2010.01.24 Sunday
“脳に問題を持った青少年達の治療と精神的ケアを目的とし研究をしている”クリスチャニア医院を舞台に展開する物語。
主要登場人物のほとんどが神経学的マイノリティである。
1巻は、まるで凄く上手い人が、脳を半分殺すよう自制して描いているような危うさがあって、つかもうとした時には描き手の核心がするするとページの先に逃げていることが、読んでいるぼくの気持ちをひどくドキドキさせた。
だから、当然、待望していた2巻である。
ところが、驚くことに、その奇矯な部分は収束するどころか、拡大拡散する。
特に39ページからの「Samba de Bencao」をBGMに展開する8ページの傍若無人さは、なんだ。なんなんだ。抜けるように笑ってしまった。
設計図を野放図にどこまで変換できるかというチャレンジなのではないかとすら思う。
漫画内漫画も、すげぇな、なんだか。
ものすごいクオリティでやばいものを読んでるような奇妙な興奮。走ってるギリギリのラインが見えなくなって、目が離せない。
→望月ミネタロウ『東京怪童』スゴイ






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