームは、へんな方向に流れなければ、いろいろなことがやりやすくなるなーという気はしている)。
    今シーズンの立命館大学「インタラクティブコンテンツ制作実習」は、RPG型クエストを導入した実習を試みた。っていうか、ぼくがやってる講座や授業は、基本的に実際にやってもらうスタイルで、ぼくにとってはゲーム作品だ。
    2007年〜2008年、「演劇+散歩+ゲーム」作品を公演した。「ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから」(こどものもうそう内検索)というタイトル。
    2010年からは「POINT」(米光一成×岸井大輔×柴幸男『ポイント』)という作品をつくっている。
    電書フリマや、一時間で電書絵本を出版する、というのも、ゲーミフィケーションだって気持ちでやってるんだけど、まあ、そこまで入れると「ゲームって何だ?」という定義にまでもどらないといけないだろうから、今回はこのへんで。

    参考までにー。【米光×中村 ぷよぴったん対談】その2:「世界は全部ゲームになる」 “米光予言”が示唆する新しい学びの姿
    2007.12.31 Monday

    2007年をざっくりと振り返る

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      なんといっても、今年、大きかったのは、ポタライブ「ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから」を2月と8月に作・演出・出演したこと。
      出演していただいた伊東沙保さん、大倉マヤさん、池田さん、主催の岸井大輔さん、観劇してくれたみなさんに感謝。

      「ふいんき語り」イベントも、盛況で楽しかった。
      ミステリー本ゲーム化会議with宮部みゆき+大沢在昌。『黒蜥蜴』『新宿鮫』編、11月。250人教室で立ち見もでる盛況。
      「ふいんき語り」@オリオン書房11月:武者小路実篤&恋愛小説編。
      「ふいんき語り」@オリオン書房4月:坂口安吾『白痴』と横溝正史『犬神家の一族』。
      「恋愛小説ふいんき語り、大人力祭り!」@新宿ロフトプラスワン12月:総集編。
      おっと、「バカバカしくも真剣な「脳の探求の旅」」ゲーム脳検証も盛り上がり、140名を超える来場者。ありがとうございます。

      小説も書いた!
      恋の呪文はスケキヨヨキケス劇団☆新感線の「犬顔家の一族の陰謀 金田真一耕助之介の事件です。ノート」のパンフレットの同封企画の文庫本『金田真一耕助之介の冒険』、全256ページ、新感線文庫。豪華メンバーに交じっての参加。快楽椅子探偵「恋の呪文はスケキヨヨキケス」。全裸にチューリップハットの探偵と、全裸に黒靴下とループタイの殺人美少年希望の助手古田が、「犬神家の一族」の真犯人をソファの上で交合しながら推理するという耽美推理短編。


      本は、
      『スピンドル式 鍛えない脳』
      『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』
      『恋愛小説ふいんき語り』
      の三冊が刊行。

      ワークショップは、「宣伝会議」「株式会社クレオ」と「池袋コミュニティカレッジ」で。
      ラングワード主催で明日館で4時間やったのも楽しかった。

      2006年7月30日臨時増刊号「デジ・スパ Digi@SPA!」に掲載の「99歳の2ちゃんねら」をブログ上で公開した。

      こっくりさん関係では、GYAO「全国的ローカル情報番組 溜池Now」に「こっくりさん研究家」として、中川翔子さんと共演。ギザカワユスでした。

      解説は、
      ジョージ・R.R. マーティン『王狼たちの戦旗5』出た
      長嶋有『パラレル』の解説を書きました
      ジョナサン・キャロル『天使の牙から』、解説書いた
      斎藤美奈子『趣味は読書。』、解説座談会
      に書かせていただきました。

      他にも、2007年は、いろいろ盛り沢山な年でした。
      ありがとう。来年も楽しく。
      2007.08.14 Tuesday

      いろいろね

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        blogで『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』を何度か(脚注から先に読む効用常に2つの視点を確保するパッと見わたせる効用)面白い視点で取り上げてくれた大橋悦夫さんの第5回スピードハックス勉強会行ってみようかなー。

