2005.03.17 Thursday

『自閉症裁判 レッサーパンダ帽男の「罪と罰」』を読む。
自閉症、福祉、司法精神医学、密室で行われる取調べ、被害者感情、取材、報道のありかた、などなど、重く、複雑な問題を投げかける本で、感想が書きにくい。読んだ人と感想を語り合いたい。
2001年に起こった浅草女子短大生(レッサーパンダ帽)殺人事件。「凶悪な通り魔」殺人事件として大々的に報じられるが、犯人が知的な障害を持っていたことは隠された。
自閉症を軸とした弁護、被害者、加害者、支援する人々、四年に及ぶ徹底取材で、報道が目を背け続けた部分を立体的に描いたルポルタージュ。
って、どう考えても、この一ヶ月読んだ最良の本だから、次の『本の雑誌』の「新刊めったくたガイド」で紹介するだろうけど、どう紹介すればいいのか。軽薄な文体で、飛び道具的ブックレビューをやっていた人間には荷が重いというか、どう紹介すればいいんだろうあははー(←混乱中)。
とmixi日記に書いて、一週間以上たった。
『本の雑誌』では一押しで紹介しました。軽薄な文体でやりたかったけど、さすがに出来ず。無念。何かをしぼり取るような気持ちで紹介しました。
『自閉症裁判 レッサーパンダ帽男の「罪と罰」』は、ぜひ大勢の人に読んでもらいたい。凄い本です。
読んでから、えんえんと、この本に書かれていることを、ぐるぐるぐるぐる考えています。






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