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米光 一成
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麻野 一哉, 飯田 和敏, 米光 一成
ゲーム作家3人が、『恋空』『蹴りたい背中』『ナラタージュ』など女流作家の恋愛小説20冊を読んで、恋、小説、ゲームについて徹底討論&馬鹿話。あらすじ漫画つき。
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石黒正数『ネムルバカ』でうるうるした
石黒正数『ネムルバカ』を読み終わって、うるうるしている。

おもしろかったなー。
大学の女子寮。バンド活動に打ち込む先輩鯨井ルカ。何に打ち込めばいいのかわからない後輩の入巣柚実。
「あ〜何もねーのかよ」
「冷蔵庫にギョニソが一本」(ギョニソ→魚肉ソーセージ)
「つか なんで起こすんだよ 晩メシなんて寝飛ばしちまえばいいだろ」
何気ない日常の描写、積み重ねられるふたりのキャラクター。
どのくらい掘れば先に進めるのかわからない分厚い壁、「先の見えない先行投資って空しいな」とぽつりとつぶやくのは先輩。
無茶するのは実は後輩で、隠れた自分の才能に気づかない(先輩は気づいている)。っていうか、それは才能なのだろうか。というような絶妙な設定(ネタバレになるから書かないけど、すごくいい)を、するっと軽く扱う。今っぽいくだけ方。
アーティストの卵が集まるショップの戯画化。
「あー駄サイクルだねー 輪の中で需要と供給が成立しちゃってるんだよ 自称ア〜ティストが何人か集まって そいつら同士で 見る→ホメる→作る→ホメられる→見る→ を繰り返しているんだ」
と腐しつつも、「駄サイクルの輪は自称ア〜ティストに限らず色んな形でどこにでもある…」と自分をふりかえる。
「妄想ってのは 妄想の中でウソを演じてる限り 絶対実現することはありえないの」
後半はベタな盛り上がり方をするんだけど、そこにいたるまでに、ふたりに共感を寄せているから素直に盛り上がれてしまう。
1巻完結で、しっかりと心に残る傑作。


すぐさまamazonで石黒正数『それでも町は廻っている 1 』石黒正数『Present for me 石黒正数短編集』を買う。
| BOOK | 11:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
インタビュー記事など
インタビュー記事とか座談会記事で、WEBに出た最近のモノをいくつかー。
インタビューされるとアイデアがざくざく出てくるので、とても楽しい。

■CarSensorEDGE.net
ゲームクリエイター・米光一成が勧める「世界を"遊び場"に変える3冊」

読書の楽しみについて。発想するとはどういうことか。など。
『サはサイエンスのサ』『天才 勝新太郎』『タロットの魔法 未来からの伝言』の3冊をオススメしています。


■週刊ハタラキング
優木まおみのぶっちゃけ大変でした!〜20代、わたしの仕事〜米光一成

コンパイル時代の話。
“プログラマーとデザイナーが冷凍マグロかなんかでチャンバラごっこをしてるんです。さすがに「ちょっとおかしい」と思いながら、社長の部屋で面接を受けました。”


■週刊ハタラキング
優木まおみのぶっちゃけ大変でした!〜20代、わたしの仕事〜米光一成:後編

『ぷよぷよ』とスティングに移ったころの話。
“仕事開始はまだ先なのに、冷暖房も止まってる部屋で、さっそく企画書つくったりしてました。バケーションの期間も、やってることはゲーム企画。ほんと、ゲーム作るの好きなんです。 ”


■桐原書店「TOEICR TEST スーパーコーチ」
TOEICR TEST スーパーコーチ@DSの現場レポート

米光がインターフェイスデザイン等をアドバイスした『TOEIC(R) TESTスーパーコーチ@DS』を授業で取りあげている様子。
“2009年12月のある日,立命館大学衣笠キャンパスの情報演習室では,激しいROCKのリズムが流れるなか米光一成教授の授業が始まった。”“米光教授はアニキのような存”とロックンロールなキャラになってて面白いよ!


