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2010.09.15 Wednesday

文章を書いたらチェックしたい17の項目改

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    テクニックこそ実践の中で学ぶべきだとぼくは考える。
    だって、1こうしろ、2こうしろ、3こうしろ、って言われたってできやしないのは、もう学校のダメ授業などでみなさんさんざん経験済みだろう。
    そうではなく、やってみて、やってみたものを具体例として発見して、考えて、改善していく、ということができる環境が必要なのだ。
    宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」(公式サイト)は、そういう場を作っていく。
    細かいテクニックを座学で教えるのではなく、実践の講座、実践の中で学ぶ講座である(「『編集・ライター養成講座 上級コース』シーズン2」「Q&A」「Q&A2」)。

    で。
    最初にマイルストーンとして「文章を書いたらチェックしたい17の項目改」を紹介しよう。
    以前、ブログに書いて好評だった「文章を書いたらチェックしたい17の項目」の改訂版だ。
    多くの人から「これは実践的で使える」「新人を指導するときはこのURLを教えてます」という反応をもらった。「研修で使ってよいか」という問い合わせももらったし、某社から「これをベースに社内報に原稿を書いてくれないか」という依頼もあった。

    宣伝会議では、この各項を順に説明するようなことはしない。が、チェックを怠っている原稿があれば指摘する。じょじょにすべての項目をチェックした原稿を書く態度が身に付くはずだ。

    【文章を書いたらチェックしたい17の項目改】
    書き終えたら、以下のポイントをチェックして、推敲してみよう。

    ■内容を吟味しよう
    ・伝えたいことが伝わるか?
    伝えたいことは何か改めて考えてみよう。書いた文章で、その伝えたいことは伝わるだろうか? 書いた文章はスタート地点以前で、そこから考えたことを書くべきである場合もある。

    ・誰が読むのか?
    読む人は誰だろうか? 具体的に想像して、その人になったつもりで読んでみよう。たとえば、きみの母親はその文章を読めるだろうか。

    ・読んでもらおう
    可能ならば自分以外の人に読んでもらって感想を聞こう。厳しいことを言われても、直接いいわけしたり、反論したりしないほうがいい。


    ■テキストを整えよう
    ・その漢字は必要か?
    ムダに漢字が多いとゴテゴテ飾りつけた文章に見える。漢字にする必要がないものはひらがな/カタカナにひらけ。

    ・誤記がないか?
    とにかく辞書/検索で調べろ。言葉について深く知ることを楽しめ。

    ・改行できないか?
    五行を超えたブロックがあったら改行できないか考えてみよ。

    ・一文が長くないか?
    一文が長ければ、短くしてみよう。三行を超えていたら、疑え。

    ・語順はだいじょうぶか?
    語順が混乱していないだろうか。形容する言葉がどの言葉にかかるか、誤解を与えないような語順になっているだろうか。


    ■削れる部分はないか?
    以下のポイントで削れないかどうかチェックしてみよう。
    ・装飾の言葉
    強調のための「この」「その」、不要な形容詞、大げさな言葉。これらが目立つと、化粧しすぎの気取りすぎた文になる。できるかぎり削れ。カッコつけすぎるのってカッコ悪い。

    ・重複
    同じ言葉がつづいていないか。一段落に同じ言葉があれば、どちらかの言葉を変えられないか考えてみる(フォーカスを変えた言葉を探す)。同じ文末がつづいていないかもチェックしよう。

    ・メタディスコース
    「重要なことは〜」「私の知る限りでは〜」など。内容ではなくて、内容に関しての言葉。読みを誘導しすぎる言葉。多用すると窮屈な感じの独りよがりな文になる。

    ・がーてん
    「極端ですが、」「わたくしごとですが、」などの逆説でない「〜が、」のフレーズは必要ない場合が多い。

    ・不要な脱線
    あまりにも脱線した話は、読む側を混乱させる。おもしろいかもしれないが、それはまた別の機会に書けばよい。

    ・いいわけ
    いいわけが挿入されてしまうと、もともと言いたかったことが伝わりにくくなる。逆効果である場合も多い。思い切って削ったほうが、すっきりする(特に謝罪の文章で、いいわけを入れる愚を犯すな)。

    ・他人の言葉
    定型文、クリシェ、らしいフレーズ。自分の気持ちから出てきていないそれらしいだけの文章がないか。自分の気持ちになっているかをチェック。

    ・最初と最後
    まさにここからしか、はじめられないところからスタートしているか。まさにここでしか終われないところで終わっているか。「つかみ」になっているか。最初と最後だからといってリキミすぎていないか。紋切りのフレーズになっていないか。大きなフレーズになっていないか(“コミュニケーションの大切さを痛感した”なんていう寝惚けててもかける大きなフレーズで終わるテキストのなんと多いことか!)。最初/最後のフレーズや段落を削ったほうがだんぜん良くなるテキストは多い。

    ・接続詞
    接続詞を見つけたらいったん削ってみよう。それで意味が通るなら削ってしまえ(一度、接続詞をすべて削ってみて、自分の文章を読んでみよう)。

    文章・推敲

    表現力アップのための11のステップ

    ■宣伝会議「編集・ライター養成講座 上級コース」(公式サイト)9月25日(土)スタート。

    ■池袋コミュニティカレッジ米光一成の文章道場10月16日(土)スタート。
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