        いましろたかし『デメキング 完結版』発売&増刷記念「デメキング☆オールナイト!!」は、梅山さんオススメだからな、行きたいな。
        っつか、『デメキング 完結版』読むす。

        『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』を読んだ人対象で、『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』ワークショップやろうかなと考え中。特に「会議の方法」は、文字だけでは、なかんか、その楽しさ、簡単さは、実際にやるとよく伝わるので、そのあたりを中心に。

        今日は、「ぼくがゲームを作らないと世界が滅びてしまうから」公演最終日。
        読みたーい本がたまったきたよ。
        リチャード パワーズ『囚人のジレンマ』
        四方田犬彦『先生とわたし』
        『CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ』
        べつやくれい『しろねこくんDX』
        サイトウアキヒロ『ゲームニクスとは何か』
        サイトウアキヒロ・小野憲史『ニンテンドーDSが売れる理由―ゲームニクスでインターフェースが変わる』

        読み終わったのは姫野カオルコ『ツ、イ、ラ、ク 』姫野カオルコ『桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク』
        今読んでるのは水村美苗『本格小説』

        BGM:ニュートリノ『屋上から』ニュートリノ公式
        2007.08.12 Sunday

        「ぼくがゲームを作らないと世界が滅びてしまうから」SHOW CASE DAY

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          お散歩演劇ポタライブ『SHOW CASE DAY』でした。
          15時から「ぼくがゲームを作らないと世界が滅びてしまうから」あの雲がウサギに見えるからまたジャンプしてみようバージョン(本当にそのときの雲がウサギっぽかった)
          16時から「ぼくがゲームを作らないと世界が滅びてしまうから」着信バージョン
          ありがとうございました。
          他の人の作品も観たかったけど、太陽の下2回やったら、バテちゃって、木室陽一「ぐるぐる」観たら、体力切れ。

          あとは、13日、14日の2回(予約いっぱいになりました。ありがとうです)。
          適度にはりきってやるので、よろしくね。

          ポタライブ、笠木真人「リ・リニア」には、役者として参加しています。
          米光は、「呪われて死んでしまった恋人を想うあまりに世界を呪い殺そうとしている詩人」の役です。人の作品なので、やりたい放題やる予定だよ(はぁと)。
          笠木真人「リ・リニア」
          18(土) 13:30(予約終了) 
          19(日) 15:30 
          25日(土) 13:30
          2007.08.11 Saturday

          「ぼくがゲームを作らないと世界が滅びてしまうから」12日

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            ポタライブ「ぼくがゲームを作らないと世界が滅びてしまうから」です。(どういった感じのものなのかー?って人は、「ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうからver2.0」について参照)

            行きたかったのに平日は無理という声もあるので、12日(日曜日)の『SHOW CASE DAY』に15:00から特別参加。
            こちらは予約制ではなくて、人が集まったらスタートするという感じの作品がいくつかある、という感じになっています。
            ぜひアゴラ劇場のロビーにぶらりと遊びに来てみてください。

            それから、13(月)18:00と14(火)18:00は、単独「ぼくがゲームを作らないと世界が滅びてしまうから」です。予約いっぱいになりました。ありがとうございます。
            2007.08.07 Tuesday

            ポタライブSHOW CASE DAY

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              8月4日ポタライブ初日、作案内:米光一成の「ぼくがゲームを作らないと世界が滅びてしまうから」。
              名古屋から新幹線日帰りで来てくれたお客さんもいて、うひゃープレッシャーっすよとか思いながらも、楽しく。楽しんでもらえたみたいでよかった。
              行きたかったのに平日は無理という声もあるので、12日(日曜日)の『SHOW CASE DAY』に15:00から特別参加するので、ぜひアゴラ劇場のロビーにぶらりと遊びに来てみてください。
              2007.06.12 Tuesday

              ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうからver2.0

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                POTALIVE 駒場編Vol.2『LOBBY』の予約が始まっています。
                ポタライブとは、「散歩をしながら楽しむライブ」のこと。

                米光一成「ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから」は、以下の3回。
                8月4日(土)18:00
                8月13(月)18:00
                8月14(火) 18:00
                まだ準備中ですが、おそらく以前やった「ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから」のバージョンアップ版となります。内容がどれぐらい変わるかは、まだわからぬッ。時代劇バージョンになるかも(嘘)。
                1回10名の予約制なので、予約はお早めにどぞ。

                【こどもそ内リンク】
                「ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから」
                「ポタライブロビー、いよいよ」
                「竹槍が突き立っているつもりで3段目から飛び降りる」

                前回「ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから」の感想リンク
                とぎれた日々の前に立ちどまる:歌人の加藤千恵さんのブログ
                あのへんにつながってみよう。
                語られた一日を語る
                2007.05.01 Tuesday

                「コミュニケーション」という名のカードゲームなのか

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                  ぼくは、republic1963さんに会うたびに、「非モテじゃないじゃん、モテてんじゃん」と言っていて、実際、人気者さんなのですが、republic1963さんがblogに書くことは、たしかに非モテ的であるような気がします。
                  今度から「素敵な非モテさんなんじゃん、モテてんじゃん」って言うようにしようと思いました。

                  というのも、
                  非モテが「コミュニケーション」という名のカードゲームをプレイする事
                  を読んだからです。

                  コミュニケーションをカードゲームだと感じるのがまず「非モテ」だと思いますが、ここでは、それは呑み込んで、カードゲームの喩えにのって書きます。

                  「非モテ」だと思うのは、以下のように書くところです。
                  「コミュニケーション」の唯一最大の攻略法は「手持ち札のバリエーションを少しでも増やす。最低でも同じ系統だけで固めない」という事

                  そもそもコミュニケーションを攻略しようとする姿勢がコミュニケーション苦手っこの発想ですが、まぁ、それは、それ、そういう人はたくさんいるので、よしとします。

                  「非モテ」だなぁと思うのは、「ぼくは、手持ち札が少ないから、コミュニケーションできないんだ!」という思いです。
                  手持ちの札なんて少なくてもコミュニケーションできます。
                  コミュニケーションというカードゲームは、出してきたカードに、自分の感じを描き加えることが可能です。
                  相手が出したカードを観察して、そのカードに何か描き加えて、相手に示すことができる。
                  そうやって、1枚のカードが、さまざまに変化していくのを楽しめるのが、「コミュニケーション能力」だと思います。
                  だから、カードなんて少なくても大丈夫なのです。

                  「非モテ」な人は、「相手のカードを観察」することと「自分の感じを描き加える」ことが苦手なようです。
                  というか、そうであることが想像できてない感じがします。
                  つまり、自分の感じを描き加えたカードを出している人のことを、「相手が出したカードと同じ系統のカードをすぐに出せる凄い人」であり「ということは、凄くたくさん手持ちのカードがある人」だと思っているように、republic1963さんの喩え話は読み取れるのです。
                  違うのに。相手が出したカードに自分の色を加えて出してるだけなのに。

                  都合の良い同系統のカードを持ってる幸運はそうそうありません。
                  なのに、「非モテ」な人は、自分の手持ちのカードから、強引に「近いカード」を出そうとするから、「強引に自分の話題にもってく人」に見えるのです。
                  ただ、「相手のカードを観察」して、「自分の感じをプラス」したカードを出せばいいのに!