■実況野郎Bチーム
ライターの夜は酔っぱらってまた明ける〜先輩ライターたちと座談会編
たろちん、豊崎社長、藤田香織、米光一成の呑みながら座談会。
| WORKS | 11:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
白井弓子『WOMBS』凄ぇ
『WOMBS』、凄げぇ。凄い設定。

“妊娠している雌だけが飛べる”現地生物ニーバス。その体組織を自らの子宮に移植して転送能力を身につける女だけの特殊部隊の物語。

妊婦軍隊モノである。
WOMBS、「子宮達」である。
勇ましい軍曹は、少しお腹の出た女性。いや、軍曹だけではない転送兵すべて妊婦なのである。
この一点が違うだけで、エイリアンとの戦争マンガが、一転して、まったく読み心地の違う新しいものになっている。
どこに連れて行かれるのか想像もつかない1巻で、なんだか、うかつに感想を書くのもはばかられるようなゾクゾクするオープニング。続きが待ち遠しい。
作者は白井弓子。『天顕祭』で、2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門受賞。初の同人誌受賞作品ということで話題になった。
| BOOK | 15:40 | comments(2) | trackbacks(0) |
『パーソナリティを科学する』を読む
外向性Extravesion
中脳ドーパミン報酬システム。報酬を求め手に入れることを増強。肉体的な危険、家族の安定欠如。

神経質傾向Neurotisism
扁桃および大脳辺縁系、セロトニン。警戒、努力。不安、うつ。

誠実性Conscientiousness
背外側前頭前皮質。プランニング、自己抑制。融通のなさ、自発的反応の欠如。

調和性Agreeableness
共感要素。調和的社会関係。ステータスを失う。

開放性Openness
心の連想の広がり。芸術的感性、拡散的思考。異常な信念、精神病傾向。


P222に出てくる「まとめの表」を元にしたが、こういうふうにまとめると本書のおもしろさは、あまり伝わらない。

ダニエル・ネトル『パーソナリティを科学する―特性5因子であなたがわかる』は、「特性5因子であなたがわかる」という副題の通りの本だけど、「わかる」というのはどういうことか混乱してしまうほど、誠実な内容になっている。

“相関関係(γ)とは、ある数量が変動するときに他の何らかの数量も変動する場合、その変動の度合いを示す指標である。相関関係が1ということは、第一の数量が第二の数量の変動の仕方を完全に予測できることを意味する。相関関係が0ということは、ひとつの数量が変化するとき、それは他の数量について何の情報も与えないことを意味する。人間の身長と体重の相関関係は、およそ0.68である。”P29
多数の行動や特徴について相関関係を考慮しようとすると、計算すべきことが幾何学級数的に増える。そこで、データの冗長性(リダンダンシー)を取り除く因子分析でスリムにすると、“しばしば五つの因子が引き出される”P36。

外向性Extravesion
神経質傾向Neurotisism
誠実性Conscientiousness
調和性Agreeableness
開放性Openness
が、五因子につけられたレッテルだ。

ターマンさんのパーソナル評定と死亡者の相関を研究を五因子に当てはめると、誠実性の高い人の死亡確率が低いことがわかる。
もうひとつ、外向性が高ければ、死亡確率が高い。

この五因子の本のおもしろさは、自己啓発的な励ましではなく、「外向性が高いと死ぬ確率あがるぜ」っていうような、ただの分類もしくは科学であろうとするところだろう。
因果関係ではなくて、あくまで相関関係なんである。

