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2010.02.19 Friday

「文章改善道場1on1」第二回目

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    「文章改善道場1on1」第二回目、
    2月19日23時から、やるよー。

    UstreamとSkypeを使って、文章推敲の指導を生放送します!

    米光が講師をやている宣伝会議の「プロフェッショナルライティングコース」が2月27日スタート。この講座は、隔週土曜日の講義だけでは終わらず、ネット講義もあるのです。
    そこでスタート前のネットプレ講義として「文章改善道場1on1」を開催します!
    書いた本人と米光が原稿を挟んで切磋琢磨、より良い原稿に推敲していく模様を生放送。

    テキストは↓
    ■ iPadを楽しもう (発売前に)  こじまさとし

    1月末に、アップルからiPadが発表されました。日本では4月頃発売されそうです。

    iPadは多くのアップルファンから熱狂的にむかえられています。もちろん熱狂しているひとばかりではなく、
    批判もあります。Webから、いくつか批判をひろってみました。

    「単なる大きなiPod touchだ」「Flashが表示できないんじゃだめだ」「USBポートすらない」
    「マルチタスクに対応していないから、ネットラジオ聞きながら文章書けない。Netbook以下だ」
    「カメラないのか」「日本ではiBooksのサービスがはじまらない。したがってiPadには価値はない」

    わたしはこれをみて、1年半前iPhoneが2008年に日本で出たときの批判に似ている印象を持ちました。実
    際どうだったのか、Googleの日付指定検索でさがしてみました(日付指定、こういうとき便利です)。

    「Felicaがなきゃ日本ではダメだ」「ワンセグが観れない」「カメラがいまどき200万画素だなんて」「日
    本人は、テンキーに慣れている。タッチパッドの携帯なんて受け入れられない」「日本の携帯電話は十分優
    秀だ」「日本の携帯電話にできなくて、iPhoneにできることなんてない」「タッチパネルの携帯は他にもあ
    る」

    現在の、iPadへの批判に似ていますね。

    A. 「既存製品の、この機能がない/このスペックが劣るからだめだ」
    B. 「既存製品でも、これは実現できている」

    この2種類に分類できるものが多い。おなじような批判は、2001年にiPodが初めて登場したときにもみられ
    ます。これも探してみました。

    「単なる、ハードディスクの入ったMP3プレーヤじゃないか。革新的でも画期的でもない」
    「こんなに高い価格(47,800円)なのに、いまどき液晶が白黒だ」「CDに比べると、音質は悪い」

    しかし結果的にiPodもiPhoneも世の中で受け入れられ、売れました。今これらの批判をみると、ちょっと的
    外れに感じられます。iPodやiPhoneが売れたいま、後知恵でそう思えるという面もあります。しかし仮に
    iPodやiPhoneが失敗していたとしても、これらの批判はある意味でずれていたと、わたしは思っています。

    iPodやiPhone、そしてiPadも、それまでになかった性質の製品です。陳腐ないいかたをすると「未来」を作
    ろうとしている製品です。そういう製品を既存の製品ジャンルにあてはめ、そこでの優劣を問題にするのは、
    作り手の意図とずれています。作り手は、既存の製品とは別のところを狙っているはずなのです。

    とはいっても実際にiPadはNetbookと直接競合して、そして負けてしまうかもしれません。そうなったら
    Netbookとの比較しての批判は、正しい批判だったことになります。

    でもね、iPadの売れ行きを正しく予測することに社運がかかっている、とかでもないかぎり、こういう「正
    しい」かもしれない批判なんかしても、つまんなくない? 機能の欠落は、見れば誰でも分かるんだから。

    iPodやiPhoneみたいな製品を企画するのは私のような凡人には難しい。いや、ほぼ不可能です。でもかたち
    になった製品を眺めて、それを企画したすごいひとたちが何を考えていたのかと推測するだけなら、だれで
    もできます。iPadでもできあがったモノを素材に、すごいひとたちの頭の中を想像するのは楽しいことだ
    と思うんですよ。

    たとえばiPodは「手元にある全ての音楽を持ち出す」というコンセプトでした。"全ての"というのが、当時
    のMP3プレーヤとの大きな差でした。音楽の聴き方を変える提案を含んでいたのです。そしてiPhoneは電話
    じゃありません。常にネットワークに接続できる、手のひらのなかのコンピュータです。「どこでも」ネッ
    トワークにつながったコンピュータが使える。その上で電話のアプリケーションも動作する。

    iPodにしろiPhoneにしろ、この大きなコンセプトがしっかりしている上で、細かくみたときの操作性や機能
    の取捨選択が徹底していました。iPodを例にちょっと考えてみましょう。

    iPodの白黒・低解像度液晶は、曲名を表示するには十分なものでした。この貧弱な液晶のうえでも快適に
    iTunesと同じような操作をするために、よく考えられたホイールのUIが採用されています。このUIは9年経っ
    た今でも、基本的なところは変更せずに使い続けられています。液晶とは逆に、1.8インチHDDは価格を押し
    上げる大きな原因になっています。持って歩ける大きさと、「全ての」音楽を持ち出すというバランスで、
    ぎりぎりの選択だったのだろうと思います。そしてMacとの接続は、USBではなくFireWire。USBに比べると、
    確実に高価だったでしょう。コネクタが大きいので、設計も多少なりとも難しくなったでしょう。しかし
    「全ての」音楽を持ち出すためには、USB1.1は遅すぎたのです。