                  「同系統のカードがない!」ってあわててしまい、何もカードが出せなくなってるときもあるように見えます。
                  自分のカードを出すときだって、ちゃんと相手が観察しやすいように、「相手のカードを観察」して、相手が「自分の感じをプラス」しやすいように、カードを出せばいいのです。

                  それだけなのに。
                  逆に、同系統のカードを出されると、「同系統のカードだ!」って極端に反応してしまうのも、「非モテ」な人の傾向だと思います。
                  「○×○×、知ってる?」「知ってる!」「やべぇ、ふつー知らないよ」
                  知ってるだけで盛り上がります。それ以上の観察や感想や自分がその○×○×についてどう思っているかという話にはなりません。
                  同系統のカードを次々と出し合って、同じカードを持ってることを確認しているだけのように、ぼくには見えます(別にそれはそれで楽しいのなら問題ないけど)。

                  コミュニケーションって、自分が何か言って、相手が変わって、変わった相手が何か言って、それで自分が変わって、変わった自分が何か言って……ということの繰り返しです。これをインタラクションとぼくは呼んでいます。(このあたりが、ポタライブでやった『ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから』のテーマのひとつでした)
                  だから、手持ち札の数なんてのは、ほとんど関係ありません。
                  レアカードを持ってるかどうか、なんてことは、さらに関係ありません。
                  相手と自分が変化することが、最大の攻略法です。

                  相手が出したカードに喜べて、そのカードに何か描き加えて、相手に渡す。
                  そうやって、1枚のカードが、さまざまに変化していくのを楽しめるのが、コミュニケーション能力だと思います。

                  平田オリザ『演技と演出』
                  山田ズーニー『あなたの話はなぜ「通じない」のか』
                  藤原和博『人生の教科書〈人間関係〉』
                  和田伸一郎『メディアと倫理 画面は慈悲なき世界を救済できるか』
                  の4冊をオススメ。

                  追記。
                  だから、
                  「自分らしさ」をなくしてまで他人と「コミュニケーション」なんて取らなくてもいい。といいたいところですが日常の生活もあるわけで、なかなかここまでは言い切れないところでしょう。

                  は、逆なのです。「自分らしさ」をなくすと他人との「コミュニケーション」がギクシャクするのです。手持ちのレアカードは「自分らしさ」なんかじゃないんだから。

                  *漢字の間違いを指摘していただきました。なおしました。ありがとう。
                  2007.02.06 Tuesday

                  公園デザインに関する5冊

                  0
                    ポタライブ『ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから』は、公園デザインと社会デザインとゲームデザインを混同し混乱し攪乱して話すという内容だったので、公園デザインに関する本をがーっと読んだ。その中で今回参考にしたもの、およびおもしろかったものを紹介します。
                    公園だけにとどまらず、あらゆるデザインに通じ、さらに、その計画を実現するにはどういう困難があるのか、どういう方法論があるのか、どこに落とし穴があるのか、そういったプロジェクトを進めていく実践本として、単純な仕事の進め方のハウツー本なんかより役に立つなーと思った本をセレクションしてみました。

                    (ゲームデザインに関しては、えーと、話したことは基本的に自分の考えなので、うまく当てはまる参考文献はまだないけど、「ルイージ主義」については、米光一成&荻原貴明「ゲームデザイン研究所」第1回:ゲームの本質は「ルイージ主義」だ!およびそれ以降の回でちょっとだけ書いています)

                    『遊び場の安全ハンドブック』
                    公園のリスクとハザードについて詳しい解説・資料が満載の本。
                    リスクとハザードへの取り組みや、メディアに煽動されて「リスク」を取り除こうとして僅かな遊び場しか造られなくなった状況や、遊び場の歴史など、充実している。
                    一方、ドイツのDIN(Deutsches Institut fur Normung)規格及び、イギリスのDES指針に共通する理念は「遊びの価値としてのリスクを尊重」するというものである。P98

                    1 遊び場の現況
                    2 遊び場における事故の実態とその原因
                    3 わが国における遊び場の事故防止対策の現状・課題
                    4 世界の遊び場における事故防止対策―その歩みと課題
                    5 遊び場における安全対策の今後のあり方
                    6 幼稚園・保育所の固定遊具による事故・事故防止対策―その実態と課題
                    7 遊び場・遊具の安全管理の要点
                    8 保護者・地域住民による遊び場遊具の安全点検のポイント