“外向性とは、ポジティブな情動の反応に観られる個人差である。外向性のスコアが高い人は反応性が高く、仲間、興奮、達成、賛美、ロマンスなどの快感を手に入れるために必死になる”P104
“外向的たらしめるものは、腹側被蓋野、側座核、およびそれらの投射路を含む、一連のドーパミン系脳領域における高い反応性”P107
すべてのパーソナリティ特性が、どれが良い悪いではなく、それぞれのメリットデメリットがあるという立ち位置で語ろうとする。
「神経質傾向」という言葉はマイナスな匂いがするが、神経質傾向が高い人は、必死で努力する。失敗を恐れる傾向がその動機だ。とメリットを紹介する。だが、いきすぎるとワーカホリックになる。
“ワーカホリックには神経質傾向が高い人が多い”P137。
(カルロス・ゴーンや宮沢賢治などマゾヒスティックな性格がもたらす成功例を取りあげた矢幡洋『マゾヒスティックな人格―敗者復活する人と敗者のまま終わる人の心理学 』が、このあたりを詳しく扱っていてちょーおもしろい)

「誠実性」も素敵な面ばかりではない。
“誠実性とは、人が内にもっている基準やプランに固執すること”であるし、誠実性が高いと知能は低い(というか、強くはないが相関関係がある)。頭の切れる人は一人で勝手にやっちゃうので、組織的方法と訓練を学ぶ機会がないから。という説明が書いてある。

調和性の「良さ」について、その集団内では「良い」が、それは、集団自体にとって「良い」ことではない。という指摘もおもしろい。

五因子モデルの発達には、ゴールドンさんが、類義語集を使って、性格を描写する用語を研究したパーソナリティ語彙的研究が大きな意義をもたらした。と最初のほうに出てくる。
その後、言葉のもつ問題には直接ふれられないのだが「性格」を扱うとき、共通の了解とされる言葉がはらむ問題にガリガリと振れながら、本書は、“自分の基本的なパーソナリティの傾向が今と違っていてほしいと願う理由など、まったくないということである。(…)自分が受け継いできたパーソナリティ・プロフィールの強みを利用し、弱点からくる影響をできるだけ小さくする”というところに着地する(最終章のタイトルは「自分の声で歌え」だ)。

付・パーソナリティ評定尺度表。

余談。
andymori『ファンファーレと熱狂』(MySpace)、素敵な歌。
| BOOK | 10:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
夜のゲーム大学4「ゲーム製作のキモ。作れ壊せまた作れ」
2010年4月4日の日曜日。
第4回だから4月4日、4でそろえたぜ。
阿佐ヶ谷ロフトA夜のゲーム大学4「ゲーム製作のキモ。作れ壊せまた作れ」開催デス。
夜のゲーム大学

【タイトル】
「夜のゲーム大学4」

【サブタイトル】
「ゲーム製作のキモ。作れ壊せまた作れ」

【場所】
阿佐ヶ谷ロフトA

【時間】
OPEN 18:30
START 19:30

【前売料金・当日料金】
前売¥1,500/当日¥1,800(飲食代別)


【宣伝告知文】
大好評「夜のゲーム大学」第四弾。今回はついに「ゲーム製作のキモ」というド真ん中のテーマでエンタテインメントな授業を披露。ゲームと音楽を一緒に作り、ゲームをその場で生みだし、ゲームを実際にプレイする。ボードゲーム「すごろくや」店長も乱入! ゲーム製作のキモを、現役のゲーム作家が授業する。授業っても、研究発表みたいな退屈な授業はやらない。授業そのものがゲームであり、エンタテインメントショーだ! ぜひっ。

【出演】
麻野一哉(ゲーム作家/慶応大学日本語日本文化センター非常勤講師)
代表作『銃声とダイアモンド』『トルネコの大冒険』『かまいたちの夜』等

飯田和敏(ゲーム作家/デジタルハリウッド大学教授)、
代表作『ディシプリン*帝国の誕生』『アクアノートの休日』『巨人のドシン』等

米光一成 (ゲーム作家/立命館大学映像学部教授)
代表作『ぷよぷよ』『BAROQUE』『キングオブワンズ』等

三人の共著に『ベストセラー本ゲーム化会議』(原書房)『日本文学ふいんき語り』(双葉社)『スピンドル式 鍛えない脳』(しょういん) 『恋愛小説ふいんき語り』(ポプラ社)がある。


前売チケットはローソンチケット【L:35487】にて3月1日より発売開始!