    さて、iPadはどうでしょうか。まだ発売されていないので、成功も失敗もしていません。製品の使われ方ま
    で含めたコンセプトを想像するのは、iPodやiPhoneほど簡単じゃありませんが、少しだけ、考えてみます。

    iPadは確かに、「大きくなったiPhone」です。大きさが違うということは使う場面が違うということを意味
    しています。いつでも身につけているものではなさそうですね。でもノートPCよりは気軽に持ち歩けます。
    他にもiPhoneとの違いがあります。アップルの製品ビデオをみると分かりますが、iPod touchやiPhoneとは
    異なるUI部品があるようです。そして、"iWork"のiPad版が発表されています。これもいままでのiPhoneに
    はなかったものです。

    NetbookやノートPCと比べると、また別の違いが見えるでしょう。

    iPadを使う場面はどこでしょう。発表の場では、Steve Jobsはソファにすわって操作していました。ソファ
    で使う、つまりリビングで使うコンピュータとして考えているんだろうな、ということが想像できます。雑
    誌アプリケーションのデモがありました。ソファに座って雑誌を読む端末にもなるのですね。手帳アプリケー
    ションは、卓上のスケジュール帳として使いやすそうに見えます。オフィスの机上においてもいいのかもし
    れません。iWorkも、仕事の道具ですしね。

    「誰が使うのか」「いつ使うのか」を想像しつつ、製品の属性(大きさ、重さ、機能、操作性)・サービス
    (iTune Store/iBoks)等を眺めていくと、いろいろなことが見えてきそうです。マーケティングのフレーム
    ワークにあてはめてみても、発見があるかもしれません。自分だったらiPad用にどんなアプリケーションが
    欲しい考えてみるのもいいかもしれません(そういえばtwitterで古川享氏 が、やまほどアイディアを出して
    いましたね)。もしMacを持っていて多少なりともプログラミングができる人なら、開発キットを手に入れて、
    シミュレータで遊んでみるのもよいでしょう。

    iPodにもし少しでも興味があるなら、こうやってiPadのコンセプトを想像して楽しく頭の体操や暇つぶしを
    しながら現物をまつと、いきなり現物をさわるよりも面白いと思いますよ。





    ■あなたのライフにラブをプラス 北川佑佳

    NHKのBSで4月から始まる新番組の“β版”として、3月に「ラブプラス」が
    特集として放送されるそうです。
    「ラブプラス」といえば、品切れ続出で一時入手困難な状態に陥ったほどの
    超人気ニンテンドーDS用ソフト。2009年9月に発売され、たったの2ヶ月で
    販売本数15万本を突破しました。
    内容は、転校先の高校で出会う、それぞれ同級生・後輩・先輩の3人の
    女の子の中からお目当ての1人を選び、彼女との仲を深めていく恋愛ゲーム。
    そしてめでたく告白されれば、なんとその彼女との恋人生活も楽しめてしまう
    というシロモノなのです。

    かく言う私も、その噂にむくむくと好奇心が湧いたため、年末にゲットし、
    おまけに攻略本までそろえてプレイした身であります。(アラサーの独身女です)
    驚いたのは、その会話やセリフの豊富さ。
    デートや登下校をはじめとして、彼女に直接呼びかけて返事をしてもらえる
    ラブプラスモードなんてものまで内蔵されているのです。

    攻略対象である「高嶺愛花」、「小早川凛子」、「姉ヶ崎寧々」をTwitterで
    探してみると…出てくる出てくる、たくさんの彼女たち。
    全国の彼氏に、定期的に返信しています。マメで一途な女の子なんですね。

    「ラブプラス」を持ってディズニーランドにでかけた様子をブログに投稿したり、
    果ては海外で結婚式を挙げ、それを動画サイトにアップする男性まで現れるほどの
    人気ぶり。(後者はヤラセではないかとの疑惑もあるようですが…)
    なぜここまで男の人たちが「ラブプラス」に夢中になるのか、実際に周りにいる
    男性陣にプレイさせてみて理由を答えてもらいました。

    まずは、数年来の付き合いの恋人がいるメーカー勤務のAくん28歳。
    「告白のセリフが結構よかった。ゲームやから当然やけど、ずっと自分のこと
    好きでいてくれるってのがええんちゃう。絵も可愛いし。こんな子いたらなーって
    いうドンピシャをついてるから売れたんやと思うよ」
    ほうほう。冷静な分析ですね。

    続いて、マスコミ関連の企業に勤めるBくん26歳。彼女はいません。
    「寧々さんのおっぱいがでかい。それは認める」
    それだけか。そしておっぱいか。Bくんは、デートの時に彼女の胸のあたりを触ったら
    「それ、嫌!」と一蹴されたそうです。

    最後に、31歳のCさん。IT企業で管理部門の仕事をしています。
    AくんとBくんには、私のソフトを貸してプレイしてもらいましたが、Cさんは既に
    購入してご自身のものを持っているとのことなので、その魅力を思う存分
    語ってもらいました。
    「女性が好みに応じて髪形や服装を変えてくれるのがいいですね。声優さんも
    魅力的です。(中略)データセーブも3つできるので女の子たちを同時に(後略)」
    すみません、とっても長いメールだったので縮めさせて頂きました。

    ニュースで取り沙汰されているほどの熱狂ぶりとまではいかないものの、やはり
    男性にとっては楽しいゲームの様子。
    女である私も、時に大爆笑し「こんなこと言う女がいるかっ!」と誰もいない部屋で
    ひとりツッコミを入れながらも、彼女たちに「大好きだよ」と囁かれると、これが萌えと
    いうものかと感慨深くもなったものです。

    次回作の制作も決まり、発売元の(株)コナミデジタルエンタテイメントは「呼んで
    ほしい名前を大募集!」と公式サイトで謳っています。
    店頭で見かけた時は、騙されたと思って手に取ってみるのもありかもしれません。
    本気で恋をしても誰も責任は取れませんが、彼女はずーっとそばにいてくれますよ!
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