                    大村璋子『遊び場づくりハンドブック』
                    禁止のない遊び場、世田谷区の「羽根木プレーパーク」づくりを中心にしたハンドブック。「ここは砂場にします。土を掘りたい人はどうぞ。」と書いた立て札とシャベルだけしかなくて、掘りたい人がシャベルで土を掘って、結構な深さになったので砂を運んできて、砂場を作った、ってエピソードをはじめとして、とってもおもしろくて、びっくりがたくさんある本。

                    第1章 冒険遊び場の歴史と意義
                    第2章 住民が運営にあたることの意味
                    第3章 行政はどのような姿勢で取り組めばよいか
                    第4章 組織をつくり育てる
                    第5章 用地の特性とつきあう
                    第6章 プレーリーダーの役割と確保
                    第7章 遊びが広がる施設と備品
                    第8章 冒険と安全の共存のために
                    第9章 21世紀の冒険遊び場づくりのために

                    小野佐和子『こんな公園がほしい〜住民がつくる公共空間』
                    住民が公園計画に参加した8つの実践例を紹介している本。行政との交渉、計画案づくり、トラブル、仲間集め、運営、さまざまな方法で行われるプロジェクトの進行の実践は、おもしろいし、発見に満ちている。

                    1 公園をつくりはじめた住民たち
                    2 公園は“わたしの庭”―くさっぱら公園・東京都大田区
                    3 わたしたちの手で運営を―長屋門公園・神奈川県横浜市
                    4 ここはまちのリビングルーム―けやきコミュニティセンター・東京都武蔵野市
                    5 まちづくりの原点はここにある―インドネシア・ジョクジャカルタ
                    6 庭づくりからはじまるまちづくり―東京都世田谷区
                    7 ワークショップで公園をつくる―ねこじゃらし公園・東京都世田谷区
                    8 住民が考えた団地建て替え案―西経堂団地・東京都世田谷区
                    9 都市にたんぼを残す―舞岡公園・神奈川県横浜市
                    10 偶然は偶然か

                    半田真理子『都市に森をつくる―私の公園学』
                    東京で最大の(日比谷公園の約11倍、1180ヘクタール、事業期間10年余り!)、国営昭和記念公園の設計担当者によるエッセイ。国営昭和記念公園に行きたくなります。
                    語源をたどれば「芝居」は「芝生にすわっていること」を意味し、転じて「猿楽、曲舞、田楽などで、舞台と貴人の席との間の芝生にこしらえた庶民の見物席」(『日本国語大辞典』)を意味するようになったのである。日本人の遊びのひとつである芝居が、芝生に由来することは注目に値する。P18

                    『みんなの公園―夢プラン180 』
                    180もの、送られてきた公園に関する感想や意見を集めた本。小学生から、おじいちゃんおばあちゃんまで、いろいろな視点、いろいろな角度のテキストが集まっている。


                    ■関連リンク
                    猫がないているから、ぼくもこらえきれずに涙を流した
                    竹槍が突き立っているつもりで3段目から飛び降りる
                    ポタライブロビー、いよいよ
                    ポタライブロビー
                    のび太と結婚するって本当かな
                    2007.02.03 Saturday

                    ポタライブロビー、いよいよ

                    0
                      ポタライブ、明日(あ、もう今日か)、あさって、2月3日(土曜日)と4日(日曜日)です。
                      会場に準備してある、メニューと、
                      案内人による口上をご参照の上、お好みの作品をお選びいただけます。
                      お好きなだけ悩んでいただけます。
                      ご質問には、その場にいる、案内人(岸井・伊東)がお答えします。
                      なんなりとお尋ねください。
                      見たい演目が決まりましたら、チケットを購入していただきます。
                      1本目は800円。2本目からは、1本500円です。
                      お客様が、選んでいただいた演目を上演いたします。
                      選んでいただいてから、上演までに多少お時間をいただく場合がございます。
                      選んでいただいた時点で、何時から上演するかをお伝えします。
                      お時間までロビーでお待ちいただいても、ほかの作品をごらんになっていただいても、お散歩していただいても結構です。
                      何本ご覧いただいてもかまいません。