これまでの夜のゲーム大学:こどものもうそう


余談。
桝田省治『ゲームデザイン脳 ―桝田省治の発想とワザ―』が3/12発売。
楽しみに待ってるのであった。
| game | 19:20 | comments(1) | trackbacks(0) |
レイ・カーツワイル『ポスト・ヒューマン誕生』の凄い未来予測
レイ・カーツワイル『ポスト・ヒューマン誕生』
「GNR革命(遺伝学・ナノテクノロジー・ロボット工学)で社会が大きく変わる」「特異点(シンギュラリティ)で進歩が加速する」の2つを軸に未来を予測する本。
麻野一哉さんのレビューを引用すると
“GNRの発達により、プログラム可能な血液ができる。それは体内を自律的に巡るので、心臓は不要になる。肺も同様。というか、酸素を取り込む効率がよくなるので、15分くらいは息つぎが不要になる。酸素ボンベなしで海底を散歩できるのだ。すい臓はシールのようになるから臓器の形をとらなくていい。大抵の臓器が不要になる。骨格は必要だがもっと強い素材に置き換えられる。皮膚はセックスしたいので、おいておく。老化部位は若返らせる。原理的には人類は不老不死になる。”
さらには、人類バージョン2.0やら人類バージョン3.0の姿も示される。

脳のアップロードなんていう『マックス・ヘッドルーム』的未来、さらには脳をより強力にする「脳のポーティング」(“2030年の終わりには現実のものとなってるだろう”!)、しまいには、非生物的経験へ移行、意のままに体を作ったり変えたり、ヴァーチャル・リアリティのさまざまな世界を舞台とするヴァーチャルな体、ホログラフィで投影された体、フォグレットが作り出す体、ナノボットの大群やその他のナノテクノロジーの形態で組織された物理的な体(←これ、かっこいい)、いくつものコンピューティング基板に転々と移り住み、どの思考媒体より長生きするその人は、本当にわたしなのだろうか。うはー引用するために読み返してると、また興奮してきて、断片的に抜き書きしてしまった。以上、P420あたり。

「わたしは特異点論者だ」の章(特異点論者にはシンギュラリタリアンのルビがふられている。シンギュラリタンのほうがかわいいのに)の特異点論者宣言的なテキストは、勇ましい。
“臨界点(ティッピングポント)にさしかかっている今世紀中に、自己複製能力をもつ非生物的な知能をとおして、太陽系全体にわれわれの知能を拡散させる準備が整うだろう。そして、それは太陽系以外の宇宙へも広がっていくだろう。”
“「橋を足場にして橋を架け、さらにそれを土台として橋を渡す」(今日の知識をバイオテクノロジーへの架け橋とし、次にそのバイオテクノロジーの知識をナノテク時代への架け橋にする)方式により、寿命を劇的に伸ばすことだ。これにより、劇的な延命に必要な全知識はまだ揃ってないにもかかわらず、無限に生きる道が今開かれることになる。言い換えれば、今日全ての問題を解決しなくてもよいのだ。”
“解決できない主要な問題は、われわれがはっきりと表現できないもの、そしてたいていは、気づきもしてないものだ。したがって、問題と遭遇したときに重要となるのは、まずそれを言葉(ときには方程式)で正確に表現することだ。それさえできれば、問題に立ち向かい、解決するアイデアを見つけられる”などなど。
楽天的でB級な、でも破天荒でついつい夢中になってしまうSF小説を読んでいる気分になってくる。“今日地球上の全ての人間の脳を合わせたものよりも、一兆×一兆×一兆×一兆×一兆倍も強力だろう”(P591)って子供の喧嘩みたいになってるよ!

