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2010.12.14 Tuesday

電書ゆる売り in イココチ

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    深川岳志さんのテキストを転載します。
    いま電書部がどんなふうな活動をしているのか(というよりも、部は発展的解消し、個々が活動しているという状況)が、垣間見える内容になっています。
    電書行商の佐々木あららさんの旅も素敵だったようです。
    米光のデンショロイドも、断続的に続けていきます。

    以下、深川岳志さんの「電書ゆる売り」のリポートです。


     12月12日(日)。ひとりイベント「電書ゆる売り in イココチ」の第1回を行いました。

     午前中はのんびりゴッホ展に行っていたので、電車の中で電書行商から戻ってきたばかりの佐々木あららさんの「合流します」ツイートを見て、あせった。
     どうにか予告時間の午後2時にイココチに到着。東高円寺駅から徒歩1分の立地はなかなかいいんじゃないかと思います。新宿からだとあっという間。

     事前準備。
     はてなダイアリーに告知文と、販売リストを掲載。
     ツイッターで呟く。ハッシュタグを作るのを忘れていたので、販売中に「#yuruuri」というハッシュタグを作りました。
     facebookのファンページ(Googleからヒットする)にも告知を掲載。
     あとは、当日来たお客さんに渡す販売用紙の作成。松永@ことのはさん作成の販売リストを参考にさせていただきました。
     上から、
    ・電書ナンバーあるいはメールアドレスの記入欄
    ・販売リスト(作品名、作者、価格、タグ)
    ・切り取り部分(お礼、販売者名、販売者メールアドレス)
     という内容で、A4用紙一枚にまとまっています。

     販売リストについて。
     どの作品を販売するのか、ということはまだ模索中です。基本的には販売許可をいただいたものですが、対面販売でもらった代金をどうやってそのまま渡すことができるか、という点が大きな課題です。
     今回は、まず自分の作品。それから妻の作品。ここまでは受け渡しは不要です。
     それから、電書部の作品。米光さんの作品。私が池袋コミュニティカレッジの「文章力道場」を受講しているため、受講期間は定期的に会うことができます。受講期間が過ぎたらどうするかはまだ見えてません(あ、でも米光さんはデンショロイドだからどこかで捕まえればいいのか)。
     同じ流れで、受講生の作品(うめさんや桜井さん)もリストに加えました。
     佐々木あららさんはご近所(同じ沿線)だということがわかっていたので、作品を販売させてくださいとお願いしました。あららさんプロデュースの「@nyatsuko」は私がたいへん感銘を受けた作品なので、とくに売らせてくださいとお願いしました。代金はあららさん経由で届くと思います。
     内藤みかさんは、文学フリマで同じついのべ電書部として活動して、これからも活動を継続していくため、お会いする機会はあると踏みました。
     松永英明さんからは「精算は文学フリマごとでいいから」と言われ、なるほど、その手があったかと思いました。私個人でそれほどの販売数があるとは思えないので、文学フリマ精算(半年ごと)は手法としてアリかもしれません。
     「日本一周旅考記」の中条優希さんからは「売り上げは電書サーバの代金に充当してください」と言われました。ですから、「日本一周旅考記」は電書部作品として扱っています。
     まとめると、
    ・自分の作品
    ・電書部作品
    ・米光作品
    ・受講生作品
    ・ご近所作品
    ・文学フリマ精算作品
    ・代金寄付作品
     を取り扱っています。

     販売状況。
     ほとんど売れてません。
     来客数は一人。それも、#dengyoハッシュタグを見て、佐々木あららさんがいると知って来てくれた人でした。
     私がイココチに入ると、すでにあららさんはカウンターに座っておられました。店内は満員ではないけど、テーブル席はすべて誰か座っている状況。
     あららさんには電書行商の旅で、私の電書と妻の電書を販売していただきました。私もこの一週間で何冊かあららさんとニャツコさんの作品を販売していたので、お互いの金額を合算して精算。
     3時を過ぎると店内が空いてきたので、店の人が気を遣って、テーブル席に案内してくれました。
     そこに来てくれたのが中条優希さん。ちょうど都内に用事があったので、立ち寄ったということです。
     中条さんの電書は、電書行商でも売られていたので、佐々木さん、中条さんはその精算。
     「あ、この売り上げで、ぼく、あららさんの電書を買います」
     というやりとりでお金が行ったり来たりしていました。
     あ、この風景って、街角で電書をやりとりする米光ビジョンそのままじゃん! と思って、私はちょっと感動しておりました。
     販売が終わっても、ずっと雑談は続きます。
     そこへ、下品短歌のハゼさんが来てくれました。店内には無線LANがないので、あららさんは私のiPadで電書サーバにログインして販売。
     「あ、深川さんの二冊買ってもらったから、五百円」
     といって、その場で代金を渡してくれました。カオスな感じで、面白い。
     あららさんと中条さんは帰り、私とハゼさんで5時くらいまで雑談していました。
     結局、三人の人が来てくれて、電書代金の精算と雑談をしていた三時間、というのが第1回ゆる売りの実態です。

     感想。
     今回の個人販売の目的は、「電書を買おうと思えば買える場所を週一程度で用意すること」なので、第1回は十分成功です。売り上げがなくても誰も損はしません。
     ゆる売りを続けるかどうかは私のモチベーション次第なわけですが、実りのある面白い雑談ができたり、電書販売の精算ができたりで、モチベーションは上がりっばなしです。もし誰も来てくれなくても、その時は本を読んでいればいいだけで、私のやる気は失われそうにありません。ということで、電書部と電書部技術班の許可があれば、この試みはしばらく続くことになるでしょう。

     本日の気づきと反省。
    ・2時までがランチタイムなので、2時開始は早すぎました。次回は3時開始にしたいと思います。
    ・販売リストはいいとしても、ハサミをずっと机の上に出していたのはまずかった、とあとで気づきました。次回は気をつけよう。
    ・作務衣の人というアイコンは見つけにくいので、次回までに小さな看板を用意すること。
    ・すこしずつでも、販売作品の紹介ページを作成していくこと。
    ・電書が売れてハゼさんから五百円もらいました。私はハゼさんから「新選下品百人一首下品短歌二〇一〇」(まろびでる会編)を六百円で買いました。差し引き百円。結果としてお金はほとんど動いてないけど、雑談を交わし、お互いの電書と同人誌を交換したことで、ものすごく濃い情報交換が実現してます。これって「お金がなくなる」という米光予言そのままの状況じゃないの?
    私は予言を「お金レイヤーを通さないと何事も動かない現状が覆る」というふうに解釈しているので、米光予言の成就、意外に近いかも! と思いました。
     以上。
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