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2006.08.31 Thursday

でもYOUTUBEはラーメン屋では流行らない

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    「YOUTUBEが教えてくれたこと」、うーん、おもしろい記事だけど、リアクションが、同感とか共感ってのばっかりなのが、うーん。
    そうなの?
    YouTubeから、「長尺ものは嫌われる」「視聴者はそれほど画質に拘泥していない」「見たい時に見たいものを、という膨大なニーズの存在」という教訓を引き出して、
    “多くの視聴者は、デジタルハイビジョンで美しい映像を、2時間の長尺で、テレビ局様が作ってくれた番組をありがたがって見たいわけではないということ”という結論を引き出してるのだけど。

    パソコンで観るのと、テレビで観るのって、もう全然、スタイルが違うから、YouTubeでの視聴スタイルをテレビに持ってくるのはどうだろう?
    いや、それこそ、同じにしちゃうなら、テレビいらない! パソコンだけでOKでしょ。

    でも、そんなことはない。
    テレビはテレビならではの視聴スタイルがある。
    おそらく、今後、テレビの役割は、「ラーメン屋に置いてあるテレビ」にどんどん近づいてくる。
    なんか、つけといて、複数人で、だらーって観るもの、というイメージだ。(つまりYouTubeの、選んで、独りで、集中して観るもの、というスタイルと補完しあう)

    「YOUTUBEが教えてくれたこと」には、“映画でもよほど面白いものでないと、2時間も集中力が続かないだろ。”って理由も記してあったけど、
    もはや、テレビ番組って、集中して観るものじゃなくなってるよね?
    だから、映画なら映像で説明するシーンだって、わざわざ台詞で説明する。テレビドラマのキャラがありえないぐらい説明台詞なのは、集中して観てない視聴者が多いためだ。
    何度も重要なシーンを繰り返してしまうのも、集中して観てない視聴者が多いからだろう。
    それは良し悪しじゃなくて、スタイルの問題だ。だらーっと楽に観るためには、薄く作るべきなのだ。

    テレビは集中して観るものじゃなくなってる。
    だから、“パソコン画面だからというだけではなく、短くできるものは短くしたほうがより良いのである。”って、理由もなく結論づけられると、はて? と思ってしまう。

    ラーメン屋にテレビがある。
    だらだらと、美しい画像で、何かを映している。
    情報密度は薄いが、何やら映っている。
    テレビなんてのは、それでじゅうぶんだろう。
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