600ページ超えの『ポスト・ヒューマン誕生』を92ページに軽くまとめた本が『レイ・カーツワイル 加速するテクノロジー』。いかがわしいほどの面白さは失しなわれているが、まあ、どんなことを言ってるのか手っ取り早く知りたい人向け。もしくは『ポスト・ヒューマン誕生』を読んでぼーっとしちゃった後に読む感じか。
“人類が石の道具や火、車輪などの技術を生みだすまでは、さらに数万年を要しただけです。16世紀に誕生した印刷技術は普及するのには百年ほどしかかかりませんでしたし、現代の携帯電話やミュージックプレイヤーは数年単位で普及しています”P14
“かつてのコンピュータは、大きな会議室ほどの大きさがありましたが、今ではわたしたちのポケットに入ります。それが衣服のなかに組みこまれるのは、もうすぐのことです。そして、より小さくなり、パワーを増したコンピュータは、次にわたしたちの体内に入ってきます”P49
“人間はみな非常に似た構造の脳をもっていて、すべての人類における遺伝学的な多様性は、ヒヒの一群の多様性よりも少ないのです”P58
“2020年には1台のコンピュータがひとりの人間の知性を凌駕する。そして、2045年には人間の知能の10億倍の能力をもった人口知能が登場し、人類とテクノロジーの関係が「特異点(人間の能力が根底から覆り変容するとき)」に達するという”P64

あとがきにカーツワイル氏の未来予測が「フォワード・キャスティング法」だという指摘があり、未来予測には「フォワード・キャスティング法」「バックワード・キャスティング法」があることが紹介される。

技術の状況や歴史を分析し、積み重ねるように未来を予測する方法が「フォワード・キャスティング法」。
フォワード・キャスティング法は、大きな構造変化が生じないことが前提の予測方法。もし大きな構造変化が生じると予測と食い違ってしまう。
あとがきでは何故か、カーツワイル氏の未来予測が古典的な「フォワード・キャスティング法」だと書かれてあるのだが、古典的かなー。「特異点」という概念は「大きな構造変化」とほぼ同じで、「特異点」を設定したおかげで、実はどんな予測だって可能になってしまっている。急激に未来の可能性が開かれちゃうので、まったく恣意的にチョイスできる。これって巧妙にフォワード・キャスティング法のルールをちょっとだけ逸脱している。だから、カーツワイルは荒唐無稽な未来像を示せるのだ。
もうひとつの「バックワード・キャスティング法」は、将来の社会を想定して、そこから逆に我々は何をするべきかを推測していく方法。
つまり、この二つの方法だと、未来予測はどちらにせよ、予測というよりも、希望的観測なのだけど、まあ、そもそも未来予測ってそんなもんだろうな。
| BOOK | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
宮崎駿とタロット
米光ラジオ、平日毎日24時30分から30分だけ生放送。昨日が第30回でありました。
その米光ラジオ第十五回でやった『崖の上のポニョ』はタロットの大アルカナが象徴する通りに物語られる巻。

なぜ「崖の上の〜」なのか。なぜポニョは水道水で元気になるのか。なぜポニョは喋れるようになるのか。なぜリサは止めるもの聞かず車で暴走するのか。なぜ発電機が止まりランタンを使う描写が丁寧に描かれるのか。なぜ、後半、死のイメージが濃厚になるのか。なぜポニョがぐりぐりすると赤ん坊がむずがるのをやめるのか。なぜおばあちゃんたちは元気に走れるようになったのか。
すべて、これ、タロットの奥義を伝えんがためであります。
という設定で、ポニョを解釈しよう、というネタなんである。

少し編集したバージョンを、ニコニコ動画にあげたので貼っておく。







参考文献は、『崖の上のポニョ 絵コンテ』
タロットに関しては、タロット:こどものもうそうを参照してください。
| カード | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
『TOEIC TESTスーパーコーチ@DS』出たよー
TOEICテスト学習のためのDSソフト『TOEIC TESTスーパーコーチ@DS』(公式)が発売になった。