                      という感じだそうです。

                      米光作品は、『ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから』というタイトルです。
                      アゴラ劇場から、駒場野公園へ行って、駒場野公園を散歩して、アゴラ劇場にもどる、という散歩コース。

                      ゲームのことも話すんだけど、ゲームをやったことがなくても大丈夫です(「ゲームなんてやったことない」って人にも練習を見てもらって確かめました)。
                      マリオ、ドラゴンクエストって、あぁ、なんか画面とか絵は見たことあるな、ってぐらいには、ぼんやりと知っててもらえると助かるけども。
                      「ゲーム好き」って人は、もちろん楽しめるものになっていると思います。街と世界とゲームの仕組みが同時に解明される瞬間が訪れたら、成功だと思って散歩ライブします。

                      前日にバージョンアップした改訂版を、みんなに観てもらって、変更した部分も好評だったので、よしッ!(ガッツポーズ)。

                      他の4人のお散歩コースは、猫がけっこういるのに、ぼくのコースにはめったにいないのが残念。猫、ぜひ出てきてね(祈る)。

                      ■関連リンク
                      ポタライブロビー
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                      2007.02.02 Friday

                      ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから

                      0
                        ミニポタライブをやります。2月3日(土曜日)と4日(日曜日)の12時から20時のあいだ。
                        ポタライブというのは、「散歩をしながら楽しむライブ」のこと。
                        今回は、5本のポタライブをいろんな人が作るというものです。
                        米光も、ひとつポタライブを作って、発表します。

                        どういうものなの?
                        って聞かれるけど、うまく説明できないので、来てからのお楽しみ!ってことで。

                        駒場アゴラ劇場1階のロビーに来てもらって、主催の岸井さんが、ミニポタライブについて解説。そしてそれぞれの作品の紹介をして、どれを観たいかお客さんが選ぶ。選ばれた作品でお客さんが何人か集まるとスタートする、という仕組み(今のところ)。
                        5人が、5本のミニポタライブを準備して待っています。

                        12時から20時ぐらいまでの間に駒場アゴラ劇場1階に来てくれれば大丈夫です。1本目は800円、2本目からは500円。だから2本か3本観たほうがお得です。それぞれ全然ちがうタイプのポタライブになってきてるので、何本か観たほうが立体的に楽しめます。

                        米光作品、タイトル決定。
                        『ぼくがゲームを作らないと世界が滅んでしまうから』です。妄想です。
                        アゴラ劇場から、駒場野公園へ行って、駒場野公園を散歩して、アゴラ劇場にもどる、という散歩コース。ぼくが妄想を話して、妄想で街を変えてしまう体験をしてもらうというかなんというか。妄想ってもいろんな事実に基づいているので、観光ガイドの歪んだ妄想バージョンだと思っていただければ、そんなに外れてはないでしょう。

                        今日は、日が沈んでから練習。周りの景色が全然ちがった感じに。えーと、米光作品を観たいって人は日が沈む前に来てくれたほうが吉。12時から17時の間ぐらいがいいと思うぞ。近所のおいしいたこ焼き屋とかメシ屋も紹介するからさ。

                        さらにこの期におよんで強力なバージョンアップを敢行。ゲームだったらこんなギリギリに修正かけられないすよ。ライブなのはいいな、バグでないから。バージョンアップして、グーンとお得な感じになりました。

                        【アゴラ劇場への行き方(マップ)】
                        京王井の頭線、駒場東大前駅から徒歩3分。
                        東口(渋谷よりの改札)を出て、右の階段を降りる(左を降りると東大だ)。
                        線路の横の道をまっすぐ歩く。突き当たって右に階段があるので降りる。
                        すぐに十字路。左に曲がる(右側にはLISBLANCってケーキ屋さん)。
                        30mほど歩くと右手にアゴラ劇場がある。

                        ■関連リンク
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