マニュアルのクレジットでは、米光一成はゲームデザインってなってるけど、ゲームじゃないからなー。アドバイザーみたいな役割だった。

「ミニゲームを入れる」みたいな案も出てたのだが「いやいや、そんなことする時間があるなら、メインの学習部分をしっかりとモチベーションを高めて楽しく続けられるようにデザインすべきです」と力説して、スーパーコーチモードなど「モチベーションを高めるシステム」をいくつか提案。
あれこれと相談した結果、スーパーコーチモードの導入を決定。
プレイヤーがどの問題を正解したか、問題の難易度とテストまでの期間を総合的にチェックして、その時にやるべき問題をセレクトするというシステムだ。出題されるのは、TOEIC界で有名なJay先生が作ったTOEIC対策オリジナル問題と、本試験に準じた模擬試験問題。
ユーザー専門のコーチがそばにいる状況をDSで作り出そうというのが目標。

コーチ部分のテキストは、Jay先生や桐原書店のスタッフと相談して、米光が書いた。
ぼくは、学習ソフトに、中途半端なゲームが入ってるのって嫌いだ。学習ソフトは、ちゃんと学習部分がおもしろく、モチベーションを維持できるように作るべきで、オマケにゲームを入れても意味がない。
なんというか、ゲームになっていないような中途半端なモノが、学習ソフトにオマケでついていることが多いが、腹立つんだよな、ゲーム好きとしても!
そうじゃなくて、ゲームがもっている「おもしろい!」「続けたくなる」「またやりたくなる」というパワーを、しっかりと学習デザイン部分に盛り込むべきなのだ。

『TOEIC TESTスーパーコーチ@DS』で、スーパーコーチモードの導入や、全体の流れや、英単語テストと英熟語テストのシステム、インターフェイスなど、アドバイザーみたいな立ち位置で、あれこれ助力した。
すごくいい経験になった。いい学習ソフトができたと思う。

問題数が多く(この手の中では一番多いんじゃないかな)、特にTOEICを初めて受ける人や、まだ800点以上じゃないよとか、英語学習初心者ですとか、TOEICのソフトってわりとTOEIC出題レベルからはじまるので難しくてちょっとしんどい、なんて人には、簡単な問題からスタートできるのでオススメ。

今回は、問題の形式などがすでに決まった段階で、米光は参加したので、次からは、ぜひそういった部分も含めてシステムデザインに参加したい。
楽しくてやめられなくなる英語学習系のソフトをマジで作ろうと思ってるところは、ぜひ声をかけてください。
| WORKS | 01:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
文章推敲をUstream生放送してみて
『文章改善道場1on1』3回やった。
7人7つのテキストを推敲した。
基本的に「推敲する17のポイント」に基づいた改善を行っている。ので、好みとかのレベルとは無関係な推敲である(そのあたりわりとチャットと補完関係にあるかも)。
本当は、もう少し一緒に改善していく感じでやっていきたいんだけど、それはUstream中継やりながらは難しい、ってことに気づいた。
もっと本人とじっくり話す(しばらく沈黙して考えてもいい)場じゃないとできないこともあるな。
ちょっといろいろな方法を試していきたいと思います。

余談。
PSPの『100万トンのバラバラ』が、Qixアレンジの楽しそうなゲーム。「勇者のくせになまいきだ」チーム+アクワイア。ちょっと遊んでみたい。
| 講座 | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
「文章改善道場1on1第三回目
「文章改善道場1on1」第三回目、
2月24日24時30分から、やるよー。

米光が講師をやている宣伝会議の「プロフェッショナルライティングコース」が2月27日スタート。
この講座は、隔週土曜日の講義だけでは終わらず、ネット講義もあるのです。
そこでスタート前のネットプレ講義として「文章改善道場1on1」を開催しております!の3回目です。

UstreamとSkypeを使って、
書いた本人と米光が原稿を挟んで切磋琢磨、より良い原稿に改善していく模様を生放送。

今回は、ソフトバンクの「週刊ビジスタニュース」掲載を目標に、5つのテキストを、5人連続で!

テキストは↓
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| 講座